演劇:十二時会稽曽我(裾野対面の場)(下)
- AI要約 (β)
- この文章は非常に難解で、古風な言い回しや独特の表現が多く含まれていますが、要約すると以下のような内容です。 ある人物が、親の仇を討つために決意を固めています。彼は、仇討ちの正当性を主張し、相手に対して言い訳を聞く耳を持たないと宣言しています。また、彼の母親のことを思い、仇討ちを果たすことが自分の使命であると強調しています。彼は、仇討ちを果たすために行動を起こす決意を固め、仲間たちにも協力を求めています。
- pid
- 3576029
- date
- 1931-02
- note
- 商品番号 : 26129, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 演劇
- year
- 1931
- genre
- 演劇、演芸
- creators
- 福地 櫻痴居士[作詞], 市川 猿之助, 市川 荒次郎, 市川 八百蔵, 市川 段四郎
- duration
- 193
- persName
- 福地 櫻痴居士, 市川 猿之助, 市川 荒次郎, 市川 八百蔵, 市川 段四郎
- publisher
- コロムビア(戦前)
小なりといわばいいえ、まったくもって知らざること、大宮はたがゆんぜいは、たかのしれたるいてなるに、
冬にすぐれし河津殿、なみやみやみとうたるべき。
もっとも河津がろくめいは、またののごろうがおったりとも、
運命ならざるとわのかたき、なにをしょうこにしけずねば、
親のかたきとねろうよな。
たといえ古野のべんぜつにて、ことばたくみにもごすとも、
おんみが父のかたきということ、いずさがみにかくれなし。
このばにのぞみ、そのいいわけ、きくみみもどん、ふどうすげんね。
かたきせんにどころでの、きょうの小次郎さまのふしょぞんものさえ、
いっさくじつよりつぎきってのごがんびょう、おふたりさまのごごうごう、
それにおとってのりまするか。
たったひとりのおふくろさま、めいどまでのおふらみ、
このずみがおそろしいとはおぼしめさぬか。
へいしもはやくこのばをも、なぜおたちなされません。
かくことわりをもはしても、とくしんせずはぜひにおよばす。
うつぶたるのはときのうん、いざうちかかれころはときむね。
だきびかかりじわろうすけのり、ことにきひとるほどにもの、
おくれとるか、そのとのごろ。
しびょぞろ、すげんねぞろ。
きがちごはだかおともどごろ。
いまはうえのうんつかい、なんときいたか、これときむね。
だといみじんになればとて、かたきにこえをかけられながら、
すごすごたってはかばねのちじょく、おはなしなされ。
じわろう、だろう。
いや、わがみのちじょくもほまれもして、
しゃばとめいどのちちははに、こえをつくすが、
ふたりのねがい、はやわすれしか、ごろをときむね。
あんじゃひとさえおかえりなら、このときめもごいしょに。
しからばすがの、わかったのごろ。
くどもさげんもん、すげんねぞろ。
とじつどいめ、ひとすでおろ。
くどもさげんもん、すげんねぞろ。