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ふるにものつゝみしたるけはひのさすかにあてやかなるも心にくゝおほされて
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す世にすこしこれはとおもほへこゝちにとまるふしあるあたりをたつねより給
ふものと人のしりたるにかくひきたかへなに事もなのめにたにあらぬ御ありさ
まをものめかしいて給ふはいかなりける御心にかありけむこれもむかしのちき
りなめりかしいまはかきりとあなつりはてゝさま〱にまよひちりあかれしう
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へしもの人〱われも〱まいらむとあらそひいつる人もあり心はへなとはた
むもれいたきまてよくおはする御ありさまに心やすくならひてことなることな
きなます両なとやうのいへにある人はならはすはしたなき心ちするもありてