拾玉筭法童子問 日用・首巻
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- oai-pmh-kyushu
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- http://hdl.handle.net/2324/6632390
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- 2026-08-17T18:54:30.056Z
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- 1784
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- book
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- 2026-08-17T18:54:30.056Z
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- 四周単辺無界 [内匡郭 18.5×13.2cm], 保存状態 汚損あり, 表紙, 題簽は原装
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- パブリックドメイン
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- 村井, 中漸, ムライ, チュウゼン
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- 算学一般, 和算, 理学
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- 天王寺屋市郎兵衛
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- oai:catalog.lib.kyushu-u.ac.jp:2324/6632390
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- シュウギョク サンポウ ドウシモン
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- 九州大学
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- 四周単辺無界 [内匡郭 18.5×13.2cm], 保存状態 汚損あり, 表紙, 題簽は原装
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- 筭法童子問
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
玉林
日用算
一井法童子問
首巻
日用算
一井法童子問
首巻
仕夫
法
童土
子
問
十一日
用
大學工學大學校
正/2年/0月27日
大正/2年/0月
教學物理學教室
數學物理學教室
法童子問全六冊
大學理學部
□□□□□□□
七
一十町所
□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
童子問
百五十衛門も
即御
先生御伽草子を梓行して
へとせり一日書肆某来りてその
予不才廃惰年老て多く忘れ
たる中に聞はつりしそゞろ事をあとさきとなく
書つゝりて是を与ふ古しへ子を養ふ事六年
童子間
百五十七日エ門も
