婚禮法式
- creator
- 根井高知編
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- 2026-08-17T19:23:19.947Z
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- 2026-08-17T19:23:19.947Z
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- CC0
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- 根井高知編
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- 日本語
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- [書写者不明]
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- コンレイホウシキ
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- 東北大学
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- 2025-11-13T06:30:25Z
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
行日
婚礼法法
作
右行事
婚礼法法
婚礼法式全
天照太神々御子をしおみの尊へたかみ
むすみのむすめたゝはたちく姫を
娵に御とり候て御盃事有是日本
饗応之初也日本の娘を登る事之禍也
日本記神代巻曰天照太神之子正哉
吾勝勝速日天忍穂耳尊一界高皇
産霊尊之女朽幡千千/姫生天津彦
彦火瓊々杵之尊下略
礼ニ曰
昏礼者将_一 ̄ニ-合_一 ̄ニ二姓之好_一 ̄ノ上以事_一 ̄ニ宗廟_一 ̄ニ
而下 ̄ハ以継 ̄ス_下後-世 ̄ニ_一也故 ̄ニ君-子重之是以
昏礼 ̄ニ納-米問-名納-吉納-徴請-期
皆主人筵_二凡 ̄ハ於廟 ̄ニ_一而拝 ̄メ迎_二 ̄フ於門外 ̄ニ_一 ̄ニ
入楫譲 ̄シテ而升聴_二命 ̄ニ於廟_一所_一所_下以敬_下以敬 ̄ナルト
東 ̄ノ正 ̄テ_二也
一ゑんへんらくしやくの後日をゑらひ
たのみの祝儀を巻をゆい入といふ
一吉月の事十かんはつちのへつちのと
十二丈はうしいぬの日を用是をゑん
かうの吉日と言
一せうちんきのさんしやくはおもめしゆくは
こんゐんにいむ日也吉日かくもゆめ〳〵用
へからす
一諦入とさんと小袖したて候時そふ方の
房方よりくしうしやくをとりかわす事
有之てこして
一つかひ物の事しうもへは太刀馬代小袖
し可申候へ小袖酒肴御巻物綿指遣へし
酒伝に小舅ゐんきよ有之時は男女ともに
よりそふなりのけものなり
一けいやくの女之方へは小袖酒肴鳥目とふ
たせふはたかひのふんけん時にわうしけんし
酒伝に肩かひすへこうそへ其外召仕の
女中等へそれ〳〵にしたかひまきもの
白銀なと遣事有り
一折帋目録之事もんしのしんそふ
れい物たせふにより上中下々心得有り
源伝代わちこん十両とかく事も上代々
ふうきといへともしきにしたはひむかし
人のおしへなれはおのつかり又礼にも
かないはへるなりよもこれにしゆんして
用へしことに今日よれいをからへて
つくしむ事なかれ又くわん永々すへより
