懷中食鑑

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中野崇庵
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2026-08-17T19:23:22.648Z
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場所: 江戸
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中野崇庵
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日本語
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山城屋新兵衞等
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カイチュウショクカガミ
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東北大学
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
書名 懐中食鑑 甲 所蔵者 (備考) 資料番号 聖 所月 児2 研年 19549 譜代譜并表代譜代表照院ヲ図 以テ購入セル内聞博士 蒲野亭吉氏藩職畵 いろはわけ 懐中食鑑目録 いものくき □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ いわし いわしいかいりこくしみ いなごらに ころははうれんさう ろは はじかみ はじかみはつたけはすのね はと はぜはゑはと はまぐり はまぐりにんじんじん にんにくにらにはとり ほうづき 同たまごほほうづき ぼら とうがらし ぼらとうがらし ととうが とうくわ ところてん とうくわとうふ とうくわとうふところてん ごぢよう ちき ちやちまきりぬ わらびもち るをあ わさび かぶら わさびかぶら かんひやうからしかや かきがんかも かつをかれひかき かざみかぼちや よめなよもぎ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ た だいこんたこたい たらたにし たらたにしたんぽゝ そばきり たけのこれいりそばきり そらまめ いくねいも そらまめついくねいも いく〴〵しつる ね な ねぶかな なたまめ なすび なつとうじる なすび大 なんばんきびない ぼらと なまづ なまづなまこなよしぼら 同 らむむめう らむ うんどんうどうなぎ うづら うづらゐのおく くろまめ くろまめくわゐくり やまのいもやまもた や ま まめまつだけ ます まくわうり まんぢうます けんぽなし けしけんぽなし けけしけんぽなし け ふだんそうふき ふふだんそうふき ぶとうふふな ふぐごま ふぐ ごぼうこんにやくこんぶ こちこいこのしろ ゑいゑび 江戸 てああさつきあんず あわあんあめ あまざけあづきあらめ あをのりあまのりあわび あゆあんこうあぢ ささけさつまいも さんせうさゝげざくろ さけのうを さばさよりさけのうを さばさよりさけのうを さゞゐ き きび きくらげ ぎんあんきうりきくらげ 食かゝみ きすごきじ 目一つ 少 ゆふがほゆづ めみ じゆんさい みかん しろうり しそしゆんぎくしろうり しいたけしめぢしゞみ ひえ しろうをゑひひえ ひじきびわも そし せ もづく せ もづく せり せうろ せりぜんまいせうろ せうがはじかみかすすいくわ すつぽん すゞき すゞきすゞめすつぽん すばしり すばしり通計百五十九品 目録終 懐中食鑑 四十 紫芋 ひやすものなりうちをゆるうし 大べんをつうずおほくくふべからず さんぜんさんごにいむはすいもの ねにとくありくふべからず 芋莖 どくなしびやう人によしくわい にんのやまひあるによし 