草木錦葉集 卷三・後編 卷五

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水野忠敬逸齋
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場所: 江戸
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水野忠敬逸齋
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日本語
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須原屋茂兵衞等
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ソウモクキンヨウシュウ
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東北大学
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
狩川 編. 草木錦葉集巻之三 編前 二十一 同四 四十一 □□□□□□ 三十三 八冊 滅書 高野槙五品十ヲ 錦葉集巻三切之部見出 かつまある十ウ 大かや布二品三ウからたち五品十ウ ○かの部犬かや布二品三ウからたち五品十ウ 同実替り十三ヲ 賀茂の木一ヲ同かやあけぼの三ウ 一ヲ同かやあけぼの三ウ同実 賀茂の木一ヲ同かやあけぼの三ウ同実替り十三ヲ 一ヲ 同葉乱わり五品六ヲ 要もち布七品 梶かいで十三ヲ 要もち布七品一ウ 同義に替り五品六ヲ梶かいで十三ヲ 一ウ 撰白布六品六ウかき二品十三ヲ 同ふくりん三ヲ 同ふくりん三ヲ樫白布六品六ウかき二品十二ツ 同葉替り三ヲ同間の布六ウかんび十二ヲ 同間の布六ウがんび十三ヲ 隠みの四品三ヲ同黄布八品七ヲかうぞ十三ヲ 本かや二品三ウ同ふくりん二品七ウかしわ三品十二ウ 七ウ かや二段替り二品三ウ 同葉替り二品十三ウ かや一段替り二品三ウ同葉替り八品十二ウ 上上帛三三毛 一耳才銭葛巻之三三十一 十三ウ かうじ黄布八品 廿二ヲ かんぼく十三ウかうりじ黄布八品廿二ヲ衣々いちご廿七ウ かんぼく十三ウ 廿二ヲ かもかづら十三ツ同ふくりん五品廿二ヲかりやす廿七ツ 加ば十三ウ同別布の類六品 モニウ 廿二ウ かたばみ草二品廿七ウ 廿六ヲ 廿六ヲ かゝつがゆ十三ウ かんずい廿七ウ 川やなぎ十三ウ 川やなぎ十三ウかきつばた四品廿七ヲ 川やなぎ十三リかきつばた四品廿七ヲかん草廿七ウ 廿七ヲ 川ぐるみ十三ウ 川ぐるみ十三ウがま廿七ヲかむろ草廿七ウ 十三ウ かいどう二品十三ウ 廿七ヲ かう骨二品十三ウ 一読園竹二品卅一ヲ 十四ヲ 同花替り二品 廿七ヲ かづら布入七品十四ヲ同花替り二品廿七ヲ○よの部 十四ウ 同十四品 河原撫子 河原撫子廿七ヲよそどめ卅一ヲ 十七ヲ 十四ヲ 廿七ウ 一正木かづら二品十四ヲ 正木あづら二品十四ヲ衣之様子廿七ウよめな卅一ヲ 十七ウ かうじ白布廿三品 廿七ウ 寒つわぶき よもぎ二品 かうじ白布廿三品十七ウ かうじ白布廿三品廿七ウようようようよもぎ二品卅一ヲ 廿一 錦介 錦 草木錦葉集卷之三 前 さうかくきんゑうしうまきのさん 狩野博士集書 ○かみ部 ながしまかもしろふ めさきねにほだいしかうちがは 二永縞賀茂白布 ○薬がた要もちに似て葉艶はおか玉のごとく ○葉がた要もちに似て葉艶はおか玉のごとく芽先根の匂ひ大師香に違ず 芽出し蕉布に出後植白の布安永のはじめ頃大坂平蔵持下り永伝へいる 永嶋三十年来所持すといへといゝ老木なき故ふえず十九年廻り出すれど根生ぜざるゆへ 一本かぎり所持す其後津内所持にて二本になる文政元殿中半蔵より予守方へ入台木工夫して 旅またさし木も上風したり此品加茂まつりの節榊に出す故加茂の木と号たるともいふいづれ 大師香の釈と見ゆる○ ○要橋之類○丹青樹 〇名古屋にては○要がしといふ紅懸ると青と二品あり相 かける性は葉うすし青性は大葉にてあつく芽出し に紅かけず○う小木は八ノ末三ノ粉○大木は三ノ初八ノすゑ 元下り ○切つ二ノ末○つ三四○さ五六 ふいりのぶしひん ○布入之部四品中日向又は蔭 二 しんかなめ 永縞 出真の要 波鹿野 紅かけ性ゆへ葉うすし芽出し菊紅布の色は目向日蔭とも色よく本紅かゝり 見事併布に少し癖あり秋は紅少し還る事もありまづは過ず 清太郎真是夫一三 十一フ金キス 二 あをしやう くだ 下り大葉要 ○青性原にさきひろく大草なり芽出し地の色まづ青し布の色紅の様子真の恵を 幸右衛門とのあいだなり先孝右衛門の出たに似たり日向にては相かゝる日蔭にては少し 色あり日向にてはすこし布にくせあり秋紅をかけ見事 摂州木都 二幸右衛門土産 ・間性草がたは真のかなめと大葉との間なり芽出しまづ青く布うすくほんのりと 白ちやたかけ日向にては別して紅の色よしこのかなめより次なり日向にては 染井 少しくせあり真のかなめ程は布にくせなし此木の性相かけと青性との間にて相達の かたにちかし下品ならぬ品 二 小右衛門白布京常より丸かた小右衛門方にて枝替りのよし布廻り出てよく出来る 草がも かなめもちきふふくけんはがわりのるいごひん かなめもちきふふくらんはがわりのるいごひん ○要橋黄布覆輪葉替之類五品中日又は蔭 四 ㊃孫次真の黄布 元下りあさい ○青性少し小巣にて厚かた芽出し青茶色に出相忌す五月末頃より布少し 見ゆる日向にては少し薬箱かゝる此品むかし小葉の黄布と唱たる品 浅住出黄布 〇書ゐ性大葉のかたなり芽出し布の色相に茶色に出る六月頃までは 染井 一上の黄布なり後間の布地の色は茶紅布の色桃色なり此しなむかし 大葉の黄布と唱たり 二八左衛門 ●青性浅草より大葉のかた芽出しの色浅汐同様のうちすこし栗色なり布早く 一見え後々も黄の色浅伊より上品 真のかなめ くだり大はのかなめ 草木食之二 小右衛門かなめ 要の花 八左衛門きふかなめ 四 二 紅懸ふくりん要 ○青性葉細く厚きかた色わるし苔出し青茶色にてふくせん一紅を地の色は段々鳶色に なり後青く青染色になる七月頃までふくりん紅あり○中日又八日 大坂てんたのこぎりはかなめ ○極細き小葉にてがゝりとげのこ深く枝しげく打木しまり芦出し黒鳶色にて葉 天太鋸葉要 一生ん葉の縁鳶色の葉しぶかゝる青葉物のうち四五品の奇物○中日向又八日 ◯都て要もち実生の花はかゝり有て山桃に似たりしかし葉のもと付際にはかまあり心得 べき事 元下り 上総房州にては鍬べら又は○白はし上方にては ○隠蓑之類○麒麟血 三ツ手○蔭○う三八〇つ三四 やまなし ㊃山那子出上布 〇葉常のことく芽出し布少しきぞみ程なく白く出る大布ゆへすこしつり有 大布の入たる所木葉ぢく共白く紅かけ後極白布多くはふくりんにいづる 四 四 此しな当時江戸にすくなし かくれみのつぎ ○芽出し布白く出る夏地の色青流にて伽羅ひき色になる葉の地初は青く 隠衰次の布 つやよく出るまた青茶色の地に青く布の入たることく出る葉のち青茶色は顔 都に成書く見ゆるは地の色なり前文のことく本布ははじめよりしろくに布なり とかく影布は大布に入る 長谷皮出又次の布 〇前所と同様のうちすこし頃也尤小布に入芽出し青く茶色にて布は白く 出る地の色はまたく艶あり後地の色伽羅引色になる此所化所にて上布出る 事あり一品にて二品に見ゆる○中日又八日 鈴木帛真是未之三 四 廿一才金弐朱弐文一 大くぼ出ふくりん 〇上のにもんに非ず間の布の頃也此大くぼは地名にあらず苗字也後石皮と改珍物 一大く不出ふくせん。