わうこんつゝますたいにすへいたす事
有りつ年わともかくく其時は義に
まかせへししかるにかやふの時節は
物よらにこしつすへらるゝをいます
第一としてけちをなしかならす
つたみつかふへ
たせらふしんけうそふのくらいを以て
上中下之品をわ〳〵まといへ共もん
ていしよか〳〵のともからはたんちにして
事理をへんしかたきゆへけけんより
用来之推味記々有増のこほうに
かきくわへ今ねんかうのすんをかりて
てろさしそうきやうによせくたを
へたてす古今の礼義したゝめあつ
めてゑんほうしきとおつく是にほう
たうろんのれいなれもてをはちおのれを
をそるゝ事なかれ一ツ事にこほふの
おもむきわたへしとあるはせそくの
ふうきとしるへ
しちとめ
しうとへ
一りんりり一一一一一一一一一一湯湯一一一
進上
野仁率よし
人かな交に長にゆへし
かな交に長にゆへし
竪紙よし
○一分小袖五重
しん上
しん上一おひ三筋
御小袖三かわねきし三十
御太刀一腰
こんふ一折こひ三十
御小袖五重
たい日
砂金十両
御馬
するめ同
御馬一疋
御たる二か
以上
以上するめ一軒
以上
同御たつ五日五日
御たる五つ
以上
名字官
あらし官
しかとへ
よめへ
しうとめへ
竪帯に
進上
しんよ
御小袖三重
ちりけん五巻おひ二筋
御太刀一腰
さし二十
わた十はき〳〵二十
こんふ一折
御小袖三重おんふ一軒
おんふ一軒出んふ一軒
たい平
たい一折たい二十
御馬一匹
一さく一かする一折
代黄金十両
以上
御たる三か
以上
以上
名字友
めうし官
惣女中
つほねかいそへ
惣女中
竪袋よし
白かね百両
白かね二百番
白かね百両
一惣女中
たくかろふ
よし
白かね千両白銀拾枚
仰伝使者之心得に悪目録一通調様
何之守様え御太刀一腰
御小袖
五重
御馬
御前様え御小袖三重
こんふ
たい十
するめ十連
御たる二か
御姫様え御小袖五かさ縞
御帯二すし
きし三十
あま
あま
たい三十
するめ三十巻
御たる五か
御隠居様えさけ二尺
御たる壱荷
小舅
小舅御太刀一腰
誰様え
御小袖二重
御馬一疋
白かね二百両上臈おかたへ
同百両御廟へ
同百両御板添へ
同
千番惣女中へ
同
十枚御輿添へ
以上
月日
右竪紙を継て調へし
一縁江々小袖之事
寂貝つくし裏紫
梅重
表薄紅裏かうはい
白くす
裏表白師伝ニ練
白さいわいと裏白の
白小袖私に白む〳〵
地なし裏紅紅梅表紅夏葉
厚板裏紅山吹表朽葉裏黄
染小袖
染小袖掻練裏表私 ̄ニ曰白
右之趣壱重宛取合所々閉て用候倅
師伝是を真之上といふ
春青霜善斎兵
実尽し松重
実尽松重又は裏表表有もいふ
妻花菱白小袖
表字文裏浅黄私曰
染小袖
染小袖柳重春客宗五郎私曰
浅黄むく
右同前
師伝ニ是を天中
妻愛菱白小袖
染小袖定絵様なし唯目出度
染小袖
染小袖絵御用へし
定絵様なし唯目出度
縫様用へし
牡丹
表白裏白裏白裏白杉輪子
縮緬葉当季々絵様縫たる
を用古法ニはすほたんとて表
絵様なし
御小袖
御小座右同断
おひ
きし
こんふ
たい真の下
するめ
御たる
以上
名字官
地白染小袖
御小袖二重
染小袖
地赤染小袖謹書
廿五日一方一向小袖
白小袖
右同断
右同断右同断同断同断同断同右同断同断同断同断同断同断同断同断同断
御小袖一重
右同断
おひ二筋
たい一折
御たる二か
おひ二筋白小袖おひ一筋
白小袖おひ一筋
こん婦一折
山吹こん酒一折
山吹
たい二
師伝是を
張たる二か師伝是を御たる一つ
し原?馬図
行之上
又するめ
源伝に者を
以上
行之中
巻物三巻
巻物三巻巻物三巻
