篭[ツル]瓶丹前八橋

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鳥居清峯畫
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カゴツルベタンゼンヤツハシ
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
篭釣瓶丹前八橋 『労村泰温氏ノ図副長ヲ 以テ購人セル間関博士 狛野亭吉記藩蔵書 ある。同回回人数を 同東京伝作 鳥居清峯一冊 円寿堂発行レバ 雛や その 晋子 佐野のわたりの 雪の袖 其角 一神明神社 前編 丸屋甚八板 山東京伝作 山東京傳作篭釣瓶丹前 鳥居清峯画八橋 篭釣瓶 壬申之春 後編 四 全六冊 京伝作 清峯画 芝神明 前 丸甚板 籠 竹出雲町 一表縁安斎 香山某蔵 イ 山東京伝作 鳥居清峯画 林岩町 表紙之辺 下山住吉 三冊 迯出して町 表儀安蔵 橋山信兵 円寿堂 東京本本本本本 篭釣瓶丹前八橋 江戸芝神明前 丸屋甚八梓行 全六冊、 右 文化八年辛未五月稿成 同九年壬申春新絵草紙 山東京傳編 横縞悪五郎 実は赤星太郎 景秀 扁頼 麻琶 波良 八郎 古画 のせい れい 古画の せい れい 有明の 油ぞのこる ほとゝぎす 時鳥 宗因 三五 次郎左衛門 女房 給ふはし浅妻の お寒 弓削の判官 の家臣 唐崎 半九郎 このねぬる 浅妻船の あさ からぬ また たれ またに かは すらん 古画の 精霊 女鉢たゝき るもの人をいひていけり。 鎌倉扇介谷 額風呂の 八橋 二十二二 二二二二 四十一丁 紫の 蛛も あり 燕子花 晋子 草の葉を おつるより 飛ぶほたるかな 飛ぶ 潰弐 近江国 弓削の判官 芭蕉 春行家臣後に鎌倉小動村 三五次郎左衛門 ある。そういています。 あらきり たばこ 鎌倉浪人 小ゆるぎ 苫助 相州大礒鳴立 沢の名物公平 烟草売 荒刻藻平 侠者に かはる 花の時 腕になま疵 たえなんだ 梅翁 宗因 弓削の家臣 船橋次郎 左衛門 ㊃ 西国 じゆんれい の娘 同 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 四 もし 也 に 弓削の 判官 家しん 臣 山鳥典善 二百疋 明 同 御霊 也 我せこが くべき宵なり さゝかにの 蛛のふるまひ かねて しるしも 弓削の 家臣 前 冊中編方 あふみの国にゆげのはんどわん春ゆきときこへしはさんぬるころ あさはら八郎ためよりを打ぼろほせしくんこうによつてあまたの しよりやうをたまはりいへとみさかへけるがそのみぎりぶんどり せしためよりがぢうだいのかごつるべといふかたなを ひそうしていへのたからことなしけるが此たび とぎなほしのためかしんからさき志賀のしんと いふものにあづけおかれける此かたなを かごつるべと なづけしは みづみ たまらず きれると いふ心なり 又しが のしんが いへに 西天草 といふ きみやう の薬草 ありこれは きんそうの しやうやうやく 大みやうやく なれば むれば ぐんよう ぐんよう ぐんよう だい一の 物ずいめん 大せつに しよぢ いたせと はんぐわん くれ〴〵 おふせられ けり 今はむかし建長年中さいみやうじときより入道のじだいとかや そのころ かきくら あふぎがやつ がくがろこといふ ありけり こゝにきたる ゆうじんは 五人のもの此たびみしやのやめをかうふり たくらへ立こへしがかのこつしきの ちやせんたてがみ をこのみ一もんじ 玉ぶちのめせき がさをかぶり はつはのさめざや まきばおり一ついんろう 一つまへやりおとがいの やつこはうはひげを松むしの こゑにひねりすべて ふうりうのいでたちなれは これをかまくらやうの 六ほうがゝりとて すゑのよまでも無様の きやうげんにのこりける 〇こゝに又かまくし かげきよがつや あとのいわあなりともを あとのいわあなこともを たれてすみかとなし をひいてゆきゝのひとに をひいてゆさゝろひとり ぜにをこひろめいをつなく まうもくのころじきほり ゆげのはんぐわんのかしん 山がらにてんぜんおなしく よこしまあく五郎もいふ たびししやのやめをかうふり □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 平蔵 富平江 此意 代近き 公風□ 茶衣 かつ 鎌倉 扇が 谷 額 風呂 の 古 風 まへのつゞき 額風呂 万兵 □□□ 額風呂 より 二人の しもへに はやく はやく きやつを 引いだせと げぢすれば まつたと 二人乃 しも べは あな まへに よつ 五十一ヶ まへのつゞき一でおらふ〳〵〽でませい〳〵 下いかつがましくよばゝればこつじきは目を さまし〽ヱヽねむつてへになんのようと にしやう〴〵に立いづれは山がらすでんぜん いばくわれ〳〵両人此ところへきたりしは なんぢがことをしよもうのためいざ〳〵 てさよくきかせよといへば ころじきわれば〳〵この もうもくがいたないわざを おれき〳〵のだんながた そふなが御しよもう とはみやうがないもだをは 少れい卜死今ひきよせて かきならしことうたかげと いふも月の名きよしと いふも月の名きよしと いふも月のゑんとうたひ すましひきすます琴の ねいろはほし月よかまくら山のて 松風に千鳥なきそふごとくにて ひにんにまれなるつまおと なれば両人ともにかんにたへて きゝゐたるがあく五郎きつと ころづきさてこそあやしき ひにんがやらすそれと しもべにがらすそれと しもべにげぢすれば しもべはこゝろえ 〽くせものとつたと くせものとつたと くみづくをころじきは 右ひだりに なげつけて 〽だんなさま こりやなんと TISIONODISISISISISISISISISISISISIRISISISISISISISISISISISISISISISITISITITISTISISTODITIDISISISISISI 11969.1999999999999199199999191999999999199999199999199199999999999999999999999999999999999999999919 ますと 二十一一 二三三三 四月朔日 同二十一年四月 同同月二十一年二月二十一日 同村同一冊封 同二期間期 一冊 ○二十二日 ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… 同時間の時間の時間に □□□□□ ………………………………………………………………………………………………………………… 三三 中野村村 なにげなへ いひければ 〽山がらす てんぜん うや〳〵しく 手をつかへ 〽さいせんから いろ〳〵と ためしみるに たゞ人とは おもはれず なにとぞ 御ほん みやう をおん をおん