講話:意義ある生活(下)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 山室 軍平
- 製作者(レーベル)
- ニッポノホン
- 歴史的音源ジャンル
- 講義、講演、演説
- 出版年月日
- 1923-06
- カテゴリ(AI 付与)
- 社会階級
- キーワード(AI 付与)
- 無産階級, 有産階級, 立法上の参与権, 行政上の監督権, 階級打破
- 注記
- 商品番号 : 15061, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講話
この心の不安と、その不安より脱出せんとする心の要求とは、
すなわち明日の生活の保障を許せざる無参階級に属する人々の一人味わい生むところでありまするがゆえに、
真に無参階級を愛し、その涙を拭わんと欲すならば、
非参階級に対しても有参階級に対すると同様に、
立法上の参与権と行政上の監督権とを強し、
その代表者の発言に誠心誠意を持って耳傾くべきであると信じます。
ある人は、昨日ごとき議論は階級打破を意味するがゆえに、
国家の人を危ぶくすると非難するのでありますが、
同じ陛下の席所、参なる納税閣の多省によって、
支配階級と非支配階級とに区別し、
その非支配階級に属する大多数の民衆を指定、
訴えんと欲するも鬱陶るところなからしむるこそ、
かえって国家の人を危ぶくする者なることは、
民間当からず、プロシアにあり、またロシアにありと信じます。
これ、憲定がすでに自身の当時、晩期討論に欠つべしと
仰せられたるゆえんであります。
現に、後原啓一のごとき、法権時代においては、
徳川将軍に逆権することすら許されざるしい一売賃である。
その義備たる一売賃が、徳川将軍にも必適、
内閣総理大臣の後半に上り、徳川将軍の四つにたる
徳川家里公を前権委員として、春々多数会議に近い説明得たるは、
すなわち明治既身の当時、改旧打破が行われたる賜物ではないか。
かるに今に及んで改旧打破を非難するがごときは、
実に次か到着の大なるものと信じます。