浪花節;俊寛(三)

作詞・作曲・編曲・実演家
酒井 雲
製作者(レーベル)
コロムビア(戦前)
歴史的音源ジャンル
浪曲
出版年月日
1935-03
カテゴリ(AI 付与)
友情
キーワード(AI 付与)
別れ, 懇願, 春寒, 友人, 船
注記
商品番号 : 28274, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
春は青い 椿は秋分かり 訪る鳥の頼りさえ 今は望みのうち絶えて 語るは波か松風か 侘しく暮らす春寒を 憐れと思い給えかし 春寒殿、そのお嘆きは去ることながら 我々両人許されて都へ帰る上からは 清森殿にお目にかかり 必ず御斜面の麻だるようにはがらいましょう それまで命大切に わずかの月日待ち給え 片身の品を差し出して 互いに別れをしむうち 船の用意ができました 乗らんとすれば春寒は よろめきよろめき 波打ち際ともずらしっかとひっつかみ のう情けな矢行きたもうか せめて九州の果てな までなりとも連れ給え と足ずれなして狂い嘆く 小手までなりと短罪も無情 春寒のやせ腕さっと振り放つ 力余ってよろよろばったり 船はそのまま おい、その船返せ戻させたまえおい 去りゆく船のならいにて あとは白波ばかりなり