初陣の東郷平八郎(三)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 小笠原 長生∥原作, 栗島 狭衣∥脚色, 栗島 狭衣∥脚色, 寿々木 米若
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 浪曲
- 出版年月日
- 1932-09
- カテゴリ(AI 付与)
- 戦争
- キーワード(AI 付与)
- 平八郎, 戦況, 父親, 兵士, 勇敢
- 注記
- 商品番号 : 52458, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
たまりかねたる平八郎、 すっと抜け出た本陣の崖の上にと駆け上がり、
松の木の間に身を寄せて、 小手をかざして見てやれば、
うきうききってわかとうが。
お坊ちゃま、た、た、たいへんでございますよ。
腕に覚えのめんめんが、おこだちかざして待っていても、
お貝は一人もあがってこない。
いくら長い刀でも、軍艦までは届きませんよ。
うーん、して父尾は無事か?
大馬の様子は?
はい。
え、なんといっても、一番大馬で目印になるところだから、
びゅうびゅうびゅうびゅう玉が飛んでくるので、
ひと通りでない苦戦のありさま。
それにまあ、けなげなは奥様でございます。
氷牢型のお手伝いで、大きな鍋にさつま汁、
それを運ぶ足元に、
玉の破裂で土げむり、
その中をびくともなさらん大胆不敵、
やもう坊ちゃま。
ともい午前か半月の
だれがわりで
ございましょう。
かたるんきでひはじろう
おやおきずくんこうしん
まくおとがかおにあらわれて
もゆるきしをみたあまり
かんなんきえたあらん
あしまかしてかけだしたが
やまてしばしものなす
めおもきわがずとむ
きみのそばをすずておいて
けちにはやるとちでない
かかのほうしはあえず
せんこくなる