即潰
先生御伽草子を梓行して
へとせり一日書肆某来りてその
予不才廃惰年老て多く忘れは
たる中に聞はつりしそゞろ事をあとさきとなく
書つゝりて是を与ふ古しへ子を養ふ事六年
五
一笠井法童子問全六冊
五拾
7074
上州帝國大學習學部
九州帝國大學理學部
物理學教室
童子問全六冊
大州帝國大
國大學理學部
7074
州帝國大學理學部
理學部
九州帝國大學理學
物理學教室
題算法童子間
百九百五百二十一
目附
向う彦循先生御伽草子を梓行して
小児の翫具とせり一日書肆某来りてその
続篇を請け不才廃惰年老て多く忘れ
たる中に聞はつりしそゞろ事をあとさきとなく
書つゝりて是を与ふ古しへ子を養ふ事六年
□と才名とを教ゆといへり今この童子と
答潤して世益より有益に導き浅きより
深に至らしむ見る人其誤れるを正し遂に
経済の一助となしなは亦幸ならず也
安永歳在辛丑平安丘盤外臣漸撰
四十一日
問題
算法童子問首巻目録
商賈
□
銭割早算用
二
一金を銀にかゆる算
三
銀を金にかゆる算
一銭を銀にかゆる算
四
五
銭を金にかゆる算
六
一金を銭にかゆる算
七
銭を取銭の相場をしる事
八
銀を取金の相場をしる事
〔
一金を取金の相場を知事
十一
弐朱銀ノ算
十一
買物倍々の事
十二
斤量
十三
交易
十四
利足
十五
一買物銭数ほど取事
十六
配分
十七
異乗同除
十八
舟の積
十九
乗除定位
算法童子問目録終
算法童子間首巻
商賈
一相場八匁四分より十二匁
浅割早算用
六十迄但分位に至る
□□
銭相場九匁四分五厘の時銀壱匁に銭何程同
一合百五文五分
一漸実二十目に置其内相場九匁四分五厘を引ハしるゝ也
右ハ相場九匁四分五厘より拾匁迄の時かくのことし拾匁ゟ
以上は時の相場にその困法をかけそれをその相場の
実の内さ引ばしるゝ也たとへは
銭相場十匁五分ノ時銀壱匁に銭何程間
叢発簡雑菌
静野
大坂
少
蕎粥味巻胡麻油
一合九十一文四分
一漸十匁五分因法九をかけ実百八十五匁九分の内にて引也
八匁四分より
八口八分まて
一実二百廿七匁四分
八匁八分五厘より
一九匁一分五厘まて
一因法十二実二百十八匁六分
九匁二分より
九匁四分まて
一因法十一実二百〇九匁五分
九匁四分五厘より
まて
十匁
一因法
なし
実二拾目
十匁一分より
十匁五分まて
一因法九実百八十五匁九分
十匁六分より
十一匁五分まて
一因法八実百七十五匁三分
十一匁六分より
十一匁九分まて
一因法七実百六十三匁九分
十二匁より
十二匁二分まて
実百六十四匁
一因法七実百六十四匁
十二匁三分より
十二匁六分まて
一因法六実百五十一匁八分
二丁
一金を銀に換る算
金十弐両あり相場六拾目にして代銀を問
一合七百弐拾目
一漸十二両と置六拾目をかくる也
金十五両三歩有相場五拾八匁にして代銀を向
一合九百拾三匁五分
一金壱歩は弐五弐歩は五
一十五両七五と置
三歩は七五と置べし
かくる也
五拾八匁を
三
銀を金に換る算
銀壱貫五百九拾三匁有金相場五拾九匁にして代金を問
答廿七両
一術銀目壱貫五百九十三匁五拾九匁にてわる也
銀壱貫六百廿八匁有相場六拾目にして代金を問
一合廿七両と余銀三匁
一術銀目壱〆六百廿八匁と置六拾目にてわれば二七
三となる此内廿七両弐五
弐匁は金
壱歩也
を引のこり五二
六拾目をかけもどせば余銀三匁としる也
一銭を銀に換る算
〔日〕
銭三百八拾四文有銀壱匁に九十五文替にして代銀を問
一合三匁九分と銭一文五分
漸三百八十四文と置内目錦四十二文引のこり三百
七十弐文を九十五文にてわれば三匁九分となるはした
一文は銭一文半也○これは銀目のすへに銭ある
事をしめすもの也
〔〕
一銭を金にかゆる算
銭廿五貫弐百文あり両に六〆三百文にして代金七問
