歌の歌い方 (一)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 外山 国彦
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 教育・児童
- 出版年月日
- 1930-06
- カテゴリ(AI 付与)
- 歌唱
- キーワード(AI 付与)
- 声, 姿勢, 呼吸法, リラックス, 口と鼻
- 注記
- 商品番号 : 51319, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 学芸
歌を上手に歌いますのにはどうしたらいいか、どんなことを勉強したらいいか、まずいい声になることが第一です。
それでは、いい声になるのにはどうするかといえば、体を丈夫にすること、病気をしない健康な体になって、そして良い姿勢で歌うことです。
その姿勢は、体操の時の休めの時のように、一方の足が一人手に体全体の重さを支えるような方にして、体を楽にしていることです。
でも、お腰から上、つまり上半身はいつでもまっすぐであることです。
大勢一緒に歌いますときには、体操の気をつけと同じような姿勢で歌います。
次は、呼吸のこと。歌うときは、深く吸い込んだ息が声になって出てくるわけなんですから、息は深くするのですが、
胸を広げるようにしますと、自然に深く入っていきますから、そのつもりで息をするのです。
でも、息をするときに肩を動かしてはダメです。さあ、ちょっと深く吸い込んでごらんなさい。肩を動かさないで。
鼻から吸い込む方と口から吸い込む方があるようですが、どちらでも間違いではありませんが、
あなた方がお話をなさるときには、どちらで息をなさいましたかと後で聞かれますと、
さて、どっちだったか自分でもわからないくらいに自然に口と鼻とで都合よく息をしているものです。
それなんです。歌うときでもお話のときの息の仕方のように、口と鼻と両方で自然に都合よく息をすればいいのです。
息をいたしますときに、スーッだとか、または、ハーッというような変な音のしないようにすることが大切なんです。
この次は舌、唇、歯、あごのことです。
良い声を出しますのには、声の出口をよく気をつけておいてやらなければならんのですが、
声が出てまいります途中で、肌、舌だの、唇なんかに邪魔をされないように気をつけることなんです。
歯と歯の間の開け具合で声はどんなにでも変わりますから、歯と歯の間のことをよく気をつけるのです。