海鰛 しようあしきものなりたんを あつめしゆもつるいをおこす びやう人にいむおほくくふべからず たゞまづしきものゝしよくなり いかいか どくなしきをまし月水をまゝ 烏賊魚 つうずするめいかこわくしてこなれ がたしひやう人さんの婦人くわい にんにいむ は はうれんさうどくなしひやすうちをとゝのへかわき 赤菜 赤菜 をやめ大べんのねつをとるさけを さますおほくくへばこしいたみ あしをよわくしはらをひやすうなぎ と同じくくふべからず婦人おはぐろ 付けし日くへは死すといふ 紫薑 どくなしあたゝむ風をひきかんねつ づつうによしたんにてゑづきある をやむ八九月おほくくへば春めを やむくわいにんにくふへからず しゆもつある人くふべからず 紫草 どくなししやうかるしひやう人によし はつたけしめぢゑのきたけの 三いろはたけるいのうちにてよき 藕 ものなり どくなしあたゝむしよくをけし さけをさますびやうこのかわきを やむるむしてくへばうちをおぎなひ しもをかたゝす 鯰魚 どくなしあかしろの二つあり味も しやうもあゆに同しかんぞうをいむ 一すべて河うをに甘草をいむ どくなしうちをあたゝめきをます 沙魚 しようかるきうを也ひやう人によし 鶴 どくなしせいをとゝのへ気をます もろ〳〵のしゆもつるいを治す くすりのどくをげす又人或は馬に ひぜんのごとくでき久しくなをりかぬ たるにくふべし薬のむ人くふへうらず 蛤蜊 どくなしひやすうちをうるほし ゐをひらきかわきをとむる婦人の けつくわいあるににてくふべし又 さけのゑひをさます に どくなし少しあたゝむきをくだし 胡蘿蔔 うちをおぎなひむねひいをりす 命かもの 人をすこやかにす 大蒜 すこしどくありあたゝむ脾をつよくし しんをつよくすくわくらんにて はら心わろきを治すじやきごく 非 鶏 きをのぞく どくなしあたゝむ気をくだしきよを おきなふはらひへいたむを治す じんをつよくしいせいをとむるこし ひざをゆるくすおほくくふべからず 酒のみしのちねつびやうの後にいむ 一蜜と同じくふべからず どくなしあたゝむきよをおぎなひ うちをあたゝむ老人さんこによし 〇白きかしらのにはとり黄なるめん 鳥六つゆびのもの四つつめのもの 死てあしのびざるものみな大どく ありくふべからず又にらからしすもゝ こひうさぎねぎもち米うをの しるいつれも同じくくふべからず どくなし少しひやす心をしづめけう 鶏卵 ふうをやむるくわいにんのねつびやう を治す男子いんのうかゆきによし 又こゑ出ざるをひらくすにてくへば りびやうを治すおほくくふべからず にらすつほんこいもち米いづれも たまごと同しくくふべからす又ほう そうにいむ は 酸漿 とくなし小児みをさりて口のうち にてならし遊ふねつをのぞき小 べんをつうずくふて小児によし いなすばしり同じくどくなし 鯔魚 ゐをひらきうちをりす 人をこへさするものなりすべての くすりにいまず どくなしあたゝむつかえたる君よくを 蕃椒 けししよくをすゝむきよじやくの人 くふべからずおほくくへば目をくら くしちをやぶるくわいにんにいむ すいくわとうふのどくをげす 冬瓜 どくなし少しひやすゝ気をましねつ をのぞく水しゆを治し小べんをつうじ かわきをとむ霜のかゝりし後くふべし 陰きよの人にいむ 豆腐 すこしごくありうちをゆるうし気を ます多くくへばしゆもつをおこし づつうを病む杏仁をくふてけすべし 夏のうちはくふべからず 此ものはなはだひやすものなりひゐ 瓊脂 よわき人老人くふべからず どくなしうちをゆるうし気をます 鰌魚 ゐをとゝのへさけをさましかわきをこむる ち すこしどくありひやすむねをひらき 萵苣 すぢほねかたく月水をつうし口の うちくさきをさりはをしろくし 太夫 目をあきらかにす久しくくふべからず むらさきのちさにどくありちさの どくせうがのしるにてげす唐ちさどゝ有 どくなしたんをさり小べんをつうず目を あきらかにすさけをさまししよくどくを げす久しくのめば人やせるひへちやたん 機 