上の上の上の上の方の方の方の方の上の外は彼名にあらず苗字也後石皮 多く所持讃州の夜じゆろ商宝の一木等元は此家の一木也○中日 ○本榧犬樋班入之類七品日又ハ中日う二九 本榧黄布○芽出し夫々茶色に出初布見へず後地の色青く布書になる大かやより市頭也 四 水の出同間布 〇初布見えず後地の色青く黄布になり後白く間の布になる此しな文政四 そうしう 相州よりきたる 〇此品染井紋三より出るさし木にて窪助へ入又窪左へゆづる間の布 四窪多出石花樋間布 にてつやよし二段替ゆへことの外珍物 弥七細葉かや布○葉至て細く木常のことく上へ立長に枝まばらに出る黄布也 四 四 〇葉まばらに出芽出し青茶色に出地青く布は杭黄色になり尤初布は見えず 四大榧間の布 一格別おそくもなくさえる後間白○中日 池袋 一金兵衛犬かや間の布○葉しげくつく其外は染井同様に見ゆる○中日 大番町 やまぶあけぼのがや 山武曙栖○茅出し白く出後まく述常より葉みぢかく木しまりて出来る かくれみの かくれみの次のふ 孫次かなめ黄布 ふくりんかなめ 長谷皮かくれみの 大久保かくれみの 染井犬かや 窪良石花かや間ふ せつかかや 山武あけぼのかや 浅井出実なりかや 天満菊清什草 ゑんかうかや 「王「ストー まて京かし 水の柊葉かし黄ふ 五 五 五 大坂天満 ○極葉替之類 〇木横へ送谷出出て細く芽出しには上へ立よれ出るしかし帯しげく出ざる故 ㊄菊清針葉かや 丸ものなどには出来ず 摂州池田ばんだいがや ○一名朝鮮かや上方にてはかありろく○ちやせん第よくかける故枝しげり木ぶり 伊兵衛万代極 至てよく丸く出来る万代杉のことく也 石花がや 〇此しな悉く石花出ずとかくかへる返りたる品をゑんこう楯といふ影布又はうすき 布一二牧ぐらゐ出る事持前也 ゑんこう榧 〇石花同様の 品にて枝下え ㊄実生かや ○木横へひらみ葉つねのことく実多 むすぶ あか ○樫之類 ○赤がしは まて葉 けつしよ ○白がしは めんしよ ○なら葉がしは別種まづ柳葉の一類 血猪 柳葉 ○琴榴 〇もつこくかしはまて葉樫の一種 〇まで葉小木又は大木切込うゑ○三ノ中に木四ノ末五八○柳葉小木又は大木 切込うゑ○三ノ中○中木八四ノ末五〇なら葉大木切込植○三ノ中に木中木 とも八にかぎる捜なき時は一五ツ其外時節なし何れもかゑ替水沢山懸て よし柳葉なら葉は別て水沢山置べしかつあれは。三四〇苗木つくりかた 飛龍がし其外隣木の伝は七巻日にくわしく出したれは爰に略す 一巨木綿春長之三 ○樫白班之類六品間之布一品 かゞやしき ㊄市五郎樫 〇柳草葺の色青く布白く出る日向日影共布やけ六ヶ敷所書口向に置五月中頃ゟ 少し蔭の方先よし持前葉うすきゆへかとかくやける品蔭 五 巣鴨 ○柳葉市五郎より少し葉厚き故かやける事少なし市五郎より木ぶりよく 亀五郎樫 水の出柊葉 出来る芦の色初青く出青茶色の布見ゆる後上白布 〇なら葉。性前ふ形常のなら葉と違ひがゝりことの外深く飛籠かし程にはあらざれど 五 しかし格別違ふ品苦出しより布見ええず後もくもりな〳〵葉やけず白布の枝 亥布のゑだまじり折にふれ砂子布出る事あり青より布出る此品遠山より 文政元ゆづりかける○中日又は蔭 〇葉丸形極白布少し布のかたへつる気味ありまて葉白布天明すゑ初て 五弥忠まて葉 此しな出○中日又は蔭 浅草植木茶や 〇白布にて大布のかたは余程つるふくりんは権蔵かしのことく此しな文政四 かまやまて葉 相州よりきたり入○中日又は蔭 四谷おときち 〇葉がた葉おもてなめらかにて外のまて葉とはちがひ椎の葉森に似たり梶上 音吉まて葉 の白布なれど少しつる中日又は蔭 板ばしいたかつ 〇此品もつこく樫ゆへ小葉にてうねり青芽出し布見ず黒鳶色に出る青葉 板勝もつこく樫間の布 色の布追々見之後上の黄布になり秋間の布になる○蔭又は中日 ○樫黄布之類八品 九 ○葉先とがり大葉にて芽出しは布薄く出後黄布になる○中日 八上多出まて葉樫 ○又は蔭 左くぼた 左 〇葉上多かし同様にて葺出し黒雲色に出る葉に少しうねり有初布見 窪多出満て葉 ず追々布の色青く見え後少し間の布のことくになる極黄にてはなし布廻り六ケ 敷しな尤此品に限らず担類は布六ケしき様に覚ゆ○中日又は蔭 ○芽出し鳶色に出布見えず追々布さえ翌年も布の色書也柏木の色 左橋出柳葉 青く出る○中日 一水の出柳葉○此品丸言の黄布と同様のうち少し葉うすきかた○中日 〇葉常のなし葉帯青く布さらに見えず極おそくさそ硫黄布也文政二 八同出なら葉 ぬか座より入此しき家金魚楼と出所同し相州みまぜ清徳寺より出るなら葉 一の黄布は前々より此品に限る 九同出まて葉 〇葉さき尖り大葉芽出しに少し相かけ見る地の辺は鳶色也後少し白み有て 間の本に近し布につり有文政四植込大木より布出る○中日 ㊈宮茂出柳葉 〇葉常の柳葉より少し厚く布置てに布にてちり布也青葉出ず残らず 布入まづ白布砂子に近し○中日 巨太郎喜匡夫之三 一烏才義専老一三 九 出柳葉樫 葉つねのことく実生切株より布出しを文政四鈴木より入帆会黄布より 黄の色よし○中日 千駄ケや ○樫覆輪二品并葉替之類八品いづれも中日 権蔵白ふくわ○まて葉丸形苦出し茶色に出ふくりん白く出る日向にてやけず 九播磨産覆輪砂子 〇まて草にて小葉のかた芽出しより砂子白く出る古葉くらまず大木地植 など別して見事 九 永縞しま樫 元下り ○茅紫に出葉ひらき青くなる葉筋のことく伝あり秋の苔は少しかへる尤伝は見ゆる 同品予が庭大木より枝替り出此品は秋の芽かへらず 九 北沢車や飛龍樫 〇葉がた長く切込ことの外ふかく柊の葉よりがゝり涼し葉替り天葉 物のうち最上の品 一ノ宮またきほそば 又三細葉 ○葉極細く砂子のことく吹かけあり首出し去くかば春の方は所に寄少し葉広く 出る事も道多くは細し夏の芽は定り細く出る文政元出る 八 ○出細葉○草かゝりありをすす細く雉子の尾とも云べき品文政三帖蔵より入下品也 広世産雲龍樫○葉細く先に筋残り凡あり伊兵衛細葉に似たり 権蔵ふくり 窪左ほそばかし まて葉ほそばかし 一耳才食之 板かつもつこくかし 音吉まてはかし 又三細はかし 宮茂柳葉かし 車や飛龍かし はりま産ふくりゝん砂子かゝし 黄布 かまやまて葉 成せ産かうや槙 九 ④ 一小三郎見出し窪左へ入 十九 窪多出化細葉 〇葉定らず極細き葉も出又はつり布有て曲りたる葉も出に葉厚き所也 染井 伊兵衛細葉○葉よほど細し糸定に筋残り短さく葉のことく葉一段に出先に爪あり 伊兵衛細葉 ㊇まて葉細葉 〇葉極細く葉の縁がゝりなし狭江てはさみたることくはにの芦極細く秋茅 にてかへる此品当時見えず ○鈴がしはそよ木その部に出す○いちがしは○いの部へ出す ○うら白樫の類○うの部にいだす○枇杷楼は岩目○いの都へ出す ○高野槙之類五品○蔭又ハ中日○う三八四〇つ三四○三四○三四○ 十一 十一 〇葉常の高野槙也荒出し貴く布の色青茶布の入過たるかたは白茶色に 九成世産白布 出る後段々布白しもつとも雪白といふにあらず研白布は此しな計大坂 幸右衛門染井源蔵へ持下り成世へ入 浅住出黄布 〇葉同様芽出し黄布にて古葉に 十一八左衛門黄布〇浅伊同様の黄布也 至りても同し様也幸右衛門持下りの品と 〇葉形右に同し声出し青茶庭にて五月初頃は布見えず色あしき故分り 神矢出黄布 たる品忍原小三郎実生天長所持当時小日向神矢一木 一十二人金五 下リ高野槙白布 〇茅出し地の色れて布の色極黄に出る後白く成世同様に見ゆる感世白布とは ちがふ大坂牡丹や小兵衛実生 十一かつまある○根樹 〇葉形楠の木に似てつや至てよし実はいちゞくの実に似て小粒也冬唐室へ 入てよし此品明和の末ねて渡る上方にて持方知ざるゆへいたみ其のち 安永中頃江戸へ初て来る何方にても寒気に痛朝北那之室を初て考へ掘の下へ作り 一夜中草物にて二三夜臥ためし持○極日○う夏○き四五 ○夏木之部 ○からたちの類六品和枳売狗橘一名臭橘 ○台木日にあてゝ悪し雨天の節ほりてよし○う三初○切つ三中 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 水の出白布〇芽出しより布白く蔭にては植白し文政元宮田より入 十一 朝比郡比朝比郡出黄布 ○芽出し影布にて後 一十一瓜の出砂子出しより砂子出る 一極黄ことの外布六ヶ敷所 十一 新枳黄布○髭卵より黄の色恋し十」植原ふくりん白ふくけん深く置る 