皇道精神(二)

作詞・作曲・編曲・実演家
荒木 貞夫(陸軍大臣・陸軍中将)
製作者(レーベル)
ビクター
歴史的音源ジャンル
講義、講演、演説
出版年月日
1933-06
カテゴリ(AI 付与)
理想
キーワード(AI 付与)
平和, 優武, 使命, 国民, 国体
注記
商品番号 : 52771, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 講演
皇国日本の究極の理想は、神聖なる平和の栄光を舞台に変装せしむるにあります。 建国精神の一つである優武は、長千万難を背してその理想を実現せしめる手段であります。 しかもその優武は、最も崇高なる公明・正義・人治の思想をその根幹となしておることは、もう数までもありません。 断固を一貫して、しかも常に新たなる意義に生きつつある我が建国の大理想、古今東西を通じて常に真善美の極地であるところの我が行動の大精神、 その二つの道徳的信念をもって全世界、全宇宙を拘否せんがために、我々は行動を抑算し、閉局を開き、混沌を正し、 さえ千万人といえども、我、床の熱烈なる息に燃えて、宇宙を内進するのが我が日本国民の永遠の大使命であります。 その大使命を遂行するためには、いかなる困難に遭遇をしても、決して死に殉じゅんしてはなりません。 政治を勝脱し、あくまでも断固をするのが、ながち我が公国本来の面目であり、あれが実在の力が、ながち幸運であります。 今や他においては、依然として弱肉強食の怒骨なる紛争が、国際政治をますます不安ならしめております。 いわゆる世界的不況は、別国の経済界を極度に混乱ししめております。 またうちにおいては、国民生活の苦悩が深刻を極めておりますがいえに、一面、成長不悪なる公理主義、類物主義等の外来思想がばっこし、 妊娠は遺廃し、水通豪献の夫婦は失われ、国家に対する修正方向の観念さえもようやくうちを払わんとしております。 この危機にあたって我々国民は、何よりもまず日本人たるの賢慈と慈覚とを喚起し、 建国の大義を理解し、採得し、人生地をすすり、骨を削っても、国体を国体に導くがごとき党党たる悪風潮は断然絶滅してしまわなければなりません。 同胞諸君、何して我々が目覚めなかったならば、公国の伝統は真に安短たるものがあります。 これここにあえて、九千万同胞の奮起をこいねごうてやまぬ言であります。