評議会 昭和十三年 其一 コマ210
- コマ
- 210
- 巻
- 評議会 昭和十三年 其一
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- 2518
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の検討若くは検挙の事実に拠る敵援資格適格性等の論
議に依つて身分上の措置を表決致す様なことは固より行は
れませんでした唯だ今後に於ける事態の推移、内外情勢の判断
に基き総長に於かれて全責任を以て慎重に本件を処理せらるゝ
と思はれます
其他学科課程の改正等二三の報告事項があつて午後時
無事開会せられました
田中氏
(以上)
右原案ニ関シ
本件ヲ議題トセル以上表決行為ヲ行ハザルコトハ己ムヲ得ザルモ総
長ニ於テ評議会ノ意思ヲ取纏メラレ度シ
ト述べ議長トノ間ニ応酬アリ
又経済学部敵復会ノ意向ニ関シ土方氏ハ即時処分否決トシ舞出氏
ハ起訴前処分ヲ行ハザルモノナリト主張アリテ結局此点ハ不明瞭ノ儘左
案ノ通リ一同賛成アリテ午後五時三十五分閉会ス
談話ノ形式
本日の評議会に於ける主な事柄は次の通りであります
先づ学生六名再入学の評可が承認せられました
次で大内教授有沢脇村二助教授が過日検挙せられましたのは
試に遺憾な出来事でありまじて大学として此問題を真面目に
十分に考慮研究すべしとの点に於ては各評議員の意見が一
致して居りますので今日は先づ当該学部長から是に関する
教授会の協議、経緯に就て報告を受け続いて種々意見の開陳
質疑応答が行はれました問題の三氏は目下警察当局に
於て取調中に属します故に大学として今日は当該学部たる
経済学部の意向を尊重することが評議会に於ける多数の