[151]
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いるひたかうねをき給てひとなくてあしかめるをさるへき人〱ゆふつけてこ
そはむかへさせ給はめとの給てたいにはらはへめしにつかはすちゐさきかきり
ことさらにまいれとありけれはいとおかしけにて四人まいりたり君は御そにま
とはれてふし給へるをせめておこしてかう心うくなをはせそすゝろなる人はか
うはありなむや女は心やはらかなるなむよきなといまよりをしへきこえ給御か
たちはさしはなれてみしよりもきよらにてなつかしううちかたらひつゝおかし
きゑあそひ物ともとりにつかはしてみせたてまつり御心につく事ともをし給や
う〱おきゐてみ給ににひいろのこまやかなるかうちなえたるともをきてなに
心なくうちゑみなとしてゐ給へるかいとうつくしきにわれもうちゑまれてみ給
ひむかしのたいにわたり給へるにたちいてゝにはのこたちいけのかたなとのそ
[193]
き給へはしもかれのせむさいゑにかけるやうにおもしろくてみもしらぬしゐ五
ゐこきませにひまなういていりつゝけにおかしき所かなとおほす御屏風ともな
といとおかしきゑをみつゝなくさめておはするもはかなしや君は二三日うちへ
もまいり給はてこの人をなつけかたらひきこえ給やかてほむにとおほすにやて
ならひゑなとさま〱にかきつゝみせたてまつり給いみしうおかしけにかきあ
つめ給へりむさしのといへはかこたれぬとむらさきのかみにかい給へるすみつ
きのいとことなるをとりてみゐたまへりすこしちいさくて
ねはみねとあはれとそおもふむさしのゝ露わけわふる草のゆかりをとあり
いて君もかい給へとあれはまたようはかゝすとてみあけ給へるかなに心なくう
つくしけなれはうちほゝゑみてよからねとむけにかゝぬこそわろけれをしへき
こえむかしとの給へはうちそはみてかい給てつきふてとり給へるさまのおさな
けなるもらうたうのみおほゆれは心なからあやしとおほすかきそこなひつとは
ちてかくし給をせめてみたまへは
かこつへきゆへをしらねはおほつかないかなる草のゆかりなるらんといと
[194]
わかけれとおいさきみえてふくよかにかい給へりこあまきみのにそにたりける
いまめかしきてほむならはゝいとようかいたまひてむとみ給ひゐなゝとわさと
やともつくりつゝけてもろともにあそひつゝこよなきもの思のまきらはしなり
かのとまりにし人〱宮わたり給てたつねきこえ給けるにきこえやるかたなく
てそわひあへりけるしはし人にしらせしと君もの給少納言も思ふ事なれはせち
にくちかためやりたりたゝ行ゑもしらす少納言かいてかくしきこえたるとのみ
きこえさするに宮もいふかひなうおほしてこあま君もかしこにわたり給はむ事
をいとものしとおほしたりし事なれはめのとのいとさしすくしたる心はせのあ
まりおいらかにわたさむをひむなしなとはいはてこゝろにまかせゐてはふらか
しつるなめりとなく〱かへり給ぬもしきゝいてたてまつらはつけよとの給も
わつらはしくそうつの御もとにもたつねきこえ給へとあとはかなくてあたらし
かりし御かたちなと恋しくかなしとおほすきたのかたもはゝきみをにくしと思
きこえ給ける心もうせてわか心にまかせつへうおほしけるにたかひぬるはくち
をしうおほしけりやう〱人まいりあつまりぬ御あそひかたきのわらはへちこ
[195]
ともいとめつらかにいまめかしき御ありさまともなれはおもふ事なくてあそひ
あへりきみはおとこきみのおはせすなとしてさう〱しきゆふくれなとはかり
そあま君をこひきこえ給てうちなきなとし給へと宮おはことにおもひいてきこ
え給はすもとよりみならひきこえ給はてならひ給へれはいまはたゝこのゝちの
おやをいみしうむつひまつはしきこえ給ものよりおはすれはまついてむかひて
あはれにうちかたらひ御ふところにいりゐていさゝかうとくはつかしともおも
ひたらすさるかたにいみしうらうたきわさなりけりさかしら心ありなにくれと
むつかしきすちになりぬれはわか心地もすこしたかふふしもいてくやと心をか
れ人もうらみかちに思ひのほかの事をのつからいてくるをいとをかしきもてあ
そひなりむすめなとはたかはかりになれは心やすくうちふるまひへたてなきさ
まにふしおきなとはえしもすさましきをこれはいとさまかはりたるかしつきく
さなりとおもほいためり