菅原伝授手習鑑(寺子屋の段)(四) ア是非に及ばず首打って
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 竹田 出雲(初代)[作詞], 鶴沢 友次郎(初代)[作曲], 豊竹 古靭太夫, 鶴澤 清六[三味線]
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1934-11
- カテゴリ(AI 付与)
- 文学
- キーワード(AI 付与)
- 身代わり, 成長, 寺子, 困難, 松桃
- 注記
- 商品番号 : 13392, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
私にはよわず、首を手渡すと受けよわたした。
我は、あなたがある寺子の家、いずれなりとも身代わりと思って帰る道すがる。
あれか、あれか、と読み終っても、
戯れの家のご誕生と、戸惑れの中で育ったとは、
山にでも見つかる。
すせんごぶんのすげたり、
ごまいとわしよ、
わそわしよ、
戸惑れの中で育ったとは、
山にでも見つかる。
てんぼうのしぱやつよ、きにや。
この寺入りの子をみれば、まんざらからすぐさに、
ともいわれぬきりょう。
いったん身代わりでわざむ自分のまさへのがれたらば、
すぐにかわちへもともするしや。
いましばらくが、
たいちのばしょとかたれば、
にょうぼう、またむせや。
その松桃というやつは、
あの三つ子のうちのあるもの。
わかにみのかぶは、やわにしているぞい。
さあ、そこがいちか。
まちか。
きごぶとしんごぶは、そうものこばるもの。
むざしにたることのものがくり、
よもやにしともじ。
が、よしまたそれとわらわれたらば、
まつおめもまっふたつのころやつばらきってして、
かなわぬときもわかにみものとも、
いちでさんずのほんとも、
かむんでほすげと、
ほんはひとつのなみ。