にか くだされ に あく五郎 もろはれ いんぎんに のべけるが □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ そらうそ ふき 〽だんなさま なれを おはしやり ます 此やうな めくら こじきに なんの 平名が ござり ましやう トいへば こなたの 両人は 〽なるほど めつたに すじやうを あかしめさ れぬまげに もつとも かなづき こりや〳〵 こりや〳〵 しもべこゝへ こいと二人の 二にんが いちどに しもへを まへに よび よせて くびを はつしと打おとし あく五郎がもつ たるかたなを 左りの手に とりなほし ひにんが 目さきへ つきつけて 〽サア月を 〽サア目を サア目あいて とつくりと 次へつゞく 八郎ためよりがぼうれいあまたのぐんびやうを したがへてあらはれたり〽てんぜんとあく五郎 両人はこれをみてはゝはつと地にひれふして ゐたりけりころじきは立あがつてゐぎをつたろひ 〽さいぜんよりの成たりが出るまひさつするところ われにゆがりのものならんわれこそまことは せんねんゆげのはんぐわんがためにほろびたる あさはら八郎ためよりが一子いづちくわんじや くもやしやといふものなりわれかくにせ めくらとなつて此所にすまゐなすも あく七兵へかげ清がゆうきにならひじせつを まつてゆげのはんごきにならひじせつを まつてゆげのはんぐわんをうちとり 此かまくらのぐわんれいをもほろぼし ちゝためよりがまうしうのくもをはらし なほそのいきほひにのつてあめがしたを くつがへさんと大夫うをくはだて みかたをまねく そのためにかく みをやつして 此かまくらに入こみしと きやうちうをもの かたれば山がらすてんぜん 手をうつてよろこひ 〽さてこそ〳〵それがし 今山がらすてんぜんと なのるはかり なのるはかりの名 まことはためより公の かしんあかぼし さへもんおにかげと 也 まへのつゞきとらんあれくちのさがなき二人のしもべをまつこのとほりにくび うちしはたごんをいたさぬわれ〳〵が心のちかひ此かたなに見おぼへはござらぬか トいへばこつじきまなこをくわつとみひらきかたなをみればあらぬか かたなよりいちどうのいん金せん〳〵ともへあがりくうちうばあらあやしや いひしものこれなる よこしまあく又らと申すも かりの名じつはせつしやが悴 あかぼし太郎かげひでと 申すものおや子両人やけ のはんぐわんが いならいと なりしも をりをうかゞひ はんぐわんを うつて かたなこそ ためより 公乃 ぼうれい 乙いかたちをあらはし こたまひしも 此かたなにおん 〽たましいをこめられ われ〳〵おや子をみち ひいてきみにあはせくどされと ものならん此かたなはいんの太刀今ゆりの はんぐわんがひそうとなり一かごつるべの刀 はんぐわんがひそうとなりしかごつるべの刀は ようの太刀 がつする時は かならず ごうんを ふたゝびいんやう ひらかるべき つるべし への刀を うばひ さしあぐべし はんぐわんが かしんの内 にもてごはき ものども おほく候へは はかりことを もつてだん〳〵 にしりぞく ければ いかづち くわん に しび じせつを まつて □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ぎへいを あぐる それまでは われはやつはり 同三郎 こかじき ことは状 つうにて いひこせ いひけれは 山がらす おやこの おやとの ものは いかれを つげて り上 □□□□□□□□ かへり ししやの や丁目も あいす 〽かご かたなと つるべの 西天草を うばひ とる □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〽ゆげの はんぐはん ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● のかし 金銭 早淵村与兵衛 ○ことなる ます。 〽しが さへもん かます かくて山がらすおや子のものはあふみへかへり ふくしんのけらいかに介さる平といふ二人の ものにかやう〳〵といひつけけるに両人のもの やす〳〵とうけあひあるよからさき しがのしんがいへにしのび入し賀のしんが よくねいりたるを見すまして きりつけほばつるべの きりつけかごつるべの かたなと西天さうの はこをうばびてにげ いづる此におなじ かちうの舟ばし 次郎ざへもんといふもの 志賀のしんが一子 からさきはん九郎と 碁をうちてよをふかし 此やにとまりゐたりしが もろとも手しよくをともし やりおつとつてはせいでしが むなしくぞくをとりにがし てぞくやしみけるはん九郎がつま おかんもおきいでゝはん九郎 もろとも志賀のしんがしがいに とりつきぜんご正たいなきふし けるがはん九郎は申しわけたち がたしとはらかききらんと おんみわたくしにせつふくしてはあやまりの うへのあやまりなりまづ此いちらつを 御しやくんへまうし上しぬるともいきるとも ぎよいしだいにいそされよとおしとゞめて 此ことをはんぐわんへ申し上ければてんけんの やく目として星月みぶゑもん紫人きたり ものおとにおどろきはん九郎 ければ両人ともにはがみをなし したりけるを次郎ざへもんおしとゞめ まへのつゞきしこれもおちどなきにあらず とておんいとまをたまはりけり此時 ほし月よふゑもんはんけらにむかひ あことぞかどつるべのかたなとさいてん さうをとりかへしちゝしがのしん どのゝかたきをうちてかへられよ しかるときはわれしゆくんへ ねがひささんのことを とりもたんといろ〳〵 なさけぶかきことば ありけり○かくて次郎ざへもんは ふりよにいとまをたまはりて にはかにろう〳〵の身となり たちよるかげもなければ とあるふるやしろに入て一しゆくしたり けるにきつねびは山ぎはにかしやき おほかみのこへくさむらにきこへしかは たけき心にもさすがにものすごく おぼへはいでんのこなたにひぢを まくらとしさやしなる松風の 御灯のひかりをたよりとしてやゝまどろまんと したる持しもはいでんのかたに人のさゝやくこゑす いかなるものにやこと御灯のひかりやうかゞひ見るに 二八ばかりのうつくしき上らうくれなゐのひたかのこの 小そでにもへぎのすりはゝのおびをむすびぬひはくの かけぎぬをまとひやんごとなきひめと見ゆるがふりそでの みしかきはいはゆる六尺そでにやかみをすぐらかしたるてい▼ ひとまづかまくらへくだらばやと東かいどうに さしかゝりけるがすゞか山にてゆきくらし おとをこよひの友とさだめかすかなる からさきばん九郎おやを うたれ大せつのかごつるへの かたな西天草までを うがくれしは不忠孝の いたりなりこてつま おかんもろはにあほう はらひとなりおなばし 次郎ざへもんも折よく とまりあはせてありながら 山東京山製 十三味 御薬あらひこ 水晶粉 一包一匁一分 