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ちきなくゆめのやうにてすきにしなけきをまたやくはへんと思みたれてなをさ
てまちつけきこえさせん事のまはゆけれはこきみかいてゝいぬるほとにいとけ
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ちかけれはかたはらいたしなやましけれはしのひてうちたゝかせなとせむにほ
とはなれてをとてわた殿に中将といひしかつほねしたるかくれにうつろひぬさ
る心して人とくしつめて御せうそこあれと小君はたつねあはすよろつの所もと
めありきてわたとのにわけいりてからうしてたとりきたりいとあさましくつら
しとおもひていかにかひなしとおほさむとなきぬはかりいへはかくけしからぬ
心はえはつかふものかおさなき人のかゝる事いひつたふるはいみしくいむなる
ものをといひおとして心地なやましけれは人〻さけすおさへさせてなむときこ
えさせよあやしとたれも〱みるらむといひはなちて心のうちにはいとかくし
なさたまりぬる身のおほえならてすきにしおやの御けはひとまれるふるさとな
からたまさかにもまちつけたてまつらはおかしうもやあらまししゐておもひし
らぬかほにみけつもいかにほとしらぬやうにおほすらむと心なからもむねいた
くさすかにおもひみたるとてもかくてもいまはいふかひなきすくせなりけれは
むしんに心つきなくてやみなむとおもひはてたり君はいかにたはかりなさむと
またおさなきをうしろめたくまちふし給へるにふようなるよしをきこゆれはあ
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さましくめつらかなりける心のほとを身もいとはつかしくこそなりぬれといと
〱おしき御けしき也とはかりものものたまはすいたくうめきてうしとおほし
たり
はゝき木の心をしらてその原のみちにあやなくまとひぬるかなきこえんか
たこそなけれとの給へり女もさすかにまとろまさりけれは
かすならぬふせ屋におふる名のうさにあるにもあらすきゆるはゝ木〻とき
こえたりこきみいと〱おしさにねふたくもあらてまとひありくを人あやしと
みるらんとわひ給ふれいの人〱はいきたなきにひと所すゝろにすさましくお
ほしつゝけらるれと人にゝぬ心さまのなをきえすたちのほれりけるとねたくか
ゝるにつけてこそ心もとまれとかつはおほしなからめさましくつらけれはさは
れとおほせともさもおほしはつましくかくれたらむ所になをゐていけとの給へ
といとむつかしけにさしこめられて人あまた侍めれはかしこけにときこゆいと
おしとおもへりよしあこたになすてそとの給ひて御かたはらにふせたまへりわ
かくなつかしき御ありさまをうれしくめてたしと思ひたれはつれなき人よりは
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中〱あはれにおほさるとそ