帯二筋
おひ二筋帯二筋
こんふ一折
土人婦一折右河茂紙ニ包遣へし
たい二
御たる一つ
入するめ
以上
師伝に是を行之下
小袖代白銀
小袖代白銀
帯二筋
帯二筋
右同断
御小袖代白銀何程
御小袖代白銀幼妓
右同断
おひ一すく
おひ二筋
こん湯一折
こんふ一折
師伝是を
茶之中
たい二
たい二
御たる一の
以上
又はするめ
深伝是を
草の上
御たる一か
いに
二拾両
一金弐朱白銀十両又ハ
白銀五拾両
百七
又は三拾両
帯二筋
又は代物
おひ二筋又ハ代物
おひ二筋
せん婦一折右同断
右同断
たい二
するめ一打
御書一被師伝に是を草之下と云
いふ
古代は鳥目
一下袖積摺之事壱重宛取合臂通を酒立に
後へひけに打所々肉襟を向へなし上まへを
上へ横にのへはゝつむへし
源伝に同様。袖の上中下こつま先すそ
以上七所原二筋計二ツに通し申上へ弐本共
通し叶むすひ小田なり
針を返す事努〳〵ふて有之口伝
のし
大
大
新
一酒伝に積様古へは横にのへて積といへども
近代は数により迎小袖のこも〳〵壱重を
御立に襟と〳〵を向合二ツ打続也私に曰
品々替有之といへ共一重宛閉下ま人を上に
なし。竪に右より左之方へ何重も順々に
積なり組一重之時はゝ広なのことく
横に積へし
泥伝に舅其外へは小袖之積様
常のことく併袖を返事の
婚々有之間敷仕他所より
返し暮時は袖を折て来る
又は上けて有之抔と言葉を
ゆへたつかふへし時宜により
此方に而ひそかにのへて枝虫
委細之口伝
十一月
一帯の事一帯の事降帯つけ帯帋に包中を水引
にて結何も横に積也折形別紙有り
内
三巻
泥伝に降帯を入江帯遣かけ
帯共言はく絵様に古今の
ならひ有包様之事折形に
降帯とつ降帯とつけ帯えまたまた
五行叶にむすひ小袖之上に置るか
も有り口縞下帯なり
一雉子之事雌雄宛ならへ頭をのへ何も
觜を向合飯立に積へし
一源伝に上三十中二十下十以下は段々に
了簡有へし二十以上は二通に積へし
一鯉之事何も腹合に積へし
酒伝に上三十中二十下十以下右同断
一昆布の事一把宛女鳥羽に重積へし
師伝ニ上三十中二十下十柄以下右同断
但十把以下は一把宛帋包積べし
一鯛之事腹合に積へし
師伝に上三十中二十下は右同行何も
かけて用かけすらても積へし
○一勤の一編の事編て頭を左へなし順々に重て
積なり
師伝ニ上三十申二十下十六十以右六人
但十色以下は頭を向になし次第に懸積し
一樽の事柳樽は討の方を向へなして双なり
酒伝に十一十荷中五荷下三荷銀本右同断
披露之時は一荷宛口を向合にすへし
手樽角樽兵庫橋取用て何も白樽や
輪にかけ様弐つ宛ならへて三通かけへし
私に蕨樽用方有之不宜又手樽を
帋にて包申候に有之
一宝永丙辰年七月廿六日萩原近江守殿
子息彦次郎殿ゟ中根壱岐守殿之御暴え
御法入小袖二重幸菩麦白小袖地前地黒参候
七所内白小袖之上に幸菱地之上に地黒を
重る
一雑集雑類類類類箱樽二荷此樽之手也片々は
女結両わな片々は男法両王な組壱つめに
両方之手にて如此陰陽わけたり樽の
口の下に常は鴻の池諸白或は南部諸白と
書付有所家内幷多畠と書遣へし何も
森平角差図のよし樽し樽したか六ツ上弐つ
申二ツ下二ツ当家にては祝の清水と書
遣ス事有之
そこゐなき心のほとはわきかへり
いわいいわゐいわすともしれ
是は師伝にも用たる例有之私に曰此たか
左輪右輪に懸るかよし
一熨斗之事紙包中にひたを取水引にて
絃遣ス也但者以之草有
師伝勇始へは真其外へは草にすへし
縁女ハ包様品有折歌ニ而勤へし但又
熨斗を添こして能物有之共世々
風儀を了簡すへし私に曰魚鳥之