しどめ ざるは ぶしか の み がけ あし ○いかほどあれ しやうなるも しぜんときめを こまかぎし つやをいだし おのづからいろ じろになり 四 四 ゆへ なれ かほ一さいの薬にて いろ〳〵こうのうおほく いろ〳〵こうのうまほく つねのあらひととは 大にちらひ申候 売所京伝店 〇きりのまがき物語 同社一京博作豊国画 ゑいりよみ本 のまがきの 六冊出来 三古代のふうにて 今めかずおもと人と おぼしき女もひたいわた おゝさて銀地に大がた のもやうのかけぎぬ をきながしきりかふろ のめのわらはの袖の ゆきみじかくくれなゐ の丸いとうちのおびを むすびむらさみの たびをはきさるさま いかにも古ふうなり すきゑのさげちう 小ぢうばこすゞの ついじなごとりちらして 酒もりをもよほ なにやらんほち〳〵と ものかたりす 次郎さへもんこれを 見て 〽あゝち あやしや より まへのつぐきかゝる山中の なるやしろにあのやうなる あてやかなる上らうの ゐますべきいはれなし これまさしくふるぎつん などのわれをたぶし かさんとするならん にくさもにくし思ひ しらせてやるべしと やがてひどこしをぬき はなしやアと ひとみゑ かの上らうの かたさきを したゝかに きりつけ たるに あなやと さけび たちまち きへ のかたに うめき なやむ こへす 次郎 さへもん これをみ さてこそ しとめ 正たいを 見れゞくべし とかすかに きへのこり たるつり とうろらの ともじびを かゝげて 久米いや のかさに ゆき そこよ こよと たづねて うへを 日あく れば ふるき ゑまあり 上らうおもで人 めのわらは三人を ゑがきたるさまきんの もやうまでも今は 人にかはらずなほ あやしむべきは 上しうのかたさき よりちしほ したうながれ ければ 次へつらくし まへのつゞき 次郎ざへもん ます〳〵にやしみ さては今見し によしやうは によしやうは 此ゑまのせい れいにうたがひ なし万物 あまたの としをふれば かならずれい ありといひ かなおかゞ ゑがきし 馬のぬける たるためしも ありなにゝも あれきたいなる ことをみるもの かなわれふる ぎかねのしよは ならんとおもひ たがへてこの ゑますきづを おほせたるは おほきなる あやまりなり 神のとがめも あるべければ われかならず 後日にこれを おぎなふべしと 心にちかひ しばらく 神ぜんに ぬかづきてぞ ゐたりける 〽さて此とき 此ゑま どうの かたはらに 十六七の 十六七の うつくしき いなか むすめと しらがの ばでと じゆんれば のすがた にてのじゆく してゐたり けるが ふしぎや かのゑまの 上ちうの むなもとが 一つのいんかわ もへいで 此いなかかの ふところへ いるとひと しくこの むすめ 同断同二 此いなかむすめしきりに おそはれて目をさましあな くるしやとさけびてたへいり くんしやとさけひてたへいり ければそのこゑにばゞも目を さましみたらしの水をひしやく さましみたらしの水をひしやく にくみてのませなどしてさま〴〵 にかいほうすれしもきがつかず しだいにみうちひへこほり いきもたへてまつたく 死にいりければ五十九 次 まで にはかに なりしぞや ゆめでは ないか かなしやのふ つほみの花の そなたを ちらし ちい木の なにと まあ ながらへて たふ 飛玉 づの まで はゝを しよに つれてゆけ これむすめ のふ〳〵と 死がいに うごがして せんご ふかくに なき けるは みる目も あほれの 〽女はち たゝきの ゑまの せいれい 木だち 山だち ちら す 〽ぜにとう 〽さて〳〵此つぎは ざるまだいしの ざぜん乃てい ぜにとう〳〵 〽かぶとに 矢のあたる ゑまのせいれい ぢんがまにて 山だち どもを おひ はちふ 〽おれが 竹や がね きて 〽小ほひ はんごん たんはどふだ 〽まへのつゞき次らざへもんこれを見かねこしにさげたる いんかうをとつてはゝにあたへその内のくすりをのませ 候はゝいきかへるべしはやく〳〵といへばはゝは ふりがたしといたゞきていんろうの くすりをむすめに のませけるに のませけるに たちまち いきふき かへして 二 よみかへりければ ばゝはうれしさ かぎりなく これはマァ きみやうな おくすり どこの おかたか そんじませぬがむすめが ためにはいのちのおやおれいは ●ことばにつくされずとていんからをね かへしければ次郎ざへもん これを いつ ださげ するまに よはほの〴〵 とあけ けるにぞ さても いんくわ もへいで じゆんれい むすめの ふどこ ろへ 入しことは ざん 目には かゝ らず 此時 この 一しゆく ゐたる おかあみ がさの さふらひ 此ていを みて ふかく あやしみ ゐたり けり 此人 何ものと いふこと こゝでは しれず しれず 六さつ目を にめばくはしく りかるなり じゆん れいの 娘は そせい たび人は あいみたがひ なんのれいに およぶことゑんも あるなし又かさねて ずいぶんきをつけようじやう おしやれといひすてゝかまくらの かたへぞくだりけるさこのとき ゑまの上ろうのむなもとより▼㊂ 京のかたへし 立いでけるに一つ 平 たばこ まへのつゞきし此山こもりの山立とも じゆんれいのむすめをうばひとらんと みちをふさぎすでにあやうき そのをりしもゑまどうの あたりめいどうしてゑまに ゑがきじべんけいと ふみころ けちらし 十一日 下のつゞき としわかなれども おやのやすりの たてたばこ きついと人に そんきやう みますのもんたばこよわいものゝ かたをもちつよいやつならどつけへ そのけへちつとでもあとへはひかぬ きつすいの男をみがく玉たがと 一かんばんにいつわりなき ふどう明王のやつしごと あゝまがうぶうをつねと なししよにんのたすけ となりければまことに はへぬき上々吉の 男だてしともてはやせり こゝに又 からさき 半九郎は 女ぼう おかんもろ ともに すみなれたる あふみをおひ はらはれ せんかたなく 人めをしのび 二こしをにもつに かくし町人のすがたにやつして これもかまくらを心ざし てぞくだりける□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ じゆん れい おや子は のかれゆき そのほか いろ〳〵の 京伝作 骨董集 好古まん ろくの書 ゑま ぬけいでゝ あまたの 山だち ともを おつ ちらす これも かの占画 のせい れいの しよい なるべし のちにぞ おもひ しられ ける のその さがみ のくに しぎ まいぶる きんひら も ヱヱへつゞく ○ 前 編 三 冊 終 清峯画 山東京伝作 すへのつゞき かたきはむなじ やかたの内にありとはしらぬ かくてしぎたつ さはまできたり ぼんぶぞぜひもなき 大いそのくるんへ かよふ男だて どもにいでやい