講演:憲政に於ける世論の勢力(二)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 大隈伯(大隈 重信)
- 製作者(レーベル)
- コロムビア(戦前)
- 歴史的音源ジャンル
- 講義、講演、演説
- 出版年月日
- 1922
- カテゴリ(AI 付与)
- 政治
- キーワード(AI 付与)
- 世論, 国際政治, 憲政院, 市民平等, 法律
- 注記
- 商品番号 : 25006, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 講演
世論の勢力を歴史的に下坂、ここへ上る必要を考えますので、
国際政治の舞台においても、世論の勢力は大なるものである。
後世維新は何によって起こったかと、
四百年の武断政治を廃止する全く世論の勢力である。
四百年の封建政治を廃止して文献制を起こし、
市民平等の状態に変化したのは、これまた大なる世論の勢力である。
そうして法律の変算、省の自立、ついに憲法が発散に至ったのも、
これまた世論の勢力に次ぐわけでありますので。
過去のごとき世論の政治は、勢力は大なるものであってだ。
ことに憲政院のもとに全くこの憲政院の民情発達は、
世論に支配されるものであるということは知事でお互いである。
世論はすべて知識ある階級によって認められるものである。
そこにおいて知事かは、国民の指導者となって国民を導く、
世論を導く、ある場合には世論を指導するという力がなってはならんである。
しかし憲政院のもとに、政党の人は世論を指導する的な働きには起こったが、
近代、まだそのごとき知事とは見ないんである。
さらにこのたびの解散によって、初めて憲法実施以来解散の理由を明らかにして、
反対党の論するところと政府の論するところを対照して、
有名になる国民の前に訴えたということは、このたびには初めてである。
そこにおいても、求然として世論が今起こりあると知りませんが、
これは憲政院の発達のために必ず喜ぶべきことであると思います。