をあつむかやと同じらのむべからず 山きらいのむ人血よわき人にいむ どくなしあたゝむ五月五日のちまきの とがりの処おこりをおとす ○ 人をやせさするものなりねつをさり 蕨粉餅 水をくだす 久しくくへば気をふさぎはらはり 目をくらくす 食かゝみ 草菜 からくあたゝむしやきをさりうちを あたゝむうをのどくをげすそはきり に和してくふべし甚味ひよし ま どくなしあたゝむこゑすこやかにし 蔓菁 身をかるくし気をますせきをやむる ながくくふべからずちゝのしゆもつ るいによし どくなし口はなのうちしゆもつるいに 瓢畜 瓢畜 よしおほく食ふべからずせいふさぐ ものなりしやくつかへある人にいむ 芥 どくなし目をあきらかにし みゝをつうずせきをとむるさけ にてのめは心つうを治すたんをとむる おほくくへばどくあり小葉のからしに とくありしゆもつある人にいむ うなぎとおなしくくふべ からず 榧子 どくなしつねにくふて痔を治し むしをころす目をあきらかにし 身をかるくする鳥のにくと同しく くふべからず 万 柿 むびやうの人にはよしひゐよわき人 老人小児病ひある人くふべからず どくなしすぢほねをつよくししびれ を治す七月のがんくふべからず がんのわたくふべからず 鳬 どくなしうちをおぎなひ気をます しよくをけし水しゆを治す小さき しゆもつ久しいえさるにおほく くふてたちまちにいゆる 松魚 とくなし人をこやすもの也多くくへば 血をうごかししゆものをおこすかつをに ゑひたる人ちんひと大わうのこくろ豆 のせんじしるにてのむべし又蒙吾のは のしほりしるをのんでよし どくなし気をましきよをおぎなふ 鰈魚 諸病にいむ事なしおほくくふべからず しかしさんこにいむむしがれいどく ありくふべからす 牡蠣 どくなしうちをとゝのふ婦人によし さけをさましかわきをやむるやきて くへば人のはだへをこまかにす又 かほのつやをいだす 鰌蜂 どくなしびやう人にいむことなし 番南瓜 すこしどくありちをやぶるものなり くわいにんに大きにいむ よ どくなしあたゝむちをやぶり気をくだす 鶏腸菜は さけをさますすいしゆを治す 艾 どくなしひやすもろ〳〵のやまひに よし ま だいこん しよくをけしうちをやはらげたんをさる 蘿蔔 しぼりしるめんるいのどくをげすかわきの やまひを治す地黄と同しくくふべからず おほくくへば血をへらし気をうごかす生 姜よくどくをげす夏大根かふみ大根 さんぜんごにいむ 章魚 どくなし血をやしなひ気をます下血 を治すひゐよわき人しやくある人 くふべからすこなれがたし たい どくなしあたゝむひゐをやしなひ血を 曲鬣魚 やしなふ陽道をさかんにしふ人ちゝ すくなきにくふてよしおほくくへばはら はるねつある人しゆもつるいある人 くふべからず どくなし気をましきよをおぎなふこな 笑魚 れがたしひゐよわき人にいむ どくなしひやす目あかくしていたむによし 田螺 かわきをやめさけのゑひをさます からしと同じくくふべからす又けしと 同しくくふべからず どくなししよくのどくをげし気のとゞ 蒲公並 こほりによしねつをさるにてしるをのめは 婦人のちゝのしゆもつを治す水しゆの やまひに大きによし 竹筍 どくなしたんをけしねつをさるおほく くふべからずひゐよわき人にいむ 6 黒兒 しつねつある人によしひゐよわき人 病人小児ちゝすくなき婦人くふべからず そばをくふてふろに入れは死といふ 死せざれば中風をやむそはにあたり 元祖一旦 瓢豆 し人ひじきあらめくふべし又 やまもゝのかはのこせんじのむべし どくなしひやすひゐをおさめぞうふ をやはらでかはあつくてこなれがたし ひゐよわき人小児くふべからず 佛掌薯 おほくくへば気をふざぐさんの婦人 やまのいも きりきすある人すべて血のやまひに くふべからす甚あしくとろくじるむねに とゞこほり甚気をふさぐひゐよわき 人びやう人くふべからず 筆頭菜 どくなしせいのぼすものなりしゆもつ ある人くふべからす 鶴 どくなし血をおぎなひ気をまし きよをおきなふ風をさるきよらう