なんぎにおよぶと いへともたいじをかゝへたる 身なればじつとむねんを こらへゐたるに男だて どもはそのよにみに つけこんでけたりふんだり むさん〴〵にちやうちやくす かゝる物しもかのあらぎりの も平ふろやよりかへりがけ ひていをみてこらへかね男だてども をなげちらしはんけらふうふをわかやへともなひたん〳〵の やうすをきけばわがおやのしやじんすちなれば まことにふしぎのごゑんにてお日にかゝりしろしろこず 御きつかひなされますな大ふねにのつたとおほし めしてわたくくしかたにでとうりうなされませ かたきのせんぎかこつるべ○かたなのゆくへとも〴〵に およばすながらおちからとなりたつねいだして きさんをさせまし二とはしゆつせましやう ひつぶげちうにふまれてまじつともんぼうして こざつたごしんほうさすがとかんしんいたします くんふのあだにはともつ天をいたゞらずとから 申しますかとかくせいてはことをしすんじます しせつをまつてはほんもうとげられませといと 一たいもしくいひければはん丸らふうしは天に よらひ〽たよりなきわれ〳〵ふうふ思ひがけなく そちにあひしはこのさいへひはんじよきには たのむぞやこてしいた此やすとゝまりけり 回回のもつゝ同回 冊上編後 「よみはしめ「さるほどにふなばし次郎ざへもんは多くらにくだり よみはじめ一さるほとにふなばし次郎さへもんは文くらにくたり わけありて小ゆるぎ村の酒あき人三五屋舟へもんといふもりく 養子となり三五や徳郎ざへもんとなをうへ おなじ村にすむ にゆるぎ とま助 といふ ろう けんの いもと お袖と いふ女を もらびて女房と しけるがわかけのあやまりにて ふと大いそのくるわへかよひ八つはし太夫といふ ゆうけんになれそめしだいにふかくなるにづけ八ツはし 次郎ざへもんがたねをやどし女の子をうみけるが つとめのゝ身なればみづからそだつる事もならず 次郎ざへもんとさうだんのうへ大いそのちかき あたりにひとりすむ八ツはしが母にその子を あづけ名を小むろとつけたりけるが八ツはしが はゝいろ〳〵とくらうをしおり〳〵大いそへ きたり人めをしのびて八ツはしがちゝをのませ 又はきんじよのもらひぢなどをしてやう〳〵に かまくらのあふぎがやつがくぶろのあそびなりしがつぎつゞく そだてごとしは三才にぞなりにける〽此八ツはしはもと 巨回のものも〳〵〳〵三回世の □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 揚 屋 依 まへの つゞき のちに 所をかへて 此大いそに きたり今は 海道いちの ゆうくんなり ○こゝにまた へかまくらがぢはら 村にじやくまくの 銭右衛門といふ はしに しうしんしで よひ けれ ど 八ツ 銭へもんをきらひて いちどもあはざり なれば銭ゑもんは なほさらにむねを こがしぬ 国 〽同村にもくづは じやま□と いふものあり これも 銭右衛門と つるだくみも わるだくみの なかまにて どう〳〵して どう〳〵して 大いそに 大いそい きたりけるが 此じやま平いかゞしてか さきだつてふんじつせし からさき志賀のしんがいへの みやうやくやうやく西天草をもちし ゐることを次郎ざへもんきゝ出し もとふんじつのものなれば とらへとせんぎと思ひけれども あらたてゝはことむづかし これをかひとりて嘉賀のしんが 一子はん九郎にあたへなばきさん のたねともなりわがみの あやまりをつくなふたねとも なるべしと思ひじやま平に あひ金五十両にてかひとる べきにきりめけれどもきうに そのかねのくめんいできざれば 八つはしにあひなにとぞきうに かね五十両くめんしてくれまじ きやしてたのみければ八つはしも きやりたのみ さしあたつてくめんの心あては なけれどいかにもせばやと うけあひおきぬ〽かゝるおしも 八つはしが母にむろをふところ にいれて〽つぎへつゞく まへのつゞきあけ屋の 切戸くちにしのび来れば 八つはしははやく見つけ かゝさんようつれてきて くださんしたとあこさき 見まはし子をだきとりて ちをふくむればうれじ 一そふにしがみつきちゝを すは〳〵とのむ子の かほきつく〴〵と うちまもり〽アヽ かわいやのうちゝに ぶじゆうするゆへか しだいきやせが みへるわいなけふは せめておもふほど どふぞのませて やりたやこちを しぼりつゝふゝめ ゐたるをりしも かたるをりしも 八つはじさん〳〵と くわしやがこゑ 見つけられては 身のさにうこ 子をもぎどふに ひろはなしと おくへやけば おはなく〳〵 たきとりて わつとほたさの 口をおさへ だまれ〳〵も くちの内 なりて此かたへ なりて此かたへ かくりゆく 〽一丁 二十二丁 此月此日八郎ざへもんが そでおつとの おほるやうけと ぐわんがけのため下女を いれてものまいりのかぐるさ 大いそのなはて道をとほり けるに八つはしか母小むろを だいてかくるにゆきあひ けるがお袖はとほりすがひ 一に小むろをみて次郎左衛門が どのにきらはれずはふうふ 中むつましく今ころはあの やうな子をももつべき 子とはつゆしらず扨も〳〵 よい子やわらはもすらざへもん 心のうちぞ 女びんなる ものをとおもはずちゝゑす すへつゞ ぞあるべ まへのつゞき かゝて次郎ざへもんは かくてひらざへもんば とかく女ぼう おそでを きらひて 大いそへ のみ ひ 地 あに 小ゆる木 とま助 りつ ふく て しう ことはり おはし物 おそでを とりかへしければ ふなゑもんも ぜひなく次郎 ざへもんを かんどうしたり ○さてある日 おそであにゝ かくれて大いそ かくれて大いその くるわへゆき 八つはしにあひけるが 八ツはしはついに見 しらぬ女なれば おしぎにおもひ 〽この八ツはしを たづねておいで なさんした おまへさんは どれからお出 なされたへと いへば お袖は ゑ 上内のものでござんする〽ヱヽあのお袖さんとはおまへのことかいな 心とおもふてわたしをたづねてござんしたへ〽されはてござんす けふこゝへたづねてきたはうらみめらみもいひにきたりとだんす おもひもさしやんしやうがさら〳〵そふした 心てなしおまへにあふてこちの人を いとしほがつてくださんすれいも いつたし又おりいつて □□□□□□□□ ねがひの 一とほり きゝとゞ けて かたさん 〽ヲヽお袖さまと したことが次郎 たとへおうしみおやしやつても かへすことばゝみぢんもない 次郎さへもんさんが たび〳〵こちへ ござんしても りんきしつとの ふりもなく おやごさんの 手まへ何やうや かけになり ひなたになり ざへもんさんはせけん はれたおまへのとのご わたしにあぶてひとよろ 次へつゞく わたしは そでと 申して 小ゆる木 むらの 三五次郎 ざへもんか まへのつゞきとりつたはふて 下さんすと次郎ざへもんさんの ちはなしかげからおがんでゐたはいな その出まへのおつしやる事身に かなふたことならば何なりと はいな サア はやう せて くだ さんせとたづぬゝむねの むすぼふれおもひいやます ばかりなり〽これはまあ〳〵 そふいふて下さんすほど わたしもどふやら いひにくそれといけで 一すまざるむねの内 たのみといふは 八つはしさんゑんを きつてくださんせ 〽そりやたれとべ 〽しれたこと〽ヱヽあの 次郎ざへもんさんとかへ そりやまあいやでござんす なんぼう御ほんざいの おつしやることでも。