答四両
相場六十目
術銭目を置六〆三百文にてわれはしるゝ也
銭三十一〆弐百廿四文有両に四貫八百七十六文替にして
代金を向金相場六十目
一合六両壱歩と余銀九匁壱分〇八毛
術銭卅一〆弐百廿四文と置百文以上に九六をかくれば
七百
と成を実とし別に四〆
一弐拾九〆九百八十六文
なり
八百七十六文と置又百文以上に九六をかけ四貫六百
八十四文と成を以て実をわりその内六両弐五を
引のこりゝ六十目をかくる也
六〇
金を銭にかゆる算
金五両有両に四〆八百七拾文かへにして代銭を向
一合弐拾四〆三百六拾弐文
俵銭四貫八百七十みと置百文より以上四貫八百文
はかりく九六をかけはした六拾弐文をくわへて
四〆六百七十八文となるこれへ五両をかくれば
是長
二十三貫三百九十と成
百也
これを九六にて
われば九六百と成てしる也
金十三両弐歩有両に四〆九百文替にして代銭を問
一合六拾六〆百五拾文
一漸十三両五と置四〆九百五をかけ六拾六〆百五十文
となる也
七
七銭を取残の相場を知算
銀百十七匁九分ノ代ニ銭九〆八百廿四文取時銭ノ相場
を問
一箱場十二匁
一術銭九〆八百廿四文と置はした廿四文ばかりへ
九六の目銭壱文酢へ九〆八百廿五文と成を法とし
銀目百十七匁九分をわる也
銀六十目の代々銭六〆弐百四十八文取時銭相場を向
一答相場九匁六分
漸銭六〆弐百四十八文と置四十八文はかりへ弐文ノ
目銭を加へ六〆弐百五十文と成を法として六十目を
わる也
八銀を取金ノ相場をしる笄
金五十七両ノ代に銀三〆三百六十三匁取時金相場を向
一合金相場五拾九台
一成金五拾七両にて銀三〆三百六十三匁をわる也
九
○金を取金の相場をしる算
銀三〆五百目ノ代に金五拾八両壱部と余銀五匁取時
一金の相場をつ
一答金相場六拾目
一漸三貫百目と置此内余銀五匁引残り三百百
九十五匁を五拾八両弐五にわる也
銀壱貫〇五拾弐匁五分代に金十七両弐歩に銀六匁
請取時金ノ相場を問
答金相場五十九匁八分
桁銀壱貫〇五十弐匁五分と置此内六匁引残り壱〆
○四十六匁五分を金十七両五にわる也
一弐朱銀ノ笄
十一
弐矢銀八片は小判壱両にあたるかるかゆへに小判
壱両と置八にわれば一二五と成るこれによつて弐朱銀
一片の時は算盤に一二五と置べし○二片の時は
二五〇三片は三七五〇四片は五〇五片は六二五
〇七片は八七五〇八片ハ一と置べし
弐朱銀ニて四十二片有小判にして何ほとゝ問
答小判五両壱部
漸四十二片へ一二五をかくる也○又八にてわるもおなし
同七十五片を小判にして何ほとゝゆ
一答小判九両壱部と弐朱銀一片
漸七十五片へ一二五をかけ内九両弐五を引残り
一二五はすなはち弐朱一片の数也
小判七十五両と弐朱弐百片と有こと〳〵く小判にして
何ほとゝま
答小判百両
漸弐朱弐百斤へ一二五をかくれば小判廿五両と
一知是へ七十五両を加えて合て百両と成也
小判三百両此内弐朱弐分半ざしにして弐朱何ほど
加ふと問
一合弐朱七十五両加ふ但六百斤也
一漸三百両へ弐分半をかくる也
小判十四両三部此内へ弐朱弐分半加ふる時は弐朱何程
加ふと向相場六十目
一合弐朱銀三両弐部弐朱と銀三匁七分五匁
漸十四両七五と置弐分半をかけ三六八七五となる
此内三両六二五を引のこりへ金相場六十目をかけ
銀三匁七分五りと知也
小判三百両ノ内へ弐朱七十五両加る時是弐朱何分
ざしあたると向
一合弐朱弐分半ざしにあたる
漸弐朱七十五両と置小判三百両にてわる也
弐朱百両を小判百両に替る時弐朱一両分に付銀
弐分つゝ包み代を引時は惣包み代何程とま
答惣包代弐拾目
一百両と置弐分をかくる也
弐朱銀にて卅七両ありこれを小判にかゆる時弐朱
八片に付包代弐分ツゝ此弐朱銀の内にて引ときは
小判何ほとゝ向相場六十目
一答小判卅六両三部と余銀七匁七分弐り四毛
