義太夫;仮名手本忠臣蔵六段目(二)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- (二代目)竹田 出雲[作詞], 三好 松洛∥作, 並木 千柳∥作, 竹本 津太夫, 鶴澤 友次郎[三味線]
- 製作者(レーベル)
- コロムビア(戦前)
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1931-10
- カテゴリ(AI 付与)
- 倫理
- キーワード(AI 付与)
- 禁酒, 老人, 怒り, 親殺し, 罰
- 注記
- 商品番号 : 35207, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
おいえもの、とりわえぬ。まずも手そのほう。
とくわえなき老人の身として、多くの禁酒、
穏積し老人調子にせられしら、いらぬすけどの、
はなはな感じられしが、積酒は営むは某君の御代、
殿に縁を振ようせし、その方の禁酒をもって、
穏積し老人持ちいられんの。
おそれいの身心にも、はなはまい。
とわって、なそれ、禁酒は封のままあいもどさるる。
と言葉のうちより、やがるおかえちがよりかねたりいらしや、
かんぺやがまやにさしおけば、はなとばかりにきもてんの。
母は涙のもろともに、
くらっかかな悪人すら、いまといういま、
親の罰思い知ったか?
はい、みなさんも聞いてくだされ、
親父殿が年よって、ご生のことは思わず、
むこのために娘をおごり、かねととのえて、
もどらしゃるをまちぶせしてはあり、
あのように殺してとったかねじゃもの、
天皇様がなくは知らず、なんでごように立つものだ。
親殺しの生きぬすみとに、
父をあててくだされのは、神や仏も、
聞こえませる、聞こえませる、
あの不幸者、おばえ方の手にかけて、
なぼりもろしにしてくだされ、
わしゃはらんたついのと、
みゅうなにぶせて、
なきいだ。
ご視聴ありがとうございました。