くればつかりは なりませぬいちやながれのつとめでも わかれをおしむ人ごとつましてやなかいぬしさんと ゑんをきれとはどうよくなわしをおひのけ こゝろようそふておまへのほんまうそむどいつれない おそでさまとあそさきわかぬ川たけのうとみなみだにこれければ おそでもともになみだだみ〽さけをいはねばひとすぢにわたしか りんきするゆゑことおもはしやんすもむりならずとはいひながら 八つはしさん花のくるわの大いそで 八つはしさん花ひくる王の大いそて 一といはるゝおまへてもくさにそだちし わたしてもぎりといふ字にべつはない むけなうのけてわしひとりなんの そはふといふじやない何をかくさう 次郎ざへもんどのはおまへゆゑにかんどう うけて女さんすはい分〽ヱゝそりやなんとして〳〵 これどうしてとたづぬるうちも気はうろ〳〵 〽さいなアもをらさくもんどのは養子 身のうへきりある養父なゑもんさまいろ〳〵といけんなされずいぶん きながになされてもとかくあしきおつとの身もちそこててゝごもしあんを かため此しんだいをあれにつふさせてはせんぞへたいして不孝なりとせひ なくぬしをかんどうしわたしがあにもりつなくしてわたしを内へとりもせし 今はわたしもあにの所のかゝり人此まゝでは次郎ざへもんこのゝほんい ならずいつたんおまへがゑんをきつてくださんすりやかんどうもゆり うちへもとればとしよつたしゆうとごの心やすめはいかばかりそれも ながうことはいはぬわづかはんとしかそこらのことそのうちにはわたらが どのやうにつがうしてもおまへの身をまらになしうちへいれてつれ そはせわたしはあまとゝもなる心たとへわたしはつれそはわめ 一三五屋のいへをたてさへすればよいといふのがわたしがねがひいたしと いふものなきならばかりしたぎりもできまいとおもへばおまへが いとしほい何事もみな三五屋のいへをたて次郎ざへもんじどのを いとしほい何事もみなこれきよりじやこれきよわけてちつとのうち に孝ものにしとむないばつかりじやこれきゝわけてちつとのうち のいて下され八つはしさんこれ手をあはせてたのみます思ひじや なさむじやこれのうとわがみのことは思はすに一さへつら 鯛十郎 〽まへのつゞきいへをおもひ おつとを思ひなみだにこゑを ふるはするきゝもあはれに しゆしやうなり〽しゞうを きいて八ツはしはおそでが こゝろおもひやりしばし なみだにくれけるがやう〳〵と か下をあげだん〳〵のごしんてい きいておろかなわたしでも まことにかんじ入ましたこれが なんとそむかりやうはんとしは おろかそふぎりでさつはりと おもひかましてござんすと くもるおせいなり〽おそでは喜び なうござんすそんなら又かさねてと心のこして かへりける〽あとになびんや八ツはしはきるに きられぬゑんのつなきらでかなはぬお袖が ことば何事もみな次郎さへもんさま御ふうふ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ のためおやごのためふつつりおもひきつたぞへと くちにはいへど心には子までなしたるふかきなる おもひきるせのあらばこそとやせんかくとまよへ さゆれどむねのやみはれぬかたはのとぼ〳〵と子にまよひゆへ さよちどりトうたふしやうがもわがみぞと名にしもあさきすゞりみづ そこいくまなき月のかほなみだに すりやきゝわけてしんじつ次らざへもん どいとゑんきつてくださんすかヱゝかたじけ どもおそでが心にはぢいりてぜひなく〳〵ものぎ状を かゝんとすゞりひきよする〽をりしも二かいは人のきもしら 小うたる二より〽うじ〽ないているさいしやうしよりもれいづる月は 一寸三 する おとも しのびつゝ にでの たてども ないじや なみだに すゞむ かなもじ よしなに よめと かへす がき これを 世を やう〳〵と かきおはりかふろをよびてひそかにこれを 次郎ざへもんにとゞけてといひふくめてぞ つりもしぬ○次郎ざへもんはかくともしらず八ツはし にたのみおきし五十両のかねのこと吹へつゞく まんのつゞきくめんしてくれかしと大いそへきたる折しも八いはしのかふろが とゞけしのき状をよんでびつくりさては八つはしめはじやくまくの銭忽もんが 冊中編後 くちをしいあふてぞんぶんいふてくりやうとゆかんとしたるうしろか もくずのじやま平〽これ次郎ざへもん〳〵さい天草の事は どふするのだ代金がらちあかずはほかへうるががつてんから いはれてきのつく次郎ざへもん〽なるほど〳〵さい天そうを 人手にわたしてははん九郎へたいしてほうゆうのまこと をうしなふ八つはしが事はわたくしごとどうあらふとも かんにんしてさい天草を手にいれるがかんようと 心の内に思ひつゝむねをおしなでじやま平に いろ〳〵とわけをいひせめて二三日まつてくりやれと 日のべをしてわかれつきるにても八ツはしめしんじつ 心がかわりしかあふてのうへでたゞしみんとあげやの にはの切戸口にたゝずみてうちのやうすを うかゞひけるに一間のうちに八ツはしと 銭円もんがはなしごゑさてこそと 立ぎゝすれば次らざへもんどのとは ゑりにつき心がはりしをつたかそふいふ心とつゆしらずだまされたが ゑんきつたゆゑこれからはおまへの 心にしたがはんといふあいさつ次郎ざへもん せきのぼせさてはいよ〳〵心がはりにくさも にくしと一間の内へかけ入てきつそうかへて 八つはしがそば人立よりけるにじやまかずも こゝにゐて銭重門もろともに次郎ざへもんを とつて引のけ〽われ〳〵がかりきりの此ざしきへ あんないもなくふんごみしりにぐわいもの いごのみせしめ かうすると両人して 一次郎ざへもんを ふんだりけたり にはげたにて ぶちちやうちやく とめたくおもふ 八つはしも とめてはわるき 此ばのしぎ 次郎ざへもんはくちをし なみだ男なきこれみな 八つはしめがさすわざと おもひちがひのはら立て をりあしければとむねん をこらへかへるふりして にはのうゑごみにかくれ入 よふけて八つはしが 此あげやゟかへる所を 〽おぼへたるかと 切つくる八ツはしは それとみて 〽次郎ざへもんさん たつたひとことと 次へつゞく 無差 まへのつゞき いふをちつともきゝいれずせきに せいたる三かたな四かたなあなやと さけびたふれけるときに八ツはしが むなもとより一だんのしんくわもへ出 くうちうにいつぞやすゞか山にて ちしほをあやせしかのゑまの 一古画のせいれいもう〳〵 ろう〳〵に あらはれ 但 まへのつゞき 