漸廿七両ニ相場六十目をかくれバ弐〆弐百廿目と
なるこれを別に置弐朱銀八片ノ代六拾目に包代
弐分加へ六十目〇弐分にて別に置たるをわれば三六
八七七〇七六と成を其内廿六両七五引残りへ六拾
目をかくれば余銀と成也
一買物倍々の事
十一
長百
ある人銭三文迄は
銭也
くだもの三色を買まつ梨
を買てその一倍にりんごを買りんごの一倍にもゝを買
かくのごとくして銭呑たりたゞしなし一ツのね九文
りんご一ツのね五文もゝ弐つのね三文也をの〳〵ねと
かずと何ほとゝま
なし百弐拾ね一〆〇八十文
一谷りんご弐百四拾一〆弐百文
もゝ
一五百八百八銭七百廿文
術なし一つりんご弐つもゝ四つね合廿五文を法とし
銭三貫文をわればなしかず百弐拾となるそれを
倍してりんごとしりんごを倍して其ゝの数と
する也
十二斤量
畠ばこ弐百目有是を斤目に直して何斤と成とて
一斤は
百六十目
一斤弐分五厘
一術弐百目と置定法六二五をかくる也
同三百八十目有斤目に直して何斤ぞとゆ
一合弐斤三分七厘五
一術三百八十目と置六二五をかくる也
右六二五を百六十目一斤の因法とする事は百目
七十六にわるこゝろ也
惣じて多葉こにかぎらず百六十目一斤のものは
一秤り目を斤目に直すとき六二五をかくれは
知也
菊一斤有
但弐百五
十目入
此代銀拾弐匁茶一〆三百目
代を問
一合六拾弐匁五分
術茶一〆二百目と置定法四をうけ五斤弐部と成る
是へ十弐匁をかくる也
菊三斤有
但一斤
此代廿八匁茶五百目ノ代を向
弐百目
一合廿三匁三分三厘
術茶五百目と置定法五せかけ弐斤五分と成る是
廿八匁をかけ三斤にてわる也
右弐百五十目一斤の時は四弐百目一斤の時は色を
因法とすべし
人参掛目十三匁五分有両ニ直して何程と向
一合三両と三分七り五
漸十二匁五分と置因法二五をかくる也
同壱両代百廿五匁人参五匁三分ノ代を向
以合百六十五匁六分弐匁五分
漸百廿五匁と置因法二文をかけ卅一匁弐分五日と成る
これ人参壱匁の代也是へ人参五匁三分を掛る也
丁子一斤有
百六十
目入
代十五匁丁子一両の代を句
一合三分七厘五
漸十五匁と置因法六二五をかけ又一両ノ目四匁を
かくる也
一およそ附子肉桂白朮蒼朮貝母麻黄延胡索
木瓜芍薬厚朴川弓枳実杏仁麦門細辛
丁子は一両を四匁とし百六十目を一斤とすかるが故に
一両の国法は二五にして一斤の因法は六こ五なり是を
唐目といふ
宿砂甘草大黄黄藍石膏は弐百卅目を一斤
とす是をしろ目といふ
紅花五斤有
百八十目
一斤
代百弐拾目紅花一両ノ代を向
一合五分三厘三分三分三分三百三
一浙百廿目と置除法二にわり又九にわり又五斤にわり
其のち一両目四匁をかくる也
右百八十目一斤の時ハ除法二と九と也品により弐百
拾匁一斤のものは除法三にわり又七にわるべし
紙五束有
壱束四
百枚
代廿壱匁紙百五十枚に付代何程向
一合壱匁五分七五
一彫紙百五十枚と置因法二五をかけそれへ廿壱匁を
かけて五束にてわる也
三十
同一薦有
米入
一代四十二匁紙廿四束三百枚ノ代を句
一合廿四匁六分五厘
術廿四束に田をかゝれば九千六百枚と成へ三百枚
加へ合九千九百枚へ固法二五をかけ又四十弐匁を
かけそれを三十束にわる也
木綿壱反有代銀七匁壱尺に付何ほとゝゆ
一合弐分八リ
一術七匁置定法四をかくる也
嶋木綿壱反有代銀十二匁三尺に付何ほと向
一合壱匁五分六リ
浦十三匁と置定法四をかけ又三尺をかくる也
右惣じて木綿屋物に四を定法とする事は一を
置て二丈五尺にわれば四と成ゆへなり一反は弐丈
六尺といへとも二尺三尺つゝ小ぎれにきり売に
一する時はかならず切こむもの也然れは売者に
損あり故に二丈六尺の内一尺を切こみ料に
引のこり二丈五尺とする也これ老賈の説
をもつてこゝに記す
十三
交易