添たるものにのしを添事有之心得
かたしといへ共あやまりなり
一栂添之事侍一番に奉遣へし使者より
先人へ行音物之首尾を調待条々口伝
一師伝へ拵添には故実心得たる歩行侍
壱人或は弐人又は此間之小頭等を
相添遣へし宰領又は人足下乱之為也
私に曰下々は物事にふまつに候へは殊酒
なと過しては言葉にたゝこわたかに成事
多しさねとて侍出て下離をなすも
見に具し兼々能心得へし
一使者来候は拠添先舅へ之太刀打袋紙
渡すへし馬代は折紙に包台に方へ
拠添より先々抔添へ渡へし
一師伝馬代之事当代は不包其侭廿屋ゟ居
出といへ共故実にあらすケ様に時節に
あまり当世風は嫌也されはとて流涙を
立古法に着し今日の権当代違事
なかれ過不及昏礼を越て私なれは
深慎へし船に馬代をふ包台にの世
左に持右に左に左に左に左趣紙を
のへて太刀折帋を渡直に馬代を渡す
是を時により用たる例ありすれとも
ひれつなる意味有り心得へし
一口上之次第親之方ゟ遣時吉日に付左馬助
方より締入之祝儀を不申候互に千秋
万歳珍重存候由目出度存候能候
一酒伝に是を両口上とて当流之秘言や
又自分之時は今日吉日に付山威久しく
一税目録之通進之道近辺
一師伝にケ様之時分余長す如何敷とて
本書之通少之品添迄也流により
文を遣たる事有不宜
一使者口上之内拵添又子舅江之太刀折帯
を持参し渡へし
一酒伝に板添次の座にひかへ口上済て
使は伺ひ渡へし又小袖なと有之
時は台に組付候て渡るべし其外
目録も夫々にも置へし何も惣目録
を以委細に引渡へし
一自分之太刀持織火之太刀持にて頭取次を
頼御礼申へし
師伝に惣目録之通委細引儀自分
にも太刀目録持参いたし苦からさる
儀ニ候以上乍憚差上申度由を言取次
宜可有之間披露可仕と云時罷立
自分之板添より太刀を請取持参し
御所可然様に頼よしを云其外自分
之持参は何も同前なり
一取次右之趣目録之次第披露し
使者を請し御礼申させ申へし
一師伝に惣目録之順々にならへ置様子を
伺ふへし口上をのへ扨使者を通へき
よしあらは請御礼申させ申へし
使者之太刀をは主人ゟ遥に打下披露
へし御礼之程を見合数広計を出すべし
一三献之事常々のこと〳〵
一師伝に引渡打揚煎又御引渡
雑煮鰭之吸物何も三膳共にすへ扨
三盃銚子提取肴を出候なり
一盃之事次第殊之人男に向ひ挨拶
有之時舅使者え一礼しのみ初使者に
さす就而頭裁し一献のむ時旧男肴
心せ給謹而載かへて二献呑所へ引出物
出ス戴次え立我刀を置指罷出御礼申
又次へ立刀を差けけ罷出かへて三献
のむ所へと舅是へと有とも兼へし
是非ともと有之は下をおほし振て載酌か
挨拶人を頼上へし酌の御前へ立と等中
座而御礼し本座に着すへし其後之
様体はかほ宜
酒伝に道具出来挨拶人か家の子抔
持出使者に向ひそさうに候得共祝義
まてに遣よし云て渡るへし使者
請取渡したる仁へ一礼し取直し
御前え向院而頂戴し罷立へし立様
品あり口縞若小袖金銀等之時は目録
にても有之へし如斯之時は我懐中
すへし扨御前退出之時奥方ゟ之
引出物是は御前より見かゝりの所
然るへし御請之義は取次を以頼へし
又臍添下々等へ引出物も此時
遣へく御礼さすへし
一盃過送事有之献々之馳走之上には
万事規式等之三合有へし
師伝に言合之事媒之可了簡をましへ
互に書付を以申合へし
一舅の方ゟ御誂物之事記物役人等同前地
但縁女よはは返礼なきものなり
斯書一者以稽当家之古法
一者以伝先師之口授一者以
記多年視聴之礼法以備
末裔之不忘矣凡婚姻之格式
集而大成者也後学者鼓句
悉授焉
延宝六戊午孟冬上旬根井新兵衛
高知