次郎ざへもんこれを みてあらあやしやと 思ひしがたちまち さけのゑひの さめたるごとく れんぼのやみも めい〳〵とほんしんに 立かへりろく〳〵 事もたがさずに 八つはしを手に かけたるを こうくわいし すぐにせつふくと 思ひしが せめては 大おんうけたる ようしおやへ よそながら いとま ごひして のちに はら きらん 思ひ 〽ありや〳〵〳〵と おほくの人ごゑ 見づけられじと ほうらふりなはての のがれ ゆきめ 〽ちかごろ 下りない ことながらちよつと つぎのゑは のわけを かまくらの 小ゆるぎ にうり ざらやの 三五や 舟へもん 養子次郎ざへもんは 一ほうちつゆゑに そこまでわしといつしまに 此ゑだるをもつてあよんでくだされといふをきゝ つけてあるじふねゑもんおくより立いで〽ヲゝそれはう もやすい事己あほうよあなたといろしよに もつていつてあげ申せといへはでつちはにしやう〴〵 にゑだるをもち老女についてぞいでゆきぬ しはらくじこくじこくういりしがかみの 〽かくてしばらくじこくういりしがかみの 村からでつちのあぼうかたてにゑだり かたてにおさなき子をいだきおい〳〵 なきつゝがくりくるにねゑもんそれと かんどうしよめの玉袖は みるゟ〽又あほうめがよその子ともに なぶられたなとしたけてなず あに小ゆるぎとま介方へとりかべされ なふられたなとした ゆへざまとしかられ〽いゝへごちや かないはじんてつけのかほう一人に下へざまとしかられ〽いくへごちや かないはぶにんでつちのかほう一人に みせをまもらせ寺参りしてゆへもぎりなぶられはせぬけれどまつきは みせをまもらせ寺参りしてゆへもぎりなふらい おばゞについてゆきいなむらに 〽これあほりよびるなかからふねこぎをるおばゞについてゆきいなむらに きをつけをれとしかりつゝおくへいるあどにはさきへまいふには おれはちよとあそこまで でつちがのびあくびかゝるをろしもひとりのおれはちよとにはこまで いてくるほどに此子をちつとの 老女三いばかりなる子をだいてこゝにきたりいてくるほどに此子をちんとの まだいてくれろといふて 〽これでつちどのしんもろにつかふのじやほどにまだいてくれろといふて それからいくらまつても よいさけを一しやうゑだるに入てくだされといへばそれからいくらまつても もどらぬによつて てつちがこゝろへましたとさけをいきゑだるに かへ 入てもちいづればかの老女酒の代銭かぞへてはらひ □ サイ 十 五十七年 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ まへのつゞき あそこやこゝを たがねたけれど ゆきがたしれず 所で此子が なくに 四 四 よつて わしも かなし こりや どう しやう 七日 二十一丁 思ふて 四 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ それ ないて かくりきた じいへばふねへもん 〽フウそれは かてんのゆかぬ事と てつちがさげたるたるうち ながめ〽フウこれ此ゑたる頃 小だをつけのししん上 にゆるぎむらみ五や舟にもん 様へ下かきつけたるはハアめんようなし 此ほうの かやをかいて □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 此子に つけて 上々諸白 名酒品々 よこしたは 八テいぶかしやと しばらく かんがへ よめた こりや おれ 見かけて 此子を たのみ 井五巻 よう 十二丁 といふ こりや ようしの おしつけうりに きはまつたこれは あいらしい女の子 あとではさきも しれるであらふ みかけられたよ ゑんであろ とうぶんちゝの こや水あめで なとそだてら やらう 次へつゞ 御上 □□□□□□□ まへのつゞきあほうよその子をおくへ つれてゆきたゝきつけてねかしてやれ といへばてつちは子をたいて ねんねこ〳〵〳〵トこれさいはいに おくへゆく〽此日もすでに ひともしごろおそでがあにの 小ゆるぎとま介おそでをつれて かど口からふねゑもんどのおやど かといひいゝ内に入ければ舟へもんは しぶ〳〵がほ〽ヲヽとま介どのか よめをとりもごしていなれたかし也 こちの内に用はないはづ 何のためにござつたとはり もつことばとま介は手を もみつゝ〽そのりつふくは しごくもろともおづとに きらはれたおそで しよせんすへのつまゝぬ 事とむりにとり もどしてかへつたは 一しやうのせつしや があやまりたとへ 次郎さへもんはどう 次郎さへもんはとう あらうとも一たん よめにしんぜたいもて やけばりよめと おもふて下され それでいもとを いれてきました トいへども □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ いやみなたの むかびさ とつて つれていつた からはもふわしち とはあるの たにん今さら よめと思へとは いつまていふても かへらぬことかうなる からはもふゑんじや でもなんでもない あかのたにんじや ほどにくちかず いはずとはやく つれていなつしやれと にべもしや〳〵りも なんど口かほを そむけてゐたりけり 〽ヲそのりつふくは もつとも〳〵しやがそこを どふぞりやうけんして どふぞよめに〽いやでござる 忰めはかんどうしたれば よめといふべきものもない はづ〽サアそれも所へつゞく こらしめのため次へつゞく まへのつゞきとうざのかんどう〽いや とうざでない七しやうまでのかんどう おや子のゑんをきつたれば次郎ざへもんも あらのたにんじや〽くゝその又あらのたゑん の次郎さへもんが身がはりになんでこなたは 人ごろし乃つみをきるのじやその しやうこはとふねへもんがふところに 手をさしいれひきいだしたる白木の いはいこれにかいみやうこなたのぞくみやう 竹年までをしるしたはこなた次郎さへもんが かはりに人ごろしとなのつていでしぬる心で あらふがのといへばおそではびつくりし 次郎ざへもんどのが人ごろしになつたとは それはなにゆゑどふしたわけやうすを きかぜて〳〵とたゞうろ〳〵となくばかり ふねへもんはことばもなくさしうつむいて ゐたりしがとま女にむかひことばをあらため 〽わじが心を御すいりやうのうへはぜひに およばずうちあけておはなし申さんいつたい 次郎さへもんはあふみのくにゆげのはんぐわん さまの御けらいふなばし次郎内といふ 出人のじづしその次郎内どのはとくに 身まかりゆゑあつて次郎ざへもんは ろう〳〵の身となりたちよる所も ないときゝわしが養子にしたもわしが むかしろうにんのとき いのちにもおよぶほどの なんぎを次郎さへもんが じつのおや次ら内どのにすくつてもらひ 一命をたすかつたゆへにそのおんがへしを しやうためそれゆゑにおのづから大いそ がよひもおほ目に見たがかへつて あたとなりこらしめのために