八左衛門かうや枝 朝比那おさなからたち □□□□□□□□ 朝比那かしたち 水のしかき かき かゝつがゆ 羽衣 かしわむ 川やなぎ し 松源かしわ 金王柏 十一 朝比那出おさなきこく 〇実生にて三四歳にして実なる尤三匁五分五匁玉ぐらゐの小実なり 此しな当時見へず 永紋紀黄布 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○木葉はなし○○○木葉はなみときときときわ楓○木葉はなともときわ楓のことくにてきわ楓のこ にあり り○日○う二九〇〇二〇〇 ○柿白斑 〇う十にかぎる小木は二〇切つ三芽少し白くなる節かたく巻て よしつねの実を取作り方は初巻にあり○日向 十九の出白布義左形初布見へず布廻りよし十し ○葉もちまへは連竟の一葉に似て少し細し又はおとぎり草の丸か根にも 十二がんぴ布入◯和荒花 出来毛あり黄布にて小布に入〇日〇う二九〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 十二かぞ布○楮 〇一名かうそ・芽出しうす黄に出後極白布〇う二十〇切つ二 〇二月中根を五六寸にきり植る茅こと〳〵く出る ○柏之部五品○大葉櫟 ○日○う十柿とおなし○つ二〇切つ二 ○植替台木等の事は初巻にあり 十二金王柏白布 〇初より布見ゆる つり布也青ゟ出る 十二松源同黄布也松さきより出る 十五 柏瓜白○初瓜見へずふくりんのことく爪をを見事品により土用苦は爪をす 一金九分 十二 与市羽衣柏 ○葉切込ふかく飛龍かしのことく 文政十与市上方より持下る 十二水の出丸葉柏○葉先丸く至て大葉 〇初布見えず弥下の黄布先に虫の玉子冬のうちよりあり冬 十五水の出かん木布○折傷木 取べし○日○う二九〇〇〇二・さ二 十五坂寄出か茂かつら布 〇小葉にてがゝりあり花すおうの葉に似て長し黄布にて布の色わるし 此しなもとは永伝の一木当時布は見へず○日○う二九〇き正 十二永縞かば黄布○樺 ○木葉とも山さくらのことく布は影布也木曽路にて此木を松明又は蜂火に用る 皮を曲物につかふ○う二十〇つ二 十二かゝつが柚 ○葉小鳥こまらずに似て丸形小葉木にとげあり実おきなきこくのことく 〇う二三〇大雨にはあしゝ 十二左橋出川楊白布○上々の白布○う二十一ろ二き二ゟ七迄 〇むく葉にてくるみより小葉芽出しゆきのつもりたる 朝比な出川ぐるみ曙○兜櫨樹 一ことく見事○う二十〇つ二 十五海棠布入○白つり布○日○う二十●切つ正末二初 垂枝海棠わ花二重花の色よく花たれて咲此所常により出る根を四五寸に切うゆること〳〵く苦出る かしますいしやうかつら ○一名さねかつら葉丸がたを美男かつら葉長き ○かつらの類○五味子 一かたを美女がつらといふ〇う三四〇さ六 ○美男かつら性芽出し木葉とも青く出布の色青ちや色後極白布にて 十五永縞水晶葛 葉軸つるとも青し青きは此しなにかぎる実白く水晶のことし 十五 水の出かつら 十六 下りふくいん ○美男かつら此しな永伝水鼎かつらの実生ゆへ葉がた布の様子水毘かつら のごとくにて油計あかく極白布○中日 ○美女かつら芽出しうす茶色に出ふくりんつやなく白く地の色わるし 遠州辺より文右衛門へ下る○中日 びなんかつら 十六 〇美男葛布の色あしく蔭本のことくにて少し黄ばみあり○中日 横知出黄布 服取出かつら ○美男かつら芽椀いろに出布にかばべに懸後つやなく白し葉のもと少しはる 十五 此しな明和頃の品此腹取は何方の人かしらず○蔭 十五 永崎出かつら布○茶永伝より少し細く方青く出布は初より見へ板白○中口 十六 砂子かつら美男書の性芳青く砂子白く出る故なし冬紅をかけ立てな事●韮かき三 十一把桂白布○扶芳藤 〇葉柾のことくにて小葉極白掃込切布とも入見事なるしな冬紅 を懸るつる正木とはちがふ○並の蔭○さ六 同黄布○葉がた右同しな黄布 同黄布○葉少た右同しな黄布〇並の蔭○さ六 仙太縮緬葛布入 ○芳飛色初布見へす後間の布になるはきこみ黄布当時はふくりんに なる此しな権田原金太郎より文化十二水のへ入文政えしば田まち 仙波太郎頭へゆづみ 十一永縞初雪かつら○絡石一種 ラクセキノイツシユ 〇葉丸形定家のことくにて少しあつし砂子布にて松芽は 一青し夏芽白く紅をかけことの外見事なる品室より 十六 出し芦先かり込極日向よし初ゆき計に限る〇 〇滝丁石起同様芳先こと〳〵く石花になる併ちりめん性にてはなし箱根 一縮緬かつら石花 かつらの性と見ゆる○中日○う三初○さ五 十六青梅葛ふくりん 〇此しな正木かつらに似たる品白ふくりん冬よく紅を懸る○う三 〇さ五〇蔭 十定家葛丸葉○絡石の芽等等す布へ少し紅を出る弥間の事ふくらん〃 十六 同細葉◯芫地の色かば或は紅かばすに出る後馬の布ふくけん○並○さ三 十六 同砂子布 〇茅鳶色布へ少し紅懸後少しくらむ黄布砂子のことく入青より布出る ○並○さみ 酒奇か義 朝地な川 水のかんぼく 永嶋水晶かつら 海棠布入 ていかねはすなご 初雪かつら ちりめんかつらふ 丁子葛ふくりん 丁子かづらつりふ 下りかつら ふくりん のふぜんかつら 天もくかづら 十六小葉定家 ○一名ちりめん定家に茅置く糀色に出初よりふくけん白し小葉にてちりめん 一かつらのことくつる細く伸る此し綿は箱根せつくは同種○棒かた前に同し 十二丁子葛ふくりん○絡石○季丸く芽出しかは毛布へ少し赤け出る夏白くなる○韮き三 十六 〇かげ布にてことの外つる絡石に充れどもしかし地にうゑ垣にからむ 丁子葛つり布 ときは葉丸く一文銭祇有て花のかたち丁子の実のことく白きはななつ たく太山大木にからみあるは下は丁子かつらにて一丈余上はちりめんかつらの葉 出あり花も咲す娘ひたい抔も箱根二子山は等に有は一定銭程の葉也予三州へ 墓参の節所々深山にて見るもくまんぢうは別品也○持方右同断 ○縮めんかつら○葉枯植のことく芳鳶花に出る同細葉 〇上同様にて葉細し 何れも○並○さ五 十六金五凌宵葛布〇葉にか木に似てつる出る花かば相夏砂子の如くなる布○並 十六天もくかつら○一名連葉葛葉の中に葉茎付蓮八葉のことく也○韮○さ六 ○う三ノ中又五六○わ三五〇十五三ノ末 草藪柑子之類紫金牛 ○さし様もち方等は七巻目にあり 十八 ○白班之部廿三品○椎蔭又ハ蔭 くたやしよくかうじ ○大薬にて厚く黄茶色に出る柑子布入品〳〵のうち植上品ゆへ職かうじと 十八下谷職柑子 号るよし一名大柑子といふ下谷辺吉左衛門といふ人所持のよし あんようじしよく ○葉形下火しよくに似たり葉少しくせあり又細くながき葉出る事あり葉 安養寺職 のふちがゝり有芋色うす紅をかけ出る 十八 十八柿葉○葉うすく少し丸あり葉表へかく柑の葉のごとくなり出所しらず 十九 むかしのかき 〇小葉にて丸く葉のふし合ことの外舒木の先曲りて出来るゆへ首まがりかうじ 昔之柿葉 ともいふ出所しらず 十八 十八三益 赤坂北 周竹屋 〇小葉にて。