の人くふてよしおほくくふべからず 葱 ● つるのたまごほうそうによしかろ くするなり小児によろし ね すこしどくあり葉はあたゝめ白きは ひやすすべてのぼすものなり肺に やまひある人によしおほくくふべからず 蜜と同しくくふべからず又なつめ にはとりと同しくくふべからず地黄 サ松 のむ人むしばあるにいむ なし うちをやはらげねつをさりさけを さます大小べんをつうずあしに病ひ なたまめ 刀豆 ある人ひゐよわき人にいむ甘草と同 じくくふべからずなのどく生姜にてけす どくなしうちをあたゝめ気をくだし 大へんをつうずしんをまししやくりを 茄子 茄子 とむるさけのみてくふべからす かんねつをさりいたみをとむるひへる人に いむ秋の後に多くくへば目をそんずはらを いたまず女人は子宮をやぶる 納豆汁 しやうあしきものなりひゐをふさぎ むねにとゞこほるはらのはるやまひ 又小児と病人くふべからず なんばんきび うちをとゝのへゐをひらく此ものむねに 玉蜀黍 こうらばきび とゞこほるしやくある人病人にいむ尤も 梨 森 鯛 小児にいむかんのやまひをおこす甘草と 同じくくへは死といふ どくなしはらはる人やせたる人くふべ からずすこしくへばひゐをやしなひうち をやすくす久しくふくして身をかたくし としをのぶるはのいたみかんのやまひ むしある小児にいむねぎうをのにくと 同じくくふべからず どくなしひやすねつのせきをやめ大小 べんをつうじかわきをやむるたんをけし 一肺をうるほし心をすゞしくし火をくだす しゆもつのどくをげしさけをさます 多くくふべからずきりきずある人血 きよの人ちゝのある婦人くふべからず どくなしあたゝむ水しゆを治しにべんを いうずおこりをおとすすべての病人によし なまずあかき目赤きひげあごなき もの大どくあり ひやすこなれかたしたんある人ひゐよわ 沙翼 き人老人小児さんの婦人くふべからず 梅 あ どくなしねつをのぞき心をやすくしかた身 おほえなきによし多くくへばはをそ んじすぢをやぶるたんねつをおこす 黄精をふくする人にいむ う 饂飩 やはらかにしてあたゝむるひをたす けゐをひらくうちをあたゝむ病人 によしはらはり気ふさく人小児 くふべからず どくなし一切の風をさりすぢつるによし 独活 うちをりし水をよくつうず どくなし痔しゆもつを治すらうさいの 鰻驪 やまひによしむしをころし目をあきら かにしこしひざをゆるくすくわいにんに いむぎんあん又酢と同しくくふべからず 鶉 水におよぎかしらたゝく物まだら 有ものどくあり どくなしうちをおぎなひすぢほねを つよくすねつをさりかんきしよきを よくしのぐ く 水しゆをおひゐねつをさりおけつを 黒大豆 さんず百薬のどくをげしむしをころ す久しくくへば身をおもくする どくなしおほくくへばきよねつをはつす 慈姑 痔ある人しゆもつある人くわくらんいむ 粟 どくなし気をましゐをあつくすじんを おぎなふ人これをくへばうへず風をやむ 人にいむ小児おほくくへばむしをしやうじ やまひをおこす すこしどくあり病人くふ事なかれ 鮎魚 すべて人にえきあらずくろたいの子 大どくあり人をころす ねつをおこしたんをおこししゆもつ 海鰌 をはつすひゐよわき人病人婦人 くふべからずしほくじらゝ反くふべし くだりはらを治す 海参 いりこ どくなし大きにげんきをおぎなひうち をうるほしねつをさりきよをおぎ なひ小児五かんにてやせたるにくふべし さんごちゝ少きにいむ鴨と同じく くふべからす功人参と同しきゆへ 一海参といふ唐人甚だ貴む 海紅柑 どくなし大きにひやすうちのねつを さり小べんをつうずおほくくへば肺を ひやしたんをおこすはらをくだす どくなしあたゝむ人をすこやかにす 胡桃 はだへをうるほしかみをくろくす痔を 治すおほくくへばたんをおこし食を はかすまゆをおとす の 薯蕷 どくなし少しあたゝむうちを出さめ気 なういも りよくをまし心をおぎなひ陰をつ よくす久しくくふて身をかるくしとし をのぶるこしのいたむをとむる 楊梅 どくなしあたゝむしほにつけてくへば