國民貯蓄五百億突破に際して(二)

AI要約 (β)
この文章は、国家の大規模な事業を監視・推進するために、国民一人一人がその能力を最大限に発揮し、戦力増強に集中する必要があると述べています。特に、大東京地域の物資を全面的に活用し、人力と物資を効率的に動員するためには、国家が多額の資金を投入する必要があるとしています。しかし、その資金が購買力として放置されると物資の蓄積が阻害され、国民生活や事業遂行に混乱を招く恐れがあるため、再び国家に還元し、生産力の拡充に使うことが重要だと強調しています。国民には、購買欲を抑制し、国家に貢献するよう呼びかけています。
pid
3573954
date
0000
note
商品番号 : AK-696, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
内閣總理大臣 東條 英機
duration
182
persName
内閣總理大臣 東條 英機
publisher
ニッチク
この大事業監視のためには、まず一億国民の一人一人が、その能力を余すところなく、戦力増強の一点に集中いたしまして、平時に崇拝する活動を行い、 大東京営県内の物資を全面的に活用いたしますることが急務であるのであります。 しかして、大東が全域にわたって、広く人力を動員、また円滑に物資を動員いたしまするためには、国家が多額の資金を放出せねばならないのであります。 しかして一方、この多額の資金が膨大なる購買力となり、そのまま放置されるにおきましては、物資の蓄積は著しく阻害せられ、 ついには、転送遂行の上にも、はたまた国民生活の上にも、有識混乱を超ずることとなるのであります。 ここにおきましてが、国家が放出いたしたる膨大なる購買力を再び国家に還元いたしまして、後を限り物資の蓄積を図り、 これをさらに生産力の拡充に必要することが、転送遂行上絶対に必要となるのであります。 どうか諸君は、この間の事情をよく認識せられ、精鋭なる工軍商兵の費用のもとに、 各々の職域において、休んじて戦時生産力増強に精進せられるとともに、 ため、今日、諸君の有する購買欲を自発的に抑制し、これを国家に捧げ、もってこの上とも、国民住宅の増強に不断の努力を傾倒されたいのであります。