かゝりあり江戸近在の藪かうじ也巣がものはらといへる所に三笠といふ 医者あり下おとこに平八といふものあり平八後にうゑ木やになりけるが名を平八 と呼ものなし三益〳〵とよびける此かゝりじ平八取出しけるしな故三益 かうじとなづくる 〇葉丸く木ふし合つまり葉あつく木ぶり至てよし赤坂田町たけや伊右衛門 持けるしな也 十九 永縞鎌倉 〇葉かすく先丸く至て大葉也巳のことく抱へ茅出しに紅をかけ木あかく 一十九文鎌倉 兄事なる品元鎌くらより出たり 安養寺しよく 三ゑき 永信かまくら 浅住つる うす葉 後下りつる 御所かうじ するが一 一鵜沢つる 二品の図 永伝鎌山 阿州 十八 十八勘 〇葉形竹やより少し長く其外木ぶりとも竹やに少しも違はず青山万右衛門駿河より 持下るゆへ万右衛門村子ともいふ波鹿の所持にて万歳柑子となづく後に阿和岩切勘八 所持秋の末頃布へ紅ををるしかし紅を懸るは何れの村子にてもよろしからず紅 かけぬやうに手当すべし 十九 細葉鎌倉 〇葉形鎌倉かうじのことくにて少し細く小葉也まぎらはしきしな徳くら柚子 の実生にてもあるか出所しらず 下りあさいつる 十九 浅伊出蔓 〇葉形少し長く中に丸みあり葉がゝり多く布至て白し木の色茅先には別て 赤し勢州松坂喜七持下り文右衛門へ入ル のちくだ 後下りつる 〇葉形先下りに格別違は二り少し小ぶりにて布のうちに青きちり布あり 二十 木の色黒みあり布は次なれ共実よく結幸右衛門持下ル 十九 五十九の出紅葉の葉かすく大気にてかゝりあり木赤く布立て白し茅先に紅をかけ外に似たる所まし 二十一御所 ○葉形日強く持時は職柑子に似寄葉にうねり有てうすし桃蔭持は柿葉にも 似たり近年此品を巣がも辺にては職柑子といふ間違也 薄葉・葉うすて藤持の御所かうじに似又柿葉にも似たり何れ御所村子の類なるべし 二十 永高鎌山○葉新しよく柑子に似て少し普く大事也一音永鎮うす葉共いふ当時見かけず 〆金壱貫九匁一 駿河茶蘭 〇葉丸く葉先に切込大がゝりあり出来に寄片やのことくにも見ゆる事あり一名 二十 化物柑子といふ文化十二初て猫亦喜兵衛持下る 二十 播州竜野 鵜澤蔓 〇葉丸く布至て白しつるかうじ也文化十二遠州天龍川在米八忰五郎兵衛初て 持下り鴉沢所持此品を新つるといふ 下りゑんしうつぎつる 二十 遠州次の蔓 ○一名文吉蔓○葉形布色とも鵜ざわに格別違はず秋になり布いろ 少しうるむ浜松文吉持下ル所 廿三 三永鶴紅懸○極小葉三巻の如くにて葉あつく出来たる所 永縞紅懸 二十三 水の出縮緬村子 〇此しな巣がも辺にて白布出生す文政九伝蔵より入かうじ白布黄布 一多くありといへど二段替りゆへ此所に対すべき所は当時なし随一の品也 廿五 巣鴨柑子 葉丸形芦出しの頃は柿葉に似たりがゝり細なる形葉かたまりてはしよく かうじの九葉ともいふべき品白布にて木丈夫に出来る 廿五 〇茶形菓がもかうじに似て少し小葉也がゝり巣鴨より細し布初より白し 高田村子 忍原や 廿三 弥七蔓間の布○葉丸形布弓の本此所何国のものかしらず煉植木や持参のしな ○藪柑子黄班之類八品 廿三 大類受の葉の葉丸く巳のことくにかゝへ貴の色よし一名実布経念といふ元薬かも火に崩 廿五 駿河丸葉黄布 茶丸く葉先に切込あり近年下り駿河茶らんかうじと葉形同様也 大坂幸右衛門持下ル所ゆへ幸右衛門黄布ともいふ 廿三間みや出 〇葉形しよく柑子の小葉ともいふべき形にて三盃の少し大ぶり也黄の色至てよし もと幸右衛門持くだる 廿五 せんくだきづる 〇葉形丸く切込あり水葉ともに毛あり布の色くらく下所也然れ共初て下りける 先下り黄蔓 一節は珍らしき物ゆへ何れも珍重しけり是も幸右衛門持下ル 廿五 後下り同 〇葉形木とも先下り同様にて布の色よし日強き所にては布色少し白くなる是は いづれの木にても黄布のくせ也摂州池田在木部村文吉持下ル 卅四黒門桃土黄布○昆布く小麦也黄の色ごとてめく是迄あらす布とは違中延村小山といふ竹ゟ出たる所 廿四 廿五 水の米幸亀甲蔓布 〇上の黄布葉形の事は末にあり此所巣かも重兵衛より出ル駒込 捨五郎見出し藤をへ入又忍原天長出し米幸へ入予半木持合 水の出一丈づる布 〇葉形浅いつるより少し丸くがゝりあり布の色青み有て先下布なり しかし珍ぶつ文化十五駒込松五郎より入 やぶかうじやかうじ ○藪柑子覆輪之類五品 廿四 廿四 一紅をふくりん○小葉にてくせあり縁へ飛ふくり山をり古今の所也出所也出所しら中 青山や 弥助つる○葉形医末つる同時と見ゆる苦出し黄ばみ追々白ふくらんになりべにはかけず 廿七八 一八余ふくりゝんも筆前すと同様にて少し大ふり也黄布のふくからんなる元下りのよし聞伝ふ ○ 四ツ谷 弥七ほろふくりんかけんかみ有てつりくせ多く気遣のことく上ふくりと同様に召懸る 廿八 眼くらかうし 〇葉紅かけと同様にて小葉也芦出しに煮ふくりん見へ段々秋のころはうすく なるとかく下葉おち極下品也是も下りのよし ○藪柑子別布之類六品 あざみ 〇葉長く切込ありてあざみの葉のことく也そのふちにいとの様なるふくけんをとり葉の中 廿八日 に砂子の布あり実花おちよりくり色にて冬は赤くなる ほろ柑子 〇葉あざみのことく也木古ければすこし葉丸くも出る砂子布は入らず一名詰わた かうじともいふ実色右同断 砂子 〇葉形徳山かうじにてうすく白き砂子布也此しなあざみかうじの根より出る事 あり木ふるくなれば砂子出ず 永嶋紅かけ 其 米八ちやぼ 弥七つる 久米八ちりめん □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 間美屋黄布 鵜沢しのゝめ 第十一文章 しつ野きふかうじ 二十四 水のびわ葉 瓜白 弥助ふくりん 一巣鴨かうじ 十一 るが丸葉 昔のあついた 丈づる 先下り 黄つる二品 後下り 廿四 竜野うざわなか 〇葉形の事はすゑにあり此品は枇杷かうじの中布也元美濃の国より出たるよし 鵜沢中布 文政十一猫亦喜兵衛遠州より持下る一名志のゝめかゝりじともいふ 廿五 爪白 〇葉形は駿河かうじに似て葉先へ黄の布懸る品に寄ふくけんにをる文化十二 初て遠州より猶亦喜兵衛持下る其後多く下る 廿八 亀甲つる星布○葉形は末にあり星布入荒木横丁平右衛門大坂より持下る当時見えず 廿三 廿三 廿四 十八 ○藪柑子葉替之類十二品 よねはちちやぼ 米八矮鶏 粂八縮緬 〇葉極に乗にて永縮けし柑子に似たり葉ぢく舒す草先丸く木曽居 思ふ数多く出橘の丸葉よりもよろしく最上のしな古今の珍物也遠州天持在 廿八より北沢左内将初て持下り所持す其後文化十二遠州より鵜沢へ下け ○葉細く黒くひかり山びわのことく青葉かうじの内随一のしな駿河より 桑八初て持下り其後所々へ下ル 水の出枇杷 〇葉細くうす葉也葉がた舟底ともいふべきかたち也葉の付根つねの かうじと格別ちがひ柚子とは見えず分りたる所美濃の国より出たるよし 遠州より猫亦喜兵衛持下候其後下らず 〇葉丸くかゝへさじのことく水葉実ともむらさき色也花も少し紅し外に 永縞七葉 似たる品なし蔓柑子の類大坂天満平蔵持下りの品 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 廿一才金子三 番町 万吉丸葉 〇一名孔雀かうじ◯小葉にてなめらか也葉の先丸く落間つまり木ぶりよく 出来るばん丁万吉取出す ○ 胡比郡出一丈蔓 〇中葉にて葉先切込あり実至て大きくよくむすぶ一名ほうづき かうじといふ今世上に鉢うゑ実付多くあり 廿五 赤坂こめかうあついた 〇葉切込有て色々に出来る少し布の気味もあり葉の厚二枚がけき蔓柑子 米幸厚板 なれど長ず持方殊の外六ヶ敷所四ッ谷平五郎持参此品絶たり〇後又中奈 にて永縞けし実に似てけし実ゟ大葉なる品を見出し今尊板と名付る 永編けし実 ○極小葉にて滑なり花咲ても実結ばすけしのことくの実付初夏のころ 廿三 花ひらけば稀に一二粒付事もあり 廿八 廿四 〇葉丸く筋ひくし水葉表ぢくともに毛その外あり一名毛づるかゝうじまた 亀甲葉蔓 は車柑子又房州つるともいふ 一のひちへんげ 〇葉形は職かうじのことくにてがゝり殊の外ありぼろかうじの根なる葉も 黒ろ埜七変化 出又はかゝりなく長き葉も出るしかししばらくためさずしては さだまりがたし下総海辺より出たる品 廿四 隠木出かうじ○つる性葉丸きかたうすくがゝり有筋高く桶葉かうじともいふべき品 廿八 あたか柚子○葉丸く厚しがゝりあつて木のびず太く出来る ○草之部 ○杜若之類○燕子花○宿根○うわとも五二 藪 孫太杜若白布○極白の布くらます利兵衛同白布○孫右同様白布 三十 同かすり布此所前々よりあり後くらむ同白花其外花替○大坂井やにあり 蒲白布○宿根○桃白布布多く入ゆへ茶先少しはやける○日向○うわ三 〇宿根○黄布にて布にごま少し入ル初て神楽坂八右衛門へ下る 二十河骨黄布○萍蓬草 ○日○うわとも二ノ末三 二十 鶴田同黄布○下りの所より葉小さく布は下りに似寄也 廿九 河骨紅花○大関戸相同池にありかばすの相同白花○大坂牡丹や所持のよし 