たんをきりゑつきをとめさけを さます久しくへばねつをはつしはと筋 をそんずねぶかと同しくくふべからず ま 黄大豆 あたゝむうちをゆるうし大べんをつうず 水しゆのやまひをへらすおほくくへば 気をふさぎたんせきをおこす まつたけ どくなしさんごはらのいたむによし久しき 松蕈は りびやうを治すほうさういでかねたる にあたらしきほし松だけせんし用ゆ ふるきはいむとうふくいてのちに松 たけくへは大きにゑふ松だけあたり たるに万金舟よし 甜瓜 ずこしどくありひやす夏くへば暑 をしのぐかわきをやめねつをのぞく 小べんをつうじ口はなのしゆもつを 治すおほくくへは目をくらくし黄 だんをはつすあしいたむにいむ両 方にへたあるもの水にしづむ ものどくあり 饅頭 きをふさぎはらいたむそをそ んじむしをしやうず小児くへば五 かんをやむひゐをやぶりくわくらん をやむよねまんぢうむねにとゞ こほる人にえきなしくずまん ぢう病人すこしくふべし 鱒 どくなしあたゝむうちをやはらげ ゐをあたゝむ多くくへは岩ゆ物をおこす あ 眼岳西米子ハ どくなし風気をめぐらしねつをおひたん ゑづきを治すりびやうをとめかわき をうるほし大小べんをつうす多く くふべからず 只具 枳棋 どくなしかわきをやめねつをさる大小 べんをつうじさけのゑひをさますむし をころしほうそうねつどくつよきに しぼりてしるをつけてよし ふ ふだんそう 大きにひやすはやり風のねつをさる 甜菜 かゆにまぜてくへばりびやうのねつ をとるゐをひらきむねをつうずふ 人によし鳥けだものにかまれたる にしるをつけて立どころにいゆ腹 ひゆる人にいむ 款冬 どくなし目をあきらかにしたんをけす びやう人くふてよしやさいのうちにて しやうよろしきものなり どくなしすぢほねしびれによし気を 葡萄 ましちからをつける久しくくへば身 をかろくし年をのぶる多くくふべからず 馬方 麺筋 どくなしうちをうるほし気をます ねつをげしらうさいの病ひにくふべし 鮒魚 どくなしあたゝむきよをおぎなひ りびやうをとめ痔を治す夏のねつ りひやうによしにんにくさとう とうがらし麦門冬と同しくくふ べからす 河豚 どくありあたゝむきよをおぎなひ こしひざをおさめ痔を治しむしを ころすふぐ食し日は一切のくすり のむべからずふくのわたに大どくあり ふぐにあたりし人うをのあぶらを のむべし わ どくなしくろごまよしじんをまし 巨勝子 かわききうるほす気りよくをまし みゝ目をあきらかにしとしをのべ かみをくろくし一切の痔を治し きずをいやすみづにてねりくへば 百病を治す 牛蒡 どくなしつねに食て大きによし やさいのうちにてよきものなからう ぎやく風どくあしよわきによし せきをやめせんきにてひへいたむに よしはらのはるをへらし手あし をすこやかにする 蒟蒻 どくありひやすあくにてよくにて くふべしせい甚し人に忽きあらず 〇ある人こんにやくをおほくくふて らうがいのやまひを治す 昆布 あたゝむすいしゆを治ししゆもつるい を治すしやくをやぶる 古知 かるきものなりしかししやうは よろしからず人にゑきなし びやう人にいむ ◆◆ どくなし又云すこしどくありにてくくば せきをやめ黄だんを治すかわきを やめ水しゆを治す小べんをつうしちゝ をいだすりびやうにいむ 鰹魚 どくなしあたゝむ風をおこししゆもつ をはつすいやしきものゝしよくなり おほくくふべからず 江 海鷂魚 尾に大どくありもしはりにてつき いたむへはせうのうくすの木奇南 香にてふすぶれは治す又りんびやう 兼 一のいたみによし あたゝむほうそうをいだしちゝを よくいだすすべて病人にいむひげ なきゑびはらくろき又にて いろしろきものいづれもとく あり あ 胡葱 どくなしあたゝむしよくをけしむし をころしうちをあたゝむ久しくくへば じんをやぶる目をそんじ人にもの おぼへなくするむしばにいむ 杏子 すこしどくありさらしくへばねつを さりかわきをやむるなまにてくへば 飴飴 株 目をくらくすすぢほねをやぶる