ソロモン海戰に就て(四)

AI要約 (β)
この文章は、ある海戦の結果として、アメリカとその同盟国の戦力が大きく弱体化し、太平洋および大西洋の作戦に大きな影響を与えることを述べています。特に巡洋艦や輸送船の喪失が通商破壊戦を有利にするとの見解が示されています。また、アメリカが日本のアリューシャン作戦を否定したが、後にその事実を認めざるを得なくなり、さらに日本の作戦を重大視していることが述べられています。アメリカ政府がデマ宣伝を行い、国民を欺いていると批判し、ルーズベルト大統領の政策がアメリカの敗北を招いたと主張しています。最後に、ソロモン海戦での日本海軍の勝利がアメリカ国民に真実を知らしめ、指導者たちのデマ宣伝に対する失望を引き起こすだろうと述べています。
pid
3574000
date
0000
note
商品番号 : AK-744, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
duration
194
persName
大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
publisher
ニッチク
本海戦によってベイエイト、ゴーシューとの集大がいよいよ弱化することとなり、 太平洋作戦の全局に対してはもとよりのこと、 引いては太西洋作戦にも極めて大なる影響を及ぼすことは、 限を待たないところであり、 ことに大量の巡洋艦並びに輸送船を喪失したことにより、 通軸側の通商破壊戦もいよいよ有利に展開されるであろうと思われるのであります。 先にアメリカは日本軍のアリューシャン作戦を否定したのでありますが、 ついでアメリカに実害なしと発表してその事実を肯定せざるを得なくなり、 さらに最近におきましては、 しきりに我がアリューシャン作戦を重大問題なりとし、 ことにこれを日蘇艦の問題に結びつけんとして、 宣伝これへ努めている有様であります。 事実を否定し、あるいは黙殺し、あるいは歪曲してデマ宣伝を出来上げることは、 彼らの最も得意とするところであります。 ハワイにおいて戦艦2隻を失ったにすぎないと発表して、 ハワイ海戦の第3敗を隠ぺいし、 またマカツサル海戦という架空の大戦火を宣伝しては、 ジャワ海方面における殲滅的打撃をことしているなど、 苦肉の策を漏していたのでありますが、 今回は輸送船団の損害のみは、これを認めているようであります。 さすがの彼らも、これを国民の目からひとくするには、 事実があまりに大きすぎたことと思われますが、 最近アメリカ国民が政府のデマ宣伝を信用しなくなったことは、 大いいえない事実であります。 もともとアメリカの指導者たちは、 各出先部隊のデマ古代報告に惑わされたのか、 デマ古代報告と知りながらあえてこれを宣伝していたかは別といたしまして、 単一反撃は安々とできるものである、 国民を信じさせていたことは事実であります。 また彼らがあくまで日本の戦力を過小評価していたことは、 争えないところであります。 もしも彼ら指導者たちが日本の実力をし、もっと慎重であったならば、 かかる敗北に次ぐ敗北は重ねないで済んだかもしれません。 アメリカの敗戦はかかる下手な戦いをなさしめる ルーズベルトの欺瞞政策によるものというべく、 ルーズベルトの欺瞞政策、米海軍を滅ぼすといい得ると思うのであります。 マカッサル海戦、サンゴ海海戦、ミッドウェイ海戦などのデマ宣伝によって、 日本艦隊はすでに壊滅したと教えられたアメリカ国民、 ソロモン海戦によって米英新編の連合艦隊を撃滅する我が海軍の堂々たる不尽を知るならば、 彼らの指導者の罪深きデマ宣伝に今さら愕然たるものがあろうと思われるのであります。 彼らの指導者の罪深きデマ宣伝に今さら愕然たるものがあろうと思われるのであります。