国府畠はた一斤に付代三匁四分丹波たばこ一斤に付
代弐匁七分国府五斤ノ代に丹波何程向
答云丹波六斤弐分九リ六
一術国府代三匁四分へ円府五斤をかけたんは
一弐匁七分にてわる也
布一反代九匁五分木綿一反代七匁五分木綿三尺
八寸に布何尺と向
谷布三尺
一漸木綿七匁五分へ木綿三尺八寸をかけ布九匁
五分にてつる也
上酒一樽代拾弐匁下酒一樽代九匁下酒三樽に
上酒何ほと向
一谷上酒二樽弐分半
一術下酒九匁へ下酒三樽をかけ上酒十弐匁にて
わる也
右の類は下酒と下酒と同じものをかけ合し
異なる上酒にていると覚ゆべし此三條みな
同体也
十四
利足
銀九匁三分七り五毛ツヽ毎月利足出之何ヶ月にして
金相場
一金何両に成と同
六十目
答八ヶ月にして金壱両壱部に成ル
漸金一部代拾五匁と九匁三分七り五才左右に置
たがひに引合すれば左右等数一八七五と成を
法として十五匁をわれば八ヶ月と知也又その
等数にて有銀をわれば歩判五となるこれ金
壱両壱両壱両壱両壱両
元金卅六両借事五ヶ月但シ壱ヶ月ニ元十五両ニ付
利金壱部に定此利金何程と向
答三両
漸三十六両と置十五両にて割これに五ヶ月をかけ
委判十二と成を四つにわる也
元銀五十壱匁一ヶ月利銀八分五り也是は元金何両と
すれは利金壱部に当ると句金相場六十目
答元金十五両ニすれは利金壱部ニ当ル
一術金壱部代十五匁と置元銀五十一匁を掛利銀
八分五りにてわり又相場六十目にてのぞく也
元金七十弐両借事五ヶ月此利金合六両是御利金
壱部にすれば元金何両に当ると問
答利金壱部ノ元金は拾五両ニ当ル
漸利金六両と置五ヶ月にわり四をかけ歩判四切
八分と成を法にして元金七十弐両をわる也
元金十五両ニ付金壱部利ハ百両ノ利何程向
一合百両ニ付利金壱両弐部と銀十匁
漸金壱部を二五と置百両をかけ十五両にわる也
五年元利合銀三百六十目〇三分六り也但初年利ハ
三割二年目は弐割半三年目は弐割四年目は一割
弐分五斗目は壱割にして此元銀何程向
答元銀百五拾目
漸初年二年三年四年五年利割にをのたけを
加えてたかひにかけ合し二四〇二甲と成を法とし
銀高をわり
銀四百五十目を甲乙二人にかす時甲は年弐割の利
公は年弐割半ノ利今甲乙共に利銀同じ程つゝ請
即時甲子元利何程向
一谷甲元銀弐百五十目乙元銀弐百目
漸銀高ニ甲ノ利弐割をかけ甲乙ノ利ノ和ニシわれバ
乙ノ元銀弐百目と知也又銀高に乙ノ利弐割半を
かけ甲乙利の和にてわれば甲ノ元銀弐百五十目と知也
十二ヶ月分ノ元利合銭壱貫文也但壱ヶ月百文ニ付利
四文つゝ元銭何程向
答元銭六百六十四文
漸十二ヶ月に利四文をかけ九六を加ふれは一四四と
なるを法とし九百六拾文せわれば六百六拾六文
六分と成をはした目銭弐文余を引也
其餘いか様に入組とも天元を用ひてその算木を
盤にうつすべし
十五
買物銭数ほと取事
梨壱つの代廿二文桃壱文に十六ツゝ価銭酢の数と
同しく梨桃を買度といふ時をの〳〵何程向
一合梨十五代三百四十五文桃三百五十二代廿弐文
梨桃の数合三百六十七
代銭合三百六十七文但長銭也
瀬桃の数十六に梨の代廿三文をかけ三百六十八と成
別に置又其内一つ引て惣数三百六十七とさだむ
これに桃十六を別に置たるを以て一ノ位までわれば
一商に梨数十五不尽に桃数三百五十二と知也
又右に爪をくわへて三種にする時瓜一ツの代
三文にして何程向
梨十五
一銀十五百四十五文
答瓜十五代四十五文
一桃三百八十四弐拾四文
術瓜の代三文に桃の代十六文をかけ四十八と成
別に置その内一つ引残りへ桃十六をかけ制に置
たるを以て一の位まてわれば商に瓜数十五
一不尽に桃ノ数三十二歩三百五十二を加へて三百
八十四と知也しかれとも此術品数おほきときは
くるふなり
十六
配分
銀九〆百七拾六匁を上中下七十人に配分するとき内