二十一河子白布○瞿麦○冬草○桃白布也○日●九二八〇う三 金七帛長三夫之三 も「ス、余リトス 三十寒撫子布 〇冬草○かたち藤撫子のことくにて花うす紅つゝみ咲きれ込中輪冬花咲梶白布 佐兵にて出る四ッや弥七にあり〇手入右に同し ○冬草○常のつわぶきより小さく葉のふちがゝりあり○中日 二十九寒つわぶき○素吾一類 ○う三四○わ三四 〇つる冬草○葉形性いちごのことくにて極白上〻布安永末大坂天太郎 十五寒いちご白布○寒苺 て江戸へ下ル節持参永伝へ入〇う三四〇さ五〇蔭 ○冬草○本かりやすにはあらず中白又はしまも入○並 廿九かりやす中布○ かりやす中布○○冬草本かりやすにあらず中中中中白又ハしまも入○韮 廿九青かたばみ布○酢漿草 ○宿根◯白布うす相を見事草類布のうち上々のしな黄布も あり紅を遂ず〇並 二十九 赤かたばみ布○赤猿滝○宿根○本紅を白布見事草類のうち最上の所○並 廿九かんすい布○甘述○宿根の薬花丁に以て衣草出しの頃より江近妙子布置て見事○並 廿九かん草布○萱草○橋根に茶おもとに似て先たれ植白大布に入宿根草の内随一の所 ○宿根○一名頭白草○葉形切込ばよもぎに似たり春黒ゆりの花に似たる 三十八草布○白頭翁 花さく後白き毛さがる上の白布○並 眼くらふくりん ぼろかうじ 一二十八 あたかかうじ 米幸あついた かきつばた 羽鳥方英刀 一章大錦集集二十二巻 かま 二十二 くわん草 かんすい かりやす 青かたばみ 赤かたばみ 寒つわぶき なでし 鶴田かうほね かきつばた次の布 下りかう骨 岩源よめな よめな かんおんちく 漢園竹布入 一名鳳尾竹か又名観音竹○布の様子間白布と聞ゆいまだ見ざるゆへ布の 一善悪述かたしたとへあしき布にても当時珍物に取ては東海道筋より 西の国にての品なるべし大坂高津吉助同国下寺町安兵衛両人所持のよし 聞伝ふ○蔭○うわとも五六 かんおんちく 従還竹 葉丸みあり葉ぢ〳〵つまり葉きれこみ少し葉下へかゝへしゆろ竹とは大に ちがひ先年大橋所持のしなは木ふとくつねの観音竹よりまた別に葉丸く しかみたることく葉あつくかたき根に出来めづらしき品当時絶る唐団にて 水沢山かけてよし○蔭 ○よみ部 ○落葉○木葉花とも山手まりのことく布初より白し 三十よそどめ布○莢迹○土囲樹。 秋赤き実生見事○日向○う二十九〇つ二三ノ初○切つ二 ○宿根○白ふくらんにて紅かゝり見事なる所併後に 十一岩源よめなふくらん○鶏児腸。 くもる此品白布黄布ともあり 三十二も ○白布 ○黄布 ○艾○宿根○二品とも上布 ○黄布 草木錦葉集卷之三終 水のげんちうきやう述 同十四日左大田信濃守 文政十二丑歳仲秋 狩田町2 世外朝可斎 筆者 内藤露沾 大岡雲峰 写生 屏根雲停 加画水野逸齋 内藤秋水 刀里逸齋 手形文訳 江戸四谷 御鉢植作留蔵宝板 イ 介 35. 間52460~満 昭和183.31百人 昭和3.31個人 闘52:60m 文政十二己丑歳十月 京都寺町通松原下ル町 大坂心齊橋安堂寺町 勝村次右衛門 秋田屋太右エ門 尾州名古屋本町七丁目 發行書林 永樂屋東四郎 同 江戸日本橋通二町目 同通一町目 山城屋佐兵衛 須原屋茂兵衛 狩り 夏 編 草木錦葉集巻之五 編 錦葉集巻之五 同断断同同同同都筑前之部見出 編 つる梅もどき二十ヲ つた五品二十ウ ○つの部 柘植覆輪九品十五才 紅葉つた二十ウ 椿白布十九品 同間の布八品 同黄布廿四品 一ヲヨリ 二ウ 二十四リ 二ウヨリ 五ヲ 同葉形四品十五ウ 夏つた二品二十ウ つわぶき布入二品廿三ヲ 五ツヨリ 九ウ 草つげ二品十九才 同覆輪三品廿三ヲ 九ウ つげ松十九ヲ 同砂子布九品 同葉替り廿三ヲ 砂子布九品九ウつげ松十九ヲ同葉替 ナウ 同覆輪十四品 つゝじ布入三品十九ヲ ○ねの部 十三ヲ 十三ヲ 同葉替り十一品 さつき布入五品十九ウ さつき布入五品十九ウ 黒椿○唐椿 十四ヲ りうきう布入四品 十九ウ 二十ヲ 同葉形三品廿三ウ つげ布入八品十四六 十四ウ つゝじ葉形五品二十五 つゝじ葉形五品二十ヲねむの木廿三ウ きんゑうしうてびきかゞみ 錦葉集手引鏡全部 此本は錦葉集に記しある草木三千に及諸品の葉形こと〳〵く 写生画を入其品々を見定るに肝要成秘事の伝委く 記し持方植替時節は頭字を以印付懐中へて弁利成を専とし下本 一冊近々板行彫刻仕候水の藪之作東都四谷御鉢植作留蔵 二 滅雷 後 編 草木錦葉集巻之五 ○つみ部 狩野博士集書 つばきのるいサンサ 〇う四五〇つ三五四六ノ初○切つ三ノ中○台木は真土に ○椿之類○山茶 一生じたる品よし野土の臺は後にかせるさし接などは こふうゆへたゝじたれもち 古風故当時誰も用ひずかさ五郎未六ノ初三〇鉢植花を付る伝は初巻にあり 二 ○白布之部○荒 でにつぼんいち 〇葉永伝のことくにて永島より大葉にて幅広くうねり少しもなし ㊂波鹿の出日本一 一格別異ず葉形丸み少しあり茅出し茶相を初より布至て白く古葉も 一ます〳〵白し青より布出る事もあり此しなはくるまや平蔵出なり○ 全く波鹿の出日本一は葉丸がたうねりなく他合湾にて至てつやあり框上の白 本所みやた 布にて六ヶ敷絶たるゆへ其名目絶る事をなげき此所を日本一と窪左長 付る志賀いと南てん抔も同様なり ぜんゑもんしろふおとめ 善右衛門白布乙女 〇葉つねの乙女のことく丸形草草葉平にうけ縁左右少し下へまく 一気味あり茅出し青く出布の色も多く布さらに見えず後追々 一影布より極白になる布にくせ一切なし桂白布のうち最上の品 同重大輔真采之正 主一人金サイン ○ 四 三 芝田町 むめいみやたまへたちをとめ 無名宮田前立乙女并 せんた しやうけいべにかけ 昌桂紅懸 ながしましろふ 永嶋白布 〇葉形同断丸形にて葉筋多くあり芽出し青く布の色青茶色に 〽出る後白くなれども白み宮田程に白くなし少し布江くせあり ○葉形丸く先尖り極大葉にてうねりなく平也芽出し紅懸大布多く少し つるくせあり花二重紅也絞りも咲よし予いまだめず此所当時二品あるか 四ツ谷湯屋横丁曲渕何某の一木塚荒木横丁三次より昌桂へ入 〇葉常の山橋にてうねり格別あり巣の中程くびれたることくなるくせあり 一茶うすく下りつや置てよし芽出し薄くちや紅布は白く出るたん〳〵 極白の布葉のふちへ入らず茶の中に布入葉あり古葉に至り少しくらむ 気味あり是は椿白布持前也花山つばき重ねうすく紅 仙太白布 〇小葉にてあつく釼し葉すじ多く芽出しより布白く紅かける昌桂 つばきのことく極古葉にても一切くらまず名木也此品もと佐言所持凌また 三 赤坂 米幸より仙波太郎次へゆづる こめかう 米幸白布 ○成ふ丸がたにて葉すじ浮葉厚く地合あらく競なし葉のえ先共はり 一品に寄長き葉も交る笋出し青茶色にて初より布白く出るもつとも 三 大布にて布ひけるくせあり後少しくもる山梨水晶に似たり やまなしですいしやう 山那子出水贔 一〇葉丸く中はり筋うきつやよし花一重薄箱のよし赤門物がたり茅 出し茶紅かけ布は初より白し大布の所はすこしひける古葉 くらむ気味あり 三 四 丸くぼたでゑんじゆ ◯葉丸がたにて中葉なりつや至てよし芽出しちやべにかけ初より 窪多出延寿 白く少しぼた布のことくなる所あり 麻布しろかねしんざは 〇葉ほそく長きかたり○黄布つばきのことく葉の地至て滑なり 白金新三つばき 一芽出し青茶布の色つやなく白し布につりあり新葉はごく 四 摂州木部 しろの布古葉にいたりくもる かうゑもん 幸右衛門つばき 〇中葉にてうすく地の色もえぎ色にて木の色しろく葉しげく つく梅好つばきに似て梅好より少し大葉にてつやわるし芽出し 四 千駄木 勇蔵 うすくちや紅初より白く小布にて布廻りよし青より布出る 〇小葉にて先尖り丸く葉あつし黒みありて艶言てよし葉うらへそる気味あり 一芽出しより布白く布廻り至てよし大布出れども小布多し此しな梅好み いふものへゆづりしよし梅好は何国の者かしらず いふものへゆづりしよし梅好は何国の者かしらず 四 鹿児嶋烏丸く小魚にて艶なく孝光少し下馬かた小布に入青より布出る事まはりよし 四 