歌の歌い方 (四)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 外山 国彦
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 教育・児童
- 出版年月日
- 1930-06
- カテゴリ(AI 付与)
- 音楽
- キーワード(AI 付与)
- 小歌, 声, 姿勢, 発音, 勉強
- 注記
- 商品番号 : 51320, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 学芸
小歌を歌いますのには、声の上げ下げや、声を長く伸ばしたり、短くしたりすることを正しくすることが大切であります。
つまり、曲をしっかりと歌うことであります。
そして今までお話しいたしましたような、姿勢いざの息の使い方である、口の形、つまり言葉をはっきり言うことなどに注意をして歌えば良いわけであります。
今試しに、出てこい出てこい、池の恋の小歌を歌ってみましょう。よくお聴きください。
声の鳴る音を聞いたら来い、聞いたら来い、というように歌うのですが、それを出てこい、出てこい、池の恋、そこの松物茂った中で、なんていうように間違えて歌っては何にもならないのです。
声を長くするところと短くするところは、よく気をつけてやらなければなりません。
また、高さ低さというのもそれと同じことでありまして、出てこい、出てこい、池の恋、そういうふうに申しますと、それはダメです。池の恋というところの高さが間違っています。
ですから、声の長さや短さ、または高さ低さをよく間違えないように気をつけてすることが大切であります。
前からよく歌いたいと思う人は、他の方が歌っていらっしゃるときにそれをよく聞くことが勉強の大事なところであると申しておりますが、よく聞くことを必要といたします。
今一度、出てこい出てこいの小歌を歌ってみましょう。お聴きください。
出てこい 出てこい 池の恋
そこの松の茂った中で 手の鳴る音を聞いたら来い 聞いたら来い
出てこい 出てこい 池の恋
岸の柳のしだれた影へ 投げた柳笛が見えたら来い 見えたら来い