しゆもつある人さんぜんご小児にいむ どくなしねつを治し大べんをつうず うるしかぶれしゆもつるいになまにて つき玉子の白みにてつける又ねむ られざるによし小児にいむ おほくくへばうちをやぶるひやう人 小児くふべからず どくなし大きにあたゝむきよをお ぎなひ気りよくをますはらいた みてなるを治すたんをけしせきを とむるひゐよわくしよくすゝまぬ人々 人足かたへ あまざけ 醴 よし○はらはり大べんけつする人むし ばある人に児かんのやまひにいむ ひゐをおぎなふおほくのめば病ひを しやうずびやう人又小児にいむ 赤小豆 ごくなしひやす水しゆを治すかんねつ をさりかわきをとむるしゆもつによし ひをすこやかにし小べんをつうず馬 くへは足かろく人くへば身おもし 海帯 どくなしひやす婦人諸びやうを治す 風をはらひ水をくだすくわいにん にいむ 乾苔 どくなしひやすしゆもつを治し むしをころし痔を治す多くくへ あまのり 紫菜 あさくさのり ば人のいろをあをくする とくなしひやすしゆもつあるへかつけ ある人によし◯武州品川苔播州 一仁保苔長門向津苔出雲十六嶋 苦対馬甘苔みな同しのりるいの あわび 鰒魚 どくにあたりし人すをにやしてのむべし どくなしひやす目のいたみをとめ目 をあきらかにす久しくくへば精 をまし身をかろくするりん病によし 香魚 どくなしあたゝむひゐをあたゝめ くだりはらをとむる 華臍魚 あたゝむあぢはひうろく諸病にいむ 事なし どくなしあたゝむしゆもつるいを 紀能 鯢熊 〽おこすほうそうにいむ 酒 大きにあたゝむ少しのめばひふをう るほし諸薬をめぐらすじやきを はらひ血をめぐらししつをさりうれ ひをはらふ久しくのめは神をやぶり 寿命をそんずさけに人のかげうつら ざる又祭酒おのづからへりたるもの のむべからずあまきものと同じくのむ 命が又 べからずちゝをいむ どくなしきよをおぎなひ気りよく 番署 をましひゐをすこやかにすじんを ます功能薯蕷と同し 蜀椒 どくなしつかへをやぶりむねをひらく はやり病ひを治すこしひさをあ たゝむさんせうの口あかざるもの どくありうるしによわき人又ねつ びやうりひやうのくさき所へ行人 すこしかみてはなにぬるべし 紅豆 どくなしうちをおさめ気をまし じんをおぎなふ小べんしけきによし ねづみにかまれたるによし又からし 一にあたる人くふべし どくなしのどのかわきを治しむしを 石榴 ころすおほくくへはははをそんじはを くろくすしよくご又くすりのみて くふべからす 鯖 蔵 勲歌を どくなしかつけを治すにらと同じく くへば気りよくをます どくなしさよりをくへは疫疾な からしむ とくなし又云少しどゝあり気力 をましむしをころし人をこへすこや かにす又云一切しゆもつある人さん 婦にいむちをやぶる病人くふこと なかれ〇からざけあたゝむ老人病 人によろし 拳螺 どくなし病人によろししかしこなれ がたしひゐよわき人くふべからす き 天命 どくなし気をましうちをおぎなふ 綿にやまひある人によし小児多く くへばあしにちからつかず どくなしなまにてくへばかんをおこす 銀杏 にてくへばよしさけをさます小児に いむうなぎと同しくふべからすむし ばにかみていたみとまる すこしどくありひやすねつをさりかわ 胡瓜 きをげし小べんをつうず小児くふべからす 木耳 すこしどくあり久しくくへは痔を治す 気をまし身をかろくするいろかはりし もの夜ルひかるものあをむきにはへ たるものどくあり 蝮魚 あぢはひかろくしてにくしろしもろ〳〵 の病人にいむ事なし 雑 どくなしあたらむうちをおぎなひ 気をます春夏のうちはすこしどく あり九月より十一月までくふべしくるみ そばねぶかと同じくくふべからず病をおこ すみづから死て爪のびざるものどくあり ⑦ 壺盧 どくなしかわきをやめ口はなのうちの しゆもついたむを治す小べんをつうし 橘 柚 心のねつをとるりんびやうを治す多く くふべからずかつけにてはれひえる 人にいむ どくなしひやすしやくをけししゆどく をげすさけのみて後口のうちくさき を治す