一文政つばき・元生蔵出葉にて木あかく茅さき相連あり白布つや置てよし 四 やまたかつばき 山鷹出椿 〇葉もと先ともほそく誂ぐるまつばきに似たり光沢至てよくうねり あり布つりくせ少しあり上ら白布此しなを染井紋三勧釘春の台の台の 一葉がたに似たるよし併横筋少し違ふる 寅四十十日未之立 一草才金壱〆 むめい 無名楼 こんのう 〇葉がた半右衛門桂同根にて葉まばらに付木の色ありし布の根子葉つやとも梅好の ことくにて少し葉大ぶりゆへ庄六つばきともいふ此名持主にあらず 四 金王 〇小葉にて少しうねりあり永縛に似たり葉すじ多く堅く出来布の色程 白しつる気味あり花紅八重上花 四 四 水の出水中 〇菊丸がたにてうすく葉の色わるしもえぎ色也砂子のことくにて 水の出水忠つばき 白く大布も入芽出し青く木も色かし新葉の節あかき布のみへ なるもの葉に入花白一重にて鶉色のことく おなじくいだてん 〇器が細く長し長谷皮橋に似て少しあつし茅出し置て初より布白く見え 同幸駄天 すなごのことくに小布に入大布に入枝は見る也花白一重少しかゝへ艶板よし 一殊の外はやく咲ゆへいだてんと名付る ○桧間之布之部八品 あいのふ 四水の出間之布 〇葉がたつねの山つばきにて芽出し青く布さらに見えず段々白くなる 此しな青葉に悉く中布入花一重白地しぼり花ぎやり出てよし大輪 六六 内海 文政二新町鎌吉より入 ちやうざゑもん 長左衛門 〇葉形極大葉地合悉く光沢よし葉にうねり少しありて垂高かた葉きき ほそなが 細く長し芽出しまて布見えず追々しろく布の色つやなきかた飛白 八重大りん花にては〇銀玉といふ 右衛門 仙太白ふ 勇蔵つばき 山鷹白ふ 有之五 水の水右柱 矢良井つばき 四 六 内 矢良井園 〇大葉にて中はり丸がた少し下へかゝへ横すじ卑く地高く見ゆる初影布のことく うすく出秋に成間の節大布の所は布ざかへわるし小布のかたは至てよし花紅 一重猪口咲此しな他へ出ず秘木園中にあり 元下り やまたお 〇葉元はり茶先尖りなく下へもり本丸かた大葉大がゝり初より間の貌布 山鷹出間の布 たいらに見える花紅二重大りん 草がも 亀五郎間の布 〇葉形鎌吉つばきに似たり芽出し布の色うすく影布に入追々黄布に成 翌年に至り間の布になる 六 十 ふかちうするがみやげ 深忠駿河土産 〇葉元ひろく先細くながし大うねりあり平太橋に似たり芽出し布のいろ うすく追々白く後間の布になる 本所ぜん 一善右衛門獅子頭 ○大葉にて丸く芽出しより布見え間の布より少し黄布のかた此しな 一元弥七出し窪助へ入当時又宮田一木 四十一 清土いち 一市郎兵衛〇いまだ侍と見定ず寄品鏡に出したるをしるす ○猿黄布之部廿四品伊豆腐 〇葉幅広く丸形にて薄く大蒸に也素筋低く地合よく平にて至て滑也がゝり少く 六水の出黄布 芽出しに少し紅粉迄かゝる初布桃色に出る古葉にても黄色別段によし 黄布つばきのうち最上の品此しな元相間所持寛政五根たやしゆづりうけ 一直二郎兵長夫之五 六 七 七 七 七 栄次金魚黄布 〇芽出しうすく紅かけ布の色も薄く出段々上黄布になる蔭にて は布に少し青み出る事有べし未慥には見定ず桂布珍物の内随一の品 ○葉幅ひろく丸がたにてあつく大葉也葉すじ少く高く地合はわるし葉形 多宮出黄布 其外取の黄布に似たり芽出しより布分る黄の色水○黄布より少し 一諸ゆへ黒みあることく見ゆる 長谷皮出黄布 〇葉がた細く長しうすきかたがゝり少しあらく長し艶なく黄ごみあり 一芽出し栗色に出布少しも見えず追々黄布になり黄の色格上の黄に あらず併葉がた別ゆへ分りたる品 〇葉細くあつし葉さきせまく尖り葉立捻れたることく狂ひ中筋低く左右ゟ 一緋車上黄布 上へ畳む茅出し青く布の色も有し虎布のことく出る初は見ぐるしき布なり おなじくつぎ 一後は見事なる黄布花星入千重吹つめ○中日よ 同次之帯○花形其外上布誂車同様にて布に青み五りてつるくせあり此前日向よし 七 〇葉丸形にてあつく平にうけ少し葉先下るかた芽出し有く布見えず追々 井駒出黄布 上黄布鎌吉桂に其儘似たり此しな駒井より出る 染汁 五三郎乙女 〇草がた常の乙女也景堪広く丸み有て厚く葉動多く筋はひくし地合あしく 一宮田乙女其外何れも葉かた同様芽出しには布分らず程なく見え黄布になる 権州天市はまれ也多分小布に入此しな明知年中五三年より出る 大つばき 水の 黄布 飛車 次のふ 井駒 一烏才金真身一 五三郎 深右 一金三郎 上多出 左橋出 葉形は皆同様にて布は 少しつゝの違ひあれと 図にては訳りがたし 鎌吉槙 大葉 平太つばき 仙太大葉 鎌吉黄布 山鷹包あげ 七源忠乙女〇五三郎同様のうち少し白く大井も入五三年より上品也 うへだおなじく ◯布の色は白みあり深右同様に見えしかしつるくせ少しあり 一七上立出同〇布の毛白みあり源右同様にはえしかしつるくせ少しあり 兵 〇五三郎同様に見ゆる黄の色五三郎より紙一牧程よし 左橋出乙女〇五三年同様に見ゆる黄の巻五三年より紙一枚程よし 内海 きん 七金三郎同五三郎同様に見ゆれども大事入ゆへ上のかた 八 麻布へいた 平太つばき 一か葉老ひろく先ほそくながし大うねりありて葉下る布初うすく 出のち黄布になる 新町かまきち 七 鎌吉 〇葉丸かたにてあつく葉の中幡広しがゝりこまかにてつやありはじめ市 青く出布見えず追々黄布になる 八 おなじく 同黄布 〇葉形同断にてうすきかた少しうねりありてがゝり細にて葉色わるし苔出し 一布の色薄く影布にて追々黄布に成翌年は間の布になる花白にりん あかしさん 四 赤石産 一〇大気丸がたにて葉すじ多く芽出し秦紅木の色あかく蔭布より程 なく上の黄布になる 四 まんねん 満年出黄金椿 〇右同断のことくに見ゆるしかし葉のすじ少しちがふ故追て 花にて分るべき事 一銭五百文文 八 荻牛出大葉 〇大葉にて紫先広く地に絶なく芽出し桃色粉あかく初布の色 青く出る後段々黄布になる 草がもまつげん 松源黄布は大葉にて丸みあり大かゝり深く芽出し新平珍馬守殿ある間の蕉布 四ッや 弥七藻汐○砂子布のことくにて殊の外下品なれど上花ゆへ珍建 同 芝田せんたおゝは やねきちみしやう 〇葉丸みあり極大葉小此品新やしき家根吉実生のよし初は上の亥節 町仙太大葉黄布 なれど太郎次へ入翌年の芦より布青み有て下布になる 八 喜 一窪多出金魚青茶布 〇北さわ金魚つばきなり布青茶色にて見ぐるしき 品なれと珍物也 八 兵 一左橋出茶返し 〇葉さき広く丸形にて平に出来滑なるかた極後ざえにて秋さえる 黄の色黒み有ゆへはぐるしく併黄の色を越たる故極々の黄共いふべき品か 同 山群鳥出色上◯葉がた布の色共左橋茶返しに似たりすくし大布に入 元下り千駄木 つばきすなごふのぶ ○椿砂子布之部九品 十一べつ甲松初雪椿 〇丸形板小禁芽出しより相懸夏の末までも色さめず初雪かつらの ことく砂子布にて見事なる品当時江戸に二三本あり 十一 一古砂子布〇葉形細く長きかた一面に砂子入登一重格色〇中日 谷中かうじやきんすなご 十一 糀屋金砂子 〇葉細くうすし格別ながくなし芽出しには布うすく見え後さえ 一砂子布なり○中日 砂子布なり みやだほんじよはつゆきは 十一 本所新雷○葉丸がた芽出し相かけ殊の外見事善右衛門一木○中日 本所初雪 ほそさきひろなが かへだ 十一 上多出砂子 〇葉もと細く先広く長しうねりありあり有○幸駄乞つばきに似たり初布白く出 一後布に青み懸る砂子○中日 ばんてうはつゆき 十一 十二番町初雪 ないたうまきゑさかづき 〇葉丸がた芽出し黄色にて後影布になり地の色黄ばみ青くほた布の ことくに入鈴竹一木○中日 〇黄色のぼた布入 十一 内当出蒔絵置 十一円大出更妙ふくりん 後にくらむ きひんかゞみ 〇いまだ見す寄品鏡 に出たるをしるす 十一 同村久兵衛殿 〇算出しに虎布出後くもる此持主隠者となり上総に住し草木手入 切者ゆへ田畑のやしなひを勘考して野人へ専らをしえ抔して居 ○猿覆輪之部十四品 べんてん 十一山那子出弁天 