上十五人申三十七人下十八人也但シ下七人の取を
もつて中一人の取とす中三人取を以て上一人の
取とすをの〳〵何ほとゝま
上一人取銀三百廿五匁五分
一答中一人取銀百〇八匁五分
下一人取銀拾五匁五分
術一と置これを下として七をかけて中とし
その七ゝ三をうけて上とす此上に人数十五を
かけて甲と名づく○中に人数卅七をかけて
一乙と名づく○下に人数十八をかけて丙と名づく
〇甲乙丙を合して五九二を得これを法とし銀
高をわれば下一人の取銀と成るそれに七を
上一人の取銀となる也
かけて中一人の取銀とすそれに三をかけて
銀三貫目を甲乙両三人に配分する時銀高の内
甲は七つ分取乙は五つ分丙は三つ分取時をの〳〵を問
甲取一〆四百目
答公取一〆目
丙取六百目
漸七つ五つ三つ合て十五を法とし銀高をわれば
二となるそれへ七をかくれば甲の取也五を掛れば
この取三をかくれば西の取銀也
こゝに僧百人饅頭百あり和尚には饅頭一人に
三ツ宛伴僧には三人に壱つ死わかつ時和尚幾人とゐ
一合和尚廿五人
漸まんぢく三と一と合して四を法とし僧百人
をわれば和尚のかず廿五人としる也
あねいもと二人して布をおりて七丈二尺を得たりあね
はいもとへとらせんといふいもとはあねにたてまつらんといふ
その父聞てあねが続たる麻原の目二百目いもとは
二百五十目なれば三丈二尺はあね取べし四丈はいもと
とるへしと布をさきてあたえけると也
一術姉妹のをりたる糸目合て四百五十目を以て
七丈二尺をわれば一六となるそれへあねの二百目を
かくれば三丈二尺を得る也又妹の二百五十目を
かくれば四丈を得る也
十七
異乗同除
朱三名あり代金四両也廿壱石の代を問
答廿八両
漸廿壱石と置四両をかけ三名にてわる
紬八疋あり代金九両也金五十四両に細何程向
一谷細四十八疋
漸五十四両に八疋をかけ九両にてわる
右は九両にて八疋をわり金一両に付細何程にあたる
といふを知て惣金高五十四両にかくれば細の数
しるゝ也しかしそれとは算盤に不尽出来る事有
これによつて乗を先にして除を後にする時は
不尽ある事なしこれを異乗同除といふ其館は
此米と細と二ヶ条にてなぞらへしるべし
十八
舟の積
ふね一艘あり長さ九間ふかさ壱間かた
二間この舟に俵米何石つむぞら問
るそさに
ながさ九間
分
かくれば十八となるこれを十倍して百八十石と知
淺さる
一略術長九間にかた弐間をかけ又深さ一間を
がさ九
答百八十石餘つむ
ゆへ
ま
四日
○此術は浪華の算士某の説といへり舟
事に老たるが此法を用ひてたがひなしといふ
これ正術ならざれとも其大むねをしるべし
十九
乗除定位
乗位
薪弐万把有壱把に付代銀五厘惣代を問
以合壱貫目
漸万ノ位より分ノ位まで六位下りて分ノ位を
二五
面ノ位として弐万と五厘と
面ノ位として弐万と五厘と一尺とかけ合たるを
一厘位より上へ六位のぼれは貫の位にあたる
ゆへ一〆目とさだむる也
三十三間堂一間六尺五寸にして惣丈数を問
一答廿一丈四尺五寸
人数千八百万人有一人五合扶持にして惣扶持を問
答九万石
右の類みなかけざんにしてくらぬ見やうまへと
るぞらへしるべし
除位
米数一億二千七百六十万粒あり但シ一升のうちに
米数六万三千八百粒入時石数にして何程向
一合弐千石
一術実数の万のくらゐより一位のぼれば十万の
くらゐ也これを一の位とさだむさて実を除て
一二と成を一ノ位よりかぞへて四位のほれば千位に
あたるゆへ二千石とさだむる也
銀壱匁有四千人に分る時壱人前何程向
一合弐百五匁
米九万石有これを
一五百石つゝ舟につむ時は百八十艘
一壱石八斗ツゝ分る時は五万人
四斗を一俵とする時は廿弐万五千俵
一人五合扶持にまれは千八百万人
一術みな除算にして位見様なぐとし
算法童子問終
□□□□□□□
}