み どくなしあたゝむあまきは肺をうる ほし酸はたんをあつむかわきをやめ ゐをひらく し 紫蘇 どくなし子も同じ気をくだし一さいのひへ をのぞく風かんをさんじかんねつを治す 子は尤よしうをかにのどくをけすこいの 魚同しくくふへからずひゐひへる人に じゆんさい 蓴菜 なは いむはらをくだす どくなしかわきをやめねつをさるふなと 同じくくへばからゑつきをとむる下を やすくし水をおひ百薬をけし気をます 筒蕎 むじんそうとなづくどくなししんきを やすんじひゐをやしなふたんをけす おほくくふべからず 越瓜 ごくなしひやす小べんをつうしねつを さるさけをさますおほくくへば心を いためしやくをおこすしゆもつをはつ す人をよわくする小児にいむ病後 にいむ馬これをくへば目をそんず 椎茸 生はあしくほしたるはよしふかき 山のさま〴〵のくち木にはゆるもの ゆへびやう人にいむ しめぢ どくなしにてねまりあるものにどく 志米知 ありくふべからず しゞみ 蜆 どくなしひやす時気を治しひゐの しつをさるさけのゑひをさます又 田すこしどくありおほくくへばせき おこしじんへらす 鱠残魚 どゝなしうちをうるほしひゐを すこやかにす ひ 甲 どくなし気をましひゐをよくする と根はきりきずを治す どくなし大きにひやす風ねつをくだし 鹿角 痔によし小児のねつをとるめん るいのどくをけす 枇杷 どくなしかわきをやめ気をくだす 吐をやむる上のねつをさるやきざかな めんるいと同しくくふべからず も すこしどくありあたゝむ石やくの 桃子 どくをげすすつぽんと同じくくふべ からず白朮ふくする人にいむ どくなしひやすのどのあいたの種 海藻 もつるいを治す水をよくつうず 苦勤 どゝなし血をとめせいをやしなひきを ます人をすこやかにする大小べん をつうじ婦人こしけ黄びやうを治す すニてくへははをそんずすつぽんと同 じくくふべからす赤きにどくあり 三月後くふべし ぜんまい 紫箕 大ちやうをうるほしうちをとゝのふ はれ病を治す 麦草 どくなしひやう人くふべししかし山 よりいでるを山しやうろといふ大 どくありくふべからず す 李子 どくなしすこしあたゝむすこしくへばねつ をさりうちをとゝのふ水にしづまざ るものくふべからず〇みつと同じく くふべからず 西瓜 どくなしひやすかわきをやめしよきの ねつをげすうちをうるほし気を 龍 くだす小べんをつうじねつびやうを 治すさけをさますしるをふくめば 口のうちのしゆもつを治す又曰すこ しどくありきよ人きずある人 さんごの人小児やせたる人くふべからず すこしどくありちやうゐをやはらげ すぢほねをつよくすすいしゆを治す うちをおぎなふすこしどくあり といへどさはることなしおほく くふべからず 反雀 どくなしあたゝむ冬三月くへば 帰道をつよくす人に子をあらしむ 気をましこしひざをあたゝめ婦 激絶 数竜 人こしけを治すくわいにんにいむ 白木ふくする人にいむ どくなしうちをおきなひ気を ます婦人こしけこしいたむを治す すつぽんかたちことなるものとくあり 山よりいつるものどくありにはとり ひゆからしと同じくくふべからず くわいにんのひとにいむはつかを ふくする人にいむ 懐中食かゞみ終 ○さんぜんさんごきんもつの類 いわしくじらますさけのうを さば生がつほゑびるいおこぜ あかゑゐさはらまぐろたら すゞきせいごふぐたこ いかうなぎくろだひかに 白うを魚の子鳥るいちくるい このしろねぎにんにくしやうが 金五 書 林 本銀町壱丁目川岸 山城屋新兵衛 山よりいつるものどくありにはとり ひゆからしと同じくくふべからず くわいにんのひとにいむはつかを ふくするくは 中野崇庵撰 平里戊卯 懐中食鑑 東都書肆南寿堂梓 寶暦十二年壬午夏五月 嘉永二年己酉夏四月再版一 14753 東 日本橋通貳町目 山城屋佐兵衛 都 四日市 書 山城屋政吉 林 本銀町壹丁目川岸 山城屋新兵衛 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□