〇葉丸がたきてうすく葉の縁少しくせあり葉筋少く平也芽出し薄相 ふくりん細く懸る後白ふくりんになる花白地一重ぼた絞り 同十一年四月十九五 十一丁金三匁 十一 十二 波鹿野出弁天 〇葉丸かた芽出しうす紅葉懸りふくりん白くする花相一重山明子と同様に 見え此品〇馬喰つばきといふ 本所ぜん 〇葉丸く初よりふくりん深く白く白く置る永鶴榊のことく見ゆる餅本ふくりん 一善右衛門ふくりん にてなく布の入過たる物なるべしむづかしき品○極蔭 平作吉村 駿河ふくりん ○中葉にて少しながく厚し様にくせあり芽出し葉の中地へべにを過 十二 ふくりんはしろく通るもつとも地の色くり色の茶紅也ふくりんは後も白し 十一 十二 土用芽は丸葉に出布へ春くごま入 四ッや 弥七桜葉 ○笋出し青くふくりんは其露色にて後白く青し頼布のことく見ぐるしき所しかし 花は絞り上花にて二段替り故数ぶつ此品麻布水の某にて出来る りやうじゆさかづき 〇弥七さくら葉同様の布にてことの外つりくせあり葉がたは品に寄長く 良寿盃楼ふくりん 出来事もあり二段替り故珍ぶつ 十六 深忠かけはし 〇葉ながくもと広しお多板弁てんのことく殊の外葉くせあり白ふくりん にて青くつりあり花白地一重紅色よき絞り 会 十六 左橋出蝉の羽 〇一名ちやるめら○葉もと細く長し中はり地の色伽羅ひきのごとくにて 浅黄色のふくりんほそく懸り全つぞき持まへの布葉のふちに少しあり はな八重大りんぼた絞り せきもんべにからこ 十六 赤門出紅唐子 ○葉もと先とも細く上へかゝへ長し葉すじ見え初より頼布のごとく 青ふくりん葉くせ少しあり上花ゆへちんぶつ也 古砂子 砂子 内当蒔絵置 岡太さらさ 山な子 弁天 善右衛門 波鹿の弁 平作みやげ 駿河ふくはん 伊兵衛権つばき 北沢金魚 良寿さかづき 一〇葉少し長くくせあり赤門箱から子同様青ふくりん花白地相ふくりん上花 十六 水の出酒中花 文政三荒木横丁半兵衛より入 おたふくべんてん 十二 於多福弁天 番衆町いすけ 〇葉丸がたつりくせ多くあり葉の中伽羅ひき色芽出し布うす白く 後白ちやふくりん細く葉の中へも入 十七 伊助青ふくりん ちよこざき ○草形お多ふくに似たり地合きたなく葉すじ高くつりくせあり 芽出し青く初より布は白く後ふくりん青く曇る花一重白 猪口咲そこにすこし色あり 十七 隠木出ふくらん○葉布形とも其胡同様に見え花一重相のよし 十六 むらさきちよこざき 其烟出茶土護輪に葉もと細く先広く丸形芽出し白く後立多くりん花一重塗焼候咲 ◯臍上中下布入并下ふくりんあまたありといへども同様に見ゆる故 花にて分りたるしな計しるす 大はん町 ○核葉替之部十三品 十二吉右衛門伽羅挽 ○極に葉にて細くがゝり細にて柴あつくうけ葉也地の色あさぎ 一芽出し青茶色に出る花極うす色猪口咲小りん○都て此色 なる品を伽羅引と唱る事此つばき名目のはじめ也元は淡黄椿といへり 十二 十二 十二 十六 十二 十二 十六 此品がゝり置て細にて悉く残たるかた伽落を挽鋸の刃に似たり迚仙道仙道挽鋸櫃と永鶴 一名付るあまり長徳にて呼にくき故いつとなく伽羅焼核と呼也また何に寄ず葉の 一縁に並て小犬のこときをがゝりといふも翌にひく鋸に似たればなり がゝり 永縞銅 〇葉つやなく大がゝりにて柊に似たり葉格別ながくなく葉すじ高くなし 一老むらさき猪口咲一重 きたさわきんぎよ 北沢金魚 〇葉光沢よく花先三ッにわれ金魚の尾のことく也○花紫紅二重花うす花 二重飛入絞り実生にて出来はな二品あり此しな相携みませ村清徳寺 いできたさわ いできたぎわ より出北沢くるまやへ入 こんのうゆり 金王百合葉 〇葉ほそく長し紫艶よきこうつばきのうち最上のつや葉形百合 に似たるゆへ名付たり芽出し茶紅花紅ききやうがた猪口ざき 忍ばら ながしぼたしぼり入 べんのすけわうくはん 〇近頃○盃つばきともいふ義丸く板厚し葉中すじつまるゆへ上へ 弁之助黄冠 かゝへ木も至てふとくかたく出来むかし花黄色の由弁は助虚言 をいふ黄花つばきと名付る花紅一重小輪 染井 〇一品飛入椿細葉にて筋高くがゝり大きくしかし永伝がゝり葉より 伊兵衛修 まつもとうづ 一細にて葉長し花紅長き猪俣ぼた布入を飛入といふ也 松元鵜頭葉 ○葉山橋常ていにて葉下へ殊の外反建たるがことく地高く筋ひ〳〵し 葉つや黒く光あるゆへ檜頭と名付るものか花紅く重 元下うへい 十六 上四つや平五郎七化 ひちへんげ ゆへ七変ひ ○木の色くろく葉厚く地合兼て細長くも出来又丸葉にも出来葉の 元より二枚にも三好にも割また金魚つばきのことくなる色々の葉出る ゆへ七変記と名を付あれど十二三色の葉出る誠に珍ぶつなり 十六 昌桂桜葉 ◯葉丸形にて大葉がゝり多くある故に桜の葉のことし葉つや更になし 花うすく八重白地相絞り大りん上花老がた春の台に少し似たり 赤坂こめかういま 十六 米幸今桜葉 きつかう 〇永縞かゝり横に似たれども葉薄く先細く尖りがゝり細也しかれども 一寸見たる節は琉核同様に見ゆ花紅一重小りん平ざき 十七 亀甲椿 ○葉丸かた極広やく葉すじ至て高く多きゆへ庭中のことくに見ゆる葉替りに 一あらず筋の替り也花本相八重上花しゆす重ねに似たり もくれんげ ○ 黒つばき 〇葉形はつねの山つばき也花八重紅の色くろきことく木蓮花のはなの通に 似たり花の名○菊さらさの無地 唐つばき 〇葉がたあつくつねのつばきとは別種也二品あり〇聚一品かぼた残り一品 葉にぼた布入たるかた品に寄凡白ふくりんのことく懸る枝も出る養出れ共 起こと〴〵くはひらかず上の苔を用は飛さくしかし芋は出事二品とも花紅二重 よれしべもりあげ つげのるいサクホク ○柘植之類○作木 ねべつ 根は別してよしこと〳〵く芽出る体うゑ虫の付さる伝は初巻にあり 〇う三郎初より三郎中○又四五八〇つ三四五〇切つ三郎物 かさ三五〇二三月頃根を切三四寸にして植る細き 十四 讃州 ○柘植白布之部○中日又は蔭 十七源美つげ○中奈少し大ぶり暮出し初黄布に出後白くなる日向にては間白事になる 十七 しが 志賀○葉ことの外大葉にて少し長し此品間の布にて白布の様にも見ゆる 十七 水の青出白布 〇葉丸くに葉芽出し日向にてはちや色に出惣葉へうすく ふくりんかけ後青くなり本布計残る白ふくらん黄ふくりん 両しなとも此木より出る文政元入 ○柘植黄布之部○日向又ハ十日よし やどめ 十七水の出矢留 おなしくおゝは 十七 十七同出大葉 やじま 〇小葉にて木の色むらさき芽出し葉の色木とも青く茶色の布 見え段々黄になり後葉ぢく木ともむらさき色橙黄布 ○天葉にて極黄の布初布見えず段々極黄になる日影にては左の色 すこし白し天明のすゑ庭木根生より布出る 十七 矢絵出つげ○葉形細く長し芽出しより布黄に出る 矢縞出つげ 十七 十七未坂米幸所持〇葉形長く小葉初より黄色に出る分りたる所 十七 内当出つげ ○中葉にて少しかゝへ芽出しゟ布見え青えある白砂子布つりくせ あり青より布出る あり青より布出る つげふくりんのぶならびにほしふ ○柘植覆輪之部并星布○中日又ハ日向 みづでしろ 十七水の出白ふくらん○葉丸く小草茅の色茶色に出ふくりん白くなる 十七 青山きやうがくきふくりん ○葉丸くに葉芽のいろ茶色はじめ白く黄ばみあり後黄ふくけん 一教学黄霊復輪 になる 十七 一水の出茶ふくりん〇葉中丸かた初灸ふくりん後去々少しふくわんはえ下所 十七 喜くぼたでこばすなご 宮津多玉小葉砂子つげ○小葉丸形ふくりんのことく砂子入る 十八 下り砂子ふ〳〵らん○中葉芽出し白く妙子出る後もくらまず布のごとく見える 十八 内海 一金三亀甲つげ星布にげ星布にて程なくぼたぼたふた布見えを植実○日向 十八 十八九の出けし葉舅布右同断同所 〇上におなし またきほしふ 〇日向 十八 一ノみや 又三星布 ○中の大葉芽出し硫黄布に出る浮ぼたる中常のことくつねの星布は 又三星布 むかしより多くあり一ノみやは芽出しに布出る○日 ○柘植葉替之部 はりまさんきつかう 〇葉の緑四五ヶ所雁木あり亀甲のことくに見ゆる葉平に潜也芳吉へ 