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の大臣の御さ御前にありさるの時にて源氏まいり給みつらゆひたまへるつらつ
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り内にも御けしきたまはらせ給へりけれはさらはこのおりのうしろみなかめる
をそひふしにもともよほさせ給けれはさおほしたりさふらひにまかて給て人
〱おほみきなとまいるほとみこたちの御さのすゑに源氏つき給へりおとゝけ
しきはみきこえ給事あれと物のつゝましきほとにてともかくもあへしらひきこ
え給はすおまへより内侍せむしうけたまはりつたへておとゝまいりたまふへき
めしあれはまいり給御ろくの物うへの命婦とりてたまふしろきおほうちきに御
そひとくたりれいの事也御さかつきのついてに
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いときなきはつもとゆひになかき世をちきる心はむすひこめつや御心はえ
ありておとろかせ給
むすひつる心もふかきもとゆひにこきむらさきの色しあせすはとそうして
なかはしよりおりてふたうし給ひたりのつかさの御むまくら人所のたかすへて
たまはり給みはしのもとにみこたちかむたちめつらねてろくともしな〱にた
まはり給そのひのおまへのおりひつものこ物なと右大弁なんうけたまはりてつ
かうまつらせけるとむしきろくのからひつともなと所せきまて春宮の御元服の
おりにもかすまされりなか〱かきりもなくいかめしうなんその夜おとゝの御
さとに源氏のきみまかてさせたまふさほう世にめつらしきまてもてかしつきき
こえ給へりいときひはにておはしたるをゆゝしううつくしと思きこえ給へり女
きみはすこしすくし給へるほとにいとわかうおはすれはにけなくはつかしとお
ほいたりこのおとゝの御おほえいとやむことなきにはゝ宮内のひとつきさいは
らになんおはしけれはいつかたにつけてもいとはなやかなるにこの君さへかく
おはしそひぬれは春宮の御おほちにてつゐに世中をしり給へき右のおとゝの御
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いきをひは物にもあらすをされ給へり御こともあまたはら〱にものし給宮の
御はらは蔵人少将にていとわかうおかしきを右のおとゝの御なかはいとよから
ねとえみすくし給はてかしつき給四の君にあはせ給へりおとらすもてかしつき
たるはあらまほしき御あはひともになん源氏の君はうへのつねにめしまつはせ
は心やすくさとすみもえし給はす心のうちにはたゝふちつほの御ありさまをた
くひなしと思きこえてさやうならむ人をこそみめにる人なくもおはしけるかな
おほいとのゝきみいとおかしけにかしつかれたる人とはみゆれと心にもつかす
おほえ給ておさなきほとのこゝろひとつにかゝりていとくるしきまてそおはし
けるおとなになり給てのちはありしやうにみすの内にもいれたまはす御あそひ
のおり〱ことふえのねにきこえかよひほのかなる御こゑをなくさめにて内す
みのみこのましうおほえ給五六日さふらひ給ておほいとのに二三日なとたえ
〱にまかて給へとたゝいまはおさなき御ほとにつみなくおほしなしていとな
みかしつききこえ給御方〱の人〱世中にをしなへたらぬをえりとゝのへす
くりてさふらはせ給御心につくへき御あそひをしおほな〱おほしいたつく内
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にはもとのしけいさを御さうしにてはゝみやす所の御方の人〱まかてちらす
さふらはせ給さとの殿はすりしきたくみつかさに宣旨くたりてになうあらため
つくらせたまふもとのこたち山のたゝすまひおもしろき所なりけるを池のこゝ
ろひろくしなしてめてたくつくりのゝしるかゝる所におもふやうならむ人をす
へてすまはやとのみなけかしうおほしわたるひかるきみといふ名はこまうとの
めてきこえてつけたてまつりけるとそいひつたへたるとなむ