かんどうしたゆへけつく 人ごろしにもなつたるとうり 次へつゞく 後 下編後 冊下編後 冊 まへのつゞきあまくしたのがわしがあやまり 次郎ざへもんをころさせてはめいどにござる大おん うけた次郎内どのへどふもわしがたゝぬゆゑ 人ごろしはわしでござるとなのつて出てしぬかくご おそでをもとのよめにすればひよつとなんぎが かゝるよいものでもないゆゑ今のやうにさづよう いふたはあかのたにんにしてなんぎをかけまいばつかりで ござるはいのとものがたればとま助いはく〽サアわしも そふおもふたゆゑそれでおそでをつれてきました みす〳〵こなたしゆおや子がなんぎをみすてゑんを きつたしておもはれてはどうまわしがせけんへすまぬ ろうにんはしてゐれどわしもぶしじやひきやう らしう身ぬけはせぬやつぱりおそでをよめと思ひ なきのち〳〵のかうはなもたむけさせてやつて くだされとたがひにたつるぎしんのことばおそては かなしさやるせなく〽それほどまでに次郎ざへもん どのやわたしが事までおもふてくださるしうとご さまあなたがかわりにしなしやつては次郎ざへもん どのもよもやいきてはゐさんすまいならふことなら このもよしにしてくださんせ次郎ざへもん 此りしを人ごろしにしてくださんせ次郎ざへもん どのをふ孝ものにせまいためいろ〳〵わたしがきを もんだもかうなれば糸のあはそしてアひらざへ見 もんだもかうなれば水のあはそしてマア次郎ざへもん どのは何ものを手にかけさしやつたきかせてくだされ とすへさともん〽見らざへもんは大いそのたとがくわがやのかどにしのびきたりうちのやうすを ととへばふねへもん〽ヲゝ次郎ざへもんは大いそのさとぞ 八つはし太夫を手にかけたはいのトきいておそでは 又びつくりあきれてことばもなかりけり 〽ふねゑもんはとま介にむかひ〽あと〳〵のこと 何やかやいひおきたい事もあればまづこなたへ ととま介をともなひて一間の内へいりにけり 〽あとにはおそでがひとり事八ツはしどのが 次郎ざへもんどのの手にかゝりしはわしがあふて たのんだそのぎりにせまつてのことならんそれでは わしか八つはしどのをころしたも出なじこと わしもいきてゐられぬぎりじかくごをきはめ すでにじがいとみへたる折しもさいぜんのおさなごが 目をさましてひとまをいで〽ちゝのまふちゝが のみたいおば〳〵とおそでがひざにとりすかる その子のかほをつく〴〵みて〽ハテ此子はどうやら 見たやうなヲゝそれ〳〵いつぞや大いそのなわて にてとほりすがいに見かけた子どふして此子は こゝにゐるじふしぎたてつゝだきあげるそのひやうし にかたへにありしゑだるをばつたりうちたふせしが うちゟ小ばんばら〳〵〳〵とみだれ出ともにいでたる 一つうありとりあけみればかきおきの事三五屋 ふねへもんさまへ八ツはしよりトよんでびつくり ふねゑもんとま介もひとまの内をまろびいで ともにおどろくばかりなり〽此ときすらざへもんは よそながらやしなひおやへいとまごひせんものと わがやのかどにしのびきたりうちのやうすを きゝゐたり一つぎへつゞく いかゞぞとこれも此かどぐちにしのびきたりて きゝゐたり〽ふねへもんとま介おそで三人はかき おきをひつはつてかはり〴〵によみあぐるその もんごんにいは〳〵〽いまだおん目もじはいたさず 候へども一ふでしめしなくはたくしこと さきしやうのあくゑんにて次郎ざへもん さまとなれぞめまいらせわたくしゆへに 次郎ざへもんさまのごかんどうの身と 次郎ざへもんさまのごかんどうの身と なり給ひしよしおそでさまの おんはなしにてうけ給はりなし 何事もみなわたくしより おこりしことに候へばさぞ〳〵 おんにくしみ候はんとぞんじなく おんはなしにてうけ給はりなく まへのつゞき〽又さいぜんのろう女もあとのやうすは それにひきかへおそでさまの それにひきかへおそでさ 御孝心しやうとごさま 次郎ざへもんさまを だいじにおぼしめす うけたまはり おろかなる 身にも かんしん 御しんていを 光光 それゆへ わざとあいそ づかしを申して 次郎ざへもんさまの おんけすかゝり相はて おんねすかゝり相はて 申候此おさないは 次郎ざへもんさまのたねを やどしてわたくしがうみたる むすめ名はにむろと申し さいはい なれ めいどて 八つはしに いひわけ せんと ます〳〵 わがあやまり けがあやまり ふこうの ほどを 一おもてにしのびしかのろう女 いそがはしくはしり入て こうくわいし かへにとりつき なきゐたり はものをもち どふおもふても しなねばならぬと すでにあやうきその所へ 〽うちにはおそでが 五四年三ツ比なりなし 此子をばまごとおぼしめし おんそだてくだされつゝ 此金子五十両はじやくまくの 銭右衛門をたばかりてもらひ らく次郎さまへもんさまに おんとゞけさい天草と やらをおんかひもごし あそばし候やうになされ くだされつしくおそでさまにも 申上たきことはうみ山に 候へどもさいごをいそぎ べつには申上ず候とよみ おはつて三人はわつとばかりに なきふしぬ〽次郎ざへもんは かど口にてこれをきゝ 〽さては八ツはしはまこと 銭右衛門にしたがふ心ではなく てだてにてのき状をよみせしとき てだてにてのき水をよこせしとき よりわがてにかゝるかゝごで 五十両のかねをもらはんばつかりの 手にかけしふびん さよとしのびなみだに むせかへりおもはず 内へいらんと せしがいや〳〵 いまとなり おやをいう おやこふうふの あつたかそふとはしらず かやのりしては 人ごろしの なんぎがかゝる なんぎがかゝる かんどうをうけしこそ おしとゞめ〽わたくしは八ツはしが おしとゞめ〽わたくしは八ツはしが 扨でござりますおまへがしんで くださつては八つはしがこゝろが むになりますマア〳〵まつてと はものをもぎとりとゞめけるが おいのわくせききをもみしつかれ にやなげきにしんきをいためし にや〽うんといつてきぜつして たふれければ〽みな〳〵おどろき たふしければ かいほうす〽ふねゑもんは たんすよりいんろうを とりいだしくすりを とりてのまするに ふしぎなるかな たちまちいき ふきかへして おきあがれは 次は 四 此いんろうのおくすりでござりましたる トいへば出ねゑもん〽おいのふ此いんろうは 次郎ざへもんがしよぢのもの 此内の舟ばし次郎内どのゝ いへのひほうからさき しがのしんどのゝいへには さい天草といふきんさう のみやうやくあり舟ばし のいへにはそせい丹とて 此みやうやくありこれは 次郎ざへもんあふみを たちのきたるせつも もつたるいんろうに目をつけて〽ちよつとおみせ なされてくだされといんろうを手にとつて つく〴〵ながめ〽フウかきつぱたのまきゑの いんろう今わたくしにのませて下さつたは 身をはなさぬいんろうで ござるときいてろう女は ヱヽトおどろき〽さては 七ねんいぜんわれ〳〵 おや子ざいこくじゆんれい にいですゞかのやしろに しゆくしたる夜娘ゟ きうびやうにてしに きつたを此いんろうの おくすりでいのちを だすけてくださけた 大すしてくださいた たびのおさふらひは次郎ざへ もんどのにてありしよな あんやでかほはおほへねど 此かきつばたのいんろうは きぶんはどうじやとたづぬればありがたうござります イヤモさりはりつねのやうになりましたトいひつゝふねへもんが これ此ごとくじやくまくともくずをとらへて きうめいしたるところさきだつて山がらす てんぜんにたのまれからさきのいへゝしのびいり そのゑのせいれい 八つはしがきやうかんに わけいつてあたをなせしに うたがひなしさすればみな これさだまりのやくそこど 一こくもはやくこゝをのいて せつふくすべしとはしり やきぬ〽かくて次郎ざへもんは ゆきやい川まではせゆき おかげに座をしめて すでにせつふくとみへたる をりしも〽やれまて次郎ざへもん はやまるなとこゑかけて ゆげのかしんほし月みぶへもん 女のり物をつらせからさき はんたらならびにつまおかん あとにつゞきてあらぎりの も平じやくまく銭へもんと もくずのじやま□になれをかけ ひつたてゝぞきたりけるさて みぶゑもんいひけるは〽ヤア〳〵 次郎ざへもんもはやせつふくに およばぬそのわけはかしさき半左衛門 志賀のしんをうつてかごつるべのきなと さい天さうをうばひとりしは此両人にて残へもんは 本名かに助じやま平はほんみやうさる平 両人ともに山がらすがしもべなりさい天さうも じやま平がしよぢなせしをとりかへして こゝにありさて又八ツばしいまだすこしのいきありしゆへ こゝにありさて又八ツばしいまだすこしのいきありしゆへ さい天さうをもちひたるに意うやくのきどくにて よく見おぼへてをりまするその じやんれいのむずめといふはすなはち 八つはしそのときしぬべきめいすうの いのちをたすかりこれまで七ねん いきのびたは次郎ざへもんどのゝ 〽おかげさすればいよ〳〵 手にかゝつても ちつともうらみと おもひませぬ トものがされば とま助はひさをうつて すみいで〽それがしも 七ねんいぜんすゞかの やしろにつやせしが ゑまでんにかけありし ふるきゑまゟ一ツの おところへいると見てあやしき ことゝおもひしがその時の じゆんれいの二人づれは 八ツはしおや子で 八ツはしおや子で ありしよな〽さては そのよふかなみがさの おこふらひさまは〽ヲゝ此 いんくわもへいでゝじゆんれいの とまみであつたはいの かれといひこれといひよく〳〵 おもひめぐらせばゑまのたゝりに みたかひなくみなさだまれるいんぐわつく 右画のせいれいわざはひをなせしことむかしも ためしなききあらずトいへばみな〳〵きいの おもひをなす〽そとには次郎ざへもんこれをきゝ 〽さてはいよ〳〵われあやまつてゑまの絵の 上ろうにきづをおふせしたゝりにて たちまちきがいへてそせいしたりたはめん せよとてのりものゝ戸をあくれば 八ツはし太夫又一つねのていにて □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 一巻 まへのつくき一〽次郎ざへもんはたゞ あきれてこれはゆめかと喜びぬ 〽わぶゑもんかさねていはく みふゑもんかさねていか 〽此両人がはくじやうをきくに 山がらすてんぜんはまことは さきだつてほろびたる 麻八郎八郎 ためよりが かしん 赤ほし さへもん おにかげ といふもの よしま あく五郎は まことは おにかげが 一子あかぼし 太郎 かけひで といふもの あさはら 八郎が 一子 やしや にちからを あはせて 今あしがら山に ひき こもる かご つるべの かたな いま いかづち じやが てに よし てんぜん おや子は はん九郎が はん九郎が ちゝのかたきの 本人なれば なんぢ 半九郎に ちからを あはせ あしから 山にはせ むかひて かれらを うちとり かごつるべの かたなを とりかへす べしとしゆくん はんぐわんの おふせなりと▼ いへは次郎ざへもんます〳〵よろこび さてはん九郎は銭へもんじやま午が ほうべをはねてちゝのあたをむゝひけり 〽ときにふねゑもんおそでとま介 いち〳〵かしこみうけたまはり候とこたへたり 八つはしが女も 次へつゞく まへのつゞき小むろをいだきて此所へきたり八ツはしがそせいしたる ていをみて喜ぶ事かきりなし○さるほどに山がらにてんぜん よこしまあく五郎おや子のものはわがみのすじやう あらはれければゆげのやかたをしゆつほんし いかづちくわんじやに ちからを あはせ あしがら やまに 引こもりて あつめ まづゆげの やかたを しゆつぼんし いかづち くわん じやに まづやけの はんぐわんを うちとりその いきほひにて かまくらのくわん肌い をもほろぼさんとその よういをなしける品人 はん九郎次郎ざへもん ふかあみがさにて □□□□□ かほをかくし あらぎりの も平を したがへ いかづち くわんじやか 梅のはな 車にのつて 山中をやふらん するゆだんのをりを女 □□□□□□□ □□□□ さいはひに とりかとんで 〽いかつち〽そんぜん 〽あく五郎三人を うちとり かごつるべのかたなを どりかへして よろとひ なゝめ ならず はん九郎 次郎ざへもん 両人ともに きさんかなひ 次郎ざへもんは おそでを ほんさい 八ツはしを てかけみ なして中むつをましく つれそひ小むろをよういゝす みあやふねへもん八ツはしがはしは ちくいんきよ小ゆるぎとまつ あらぎりのも平はばんぐはんに はしかゝへられてかうろくを おもふにあく人はさま〴〵の たくみをなすといへども ついにはてんばつによつて こと〴〵とほろび善人は 清峯画 山東京伝作 こと〴〵くほろひ谷人は 忠孝貞節の天の あはれとをかかふりてひも左におとろへたるもついには世に さいは頭をうるされば世人あくをこらし善にすくむの 心さしをはけむべきなり 千秋万歳万歳万歳万歳万々歳にて 御東京山てんこく 古生いゝれてい様とのみに付 つけぼりてんしきたし 全 京伝店商物口上 きれたばこ入紙たばと入きせるるは 当年は別してしんかためづらしき ふうりうの雅呂多く出来申候 見六冊六全 尾大冊ア 京伝自画 自讃 あふぎしきし たんざく はりまぜゑ るいしな〴〵 読書丸 一つゝみ一匁五分 第一きこんを つよくし物覚を よくす心腎をおぎなひ 老若男女つねに用ひて 延年長寿の要薬也 近立追々ひあまり候間 一大こく上品きおら丸一りう十二文 別してゆくしゆを ゑらひせいほう ねん入申候 〇にんじんくまのゐしやかうのない大ごく上正じんのやくしゆを ゑらひかでんのかつありて一ねのきおうくわんとはこうのう大じ 別なりのりをつかはすくまのゐはかりにて丸すまことに □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 上品と一 いふへき也 あたへも 10326 来ニ宍庫一