播磨産恋甲葉浅草の縁四谷町雁木あり亀田のみくに見ゆる葉平に堺也昔は 十八播磨亀甲葉 茶色にて程なく黄色になり青くなる 大坂天海ごんやとめ 十八 大坂大坂ごん 十権十郎矢留 ○一欠けし葉か芽出し木の色黒鳶色葉伽羅挽のとく地合あれ葉の ふちに雁木のことくくせあり大坂天満権十郎持下り 十一 大くぼ矢留 十六くぼ矢器〇葉少し長く小葉なり木置てしまる 大番町ひこた 十八彦太矢どめ茶丸く板小葉にて木しまる 〇柘植替りあまたあり分りたる品計しるす ほん つまじろかハウヤウ 十九本つげ瓜白○黄楊 〇此品つねのつげと違ひ木白く葉板丸く大葉木肥たる 一節は瓜白出ずさし木抔にては又取出る葉丸きは持前 なり芽出し青くしばらく瓜見えず○日 同同十一日彦久太郎次郎 □□□□ 唐椿 唐椿 伊介 十一座喜砂子ふくりん 深美つげ 浅子ふくりん 同同同同同同同断同 教学黄ふくりんつげ 矢じまつけ 水のし茶ふくりん いそへはりま座亀甲つげ 水の矢留 ほし布 りうきう白布 芝布 柘植松 山高砂子ふくりんりうきう 左兵丸はつくじ 水のうんせんつゝし 水の紫しは極黄 十一間曲里渕出草つげ布○黄楊一種 〇葉細く先少し割布白く見ゆるを上品 とす芽出しより黄布に出後段之白く 十八 なる布廻りよく出来る併布に少しつるくせある様に見ゆる布少しひくき故が 葉うすく見ゆる○日又は中日○さ五四六〇廿五〇う三より六迄よし くさ 草つげ布 〇葉丸く布少し黄ばみたる様に見え并出し右同所布廻り六ヶ敷布は 一高く布にくせなし細葉丸葉といへども心持の処也桧前分らずよく〳〵心を 付見る時は細丸二品あり尤土用芽は二品とも丸く出るゆへ分らず 十八柘植盛 〇此品は松の枝につげのことくなる品。宿生に出来桧つばきの類也此品駿河より 出る古は自然に生じたるよし今は何木へも人作にて出来る ○つゝじ○山躑躅りうきう○躑躅きつき○杜鵑花之類 〇春霧島の花と前後花咲をつゝこといふ四月より花咲頼をさつきといへど併木の性 にも寄べし○う二ノ中より三郎初〇つ三郎中四五〇さ零嶋うゝんぜんけらの類はわろ中 さつきの類紫柴は○五郎中○さし木の仕法やしなひは初巻にあり ○布入之部○中日又は日 〇極小葉にて布白し花うすむらさき小りん三月中咲 十八水の出うんぜんつゝじ布 文政三大くぼむら寅五郎より入 〇花はさつきなれど木葉ともつゝじにちかし花紅丹色 十八水の出つゝじ青出布 うんぽう 四月初さて芽出し布白く出青より布出る此しな文政二 大岡雲峰よりゆづり交る うぶばかりおゝむづかしき つきしんくれない 〇花相中りん四月中咲葉細く長きかた無布計多く布六ヶ敷 廿一同出皐月真紅ノ白布 品極白にて物くせ少しもなし寛政中頃庭にて布出る 十八 皐月三河紫布 ○花むらさき四月はじめ咲黄布に出後白布文化十四大くぼ村 一虎五郎より枝替りにて入 十八内問所持白牛月布入御跡と見定す三河軍の布寄品鏡に出たるをしる事 琉球白布 〇文政二谷田某より 同黄布○文政三ぬか庄より枝替りにて入 ゑた替りにて入 十八萩牛出皐月古錦柴白布 〇花紅にりん四月末さく葉ほそく小葉茶色布の色 白く布の方へつりまがる切布多く出る 十八 〇芽出し布薄く見え段々極黄花紅葉四月末より五月粉咲 水の出此糸柴極黄布 此所麻布白銀久太郎にて出来文化二猫亦喜兵衛より入 よとがわ ○淀川◯砂子ふくらん 十八北沢りうきう砂子 十八山鷹出同砂子 芽出し白く出見事 〇北ざわ同様に見ゆる 花むらさき四月初咲 一花むらさき初なつさく 十八 上多出覆輪つゝじ◯草細く飛貌とたふくりん在る物くせあり飛紫三月中頃咲 一はがわのぶ ○つゝじ葉替り之部○中日又は日 十八青海つゝじ。 〇細葉にて葉下べまく花紅極細く采のことくさがりて三月中すさく此品 一油出すくゆへ木葉ともねばる手当すべし 十八 左橋出丸葉の丸葉にて車輪のことく葉つく花の中に光る玉あり 廿一赤門出石花りうきゝり○つねの木にかへる事ありても又石花出る 廿一 玉取琉球○此品石愛のことく出又常の枝出そのさき〳〵又大蔵のことくになる 廿一つゝじ枝打 〇すべてつゝじの類に枝つさき細に枝うちこもりたることく出来るしな 一年々見えるしかれどもその年かぎり絶る すんしうやまべ ○極白布にて布六けしき品深沢駿州山辺より見出し持参の 廿一つる梅もどき白布 品も布門様に見ゆる○日○う二九〇わ二 つたのるい 草蔦之類 〇中日又は日〇う小木は三四五六迄よし〇大木は三ノ中植替 むづかしゝ〇さ三五〇わ三郎中四五 一草木綿與集 廿一 廿一永嶋木蔦白布○常春藤 〇白ふくりん見事也此しな少しは蔓出れ共格別つる 出ず木づたはさし木にてはこと〳〵くつかずとり木よし 左くぼた あざぶさんこさかへん 一窪多出同黄布○黄ふくりん也此品麻布三光坂辺より出る 永縞黄布のつた ○芽出しには布分らず掃込の布也此しな木づたにあらす常の 廿一 つたゆへ蔓出る 二十一 ふゆべにいつせつかけつた 雪つた極白のふくりん深くかゝる殊の外見事冬紅一切れず等のうち最上のしな 二十一 二色つた ○雪蔦のことく白ふくりん也しかし雪鶯よりふくらん細く白さすなり 一冬ふくりんへ紅を懸雪つたより又見事也 廿二紅葉蔦○地錦 ○猿葉鬼つた大葉にてときは楓に似たり砂子のことくにて黄布 冬紅葉至てよし 〇苦出しより夏中紅かゝり布に拘すこしもなし 廿九水の夏つた○地錦一種 ○並又は中日 二十一 内海 長左衛門夏蔦布 〇白く小布に入素に少し物あり春より夏まで紅かゝる併 一水のより飯程次なり○並又は中日 こうしうおにつたむかし ○相禁鬼等に昔白布有たる由予は見ず何の頃ありたるか永嶋桜井抔の物語 赤門せつかりうきう 永嶋匂ふ 窪田貰ふ 木つた 永伝黄不つ藤 にしき萼 水のなつ蔦 雪つた 長左衛門左衛門左衛門 紅葉つた 左兵丸は鼠もち 麻布黄布 樋口白布鼠もち 草才銭真身一巻之五 鈴仲小葉鼠もち 弥三郎昔の 黄ふ鼠もち 廿一 廿二 草石蕗之類○彙吾 ○中日又は蔭○う秋ひがん十日程のち○わ同時 ◯作り方初巻にあり つわぶきしろふくりん ○一名○鍛つわぶき○芽出し赤み有て軸赤きかた上所後もくらまず 廿二石蕗白覆輪 白し葉格別大葉と小葉あり二品にてはなし肥たると痩たると のちがひにて別品に見ゆる○赤油にて下品一種別にあり 一同白ふくりん次の方 〇芽出しより青みあり軸青きかた布つやなく白し後にくらむ 此品にも大小格別あり前の品に断ことく 〇芽出し影布後間の布になる布の 石蕗黄布 廿二同白布 中に青く量ありはき込切布共出る 〇葉別に大葉也滑にて 布ははき込小布にいる 見事にてはなししかし大葉ゆへ珍ぶつ 廿二 同星布○星布大に入廿二牡丹つわぶき○一名亀つわぶき葉しかみ出来る ○ね之部 ○鼠橘之類○女貞○一名○なたみよう四五三八〇つ三四五〇 ○布入并葉替り之部 茸木鉄膏具一 廿三飛に出白鼠○葉州のことくにて少し薄し木の色赤みあり芽出し顔布に出白布になる 廿二 廿二 いまのきふ 〇葉籠御門様にて少し厚し芽出し影布に出後上黄布になる押込の布 今之黄布 多く初木の色少し薄し日影にては間の布になる 巣鴨や 弥三郎昔の黄布 〇葉常のことくにて少し丸く厚し芋出し木の色赤く切布 多く出掃込布は稀に出る此品は中白正木同時のしなのよし 元下り 八九十年にも成べし永縞物語也 十二 兵 〇上方にて〇なくらもち○尾州にて〇達磨もち○葉糖丸く少しうらへ巻 左橋出丸葉 一葉軸木の節ともつまり葉かす多く茶裸ともいふべき形芽出し木の 一ノ宮またさ 一色計黒鳶色葉の色は青し 廿二 又三丸谷小墨岸のことくにて丸し廿二鈴仲小葉の葉類常のことくにて板になり 廿二ねむの木布○合歓木 〇芽出しには白く出殊の外見事なる布に見之併誠の布 一にあらずぼた布の類也六月頃より段々くらむ○日 〇う二九〇つ二〇梅木殊の外むづかしき品○根を五六寸に切うゑること〳〵く茅出る 凡落葉物のうち芽出し遅きは此しな又は夏目也四月中す芽出る 草木錦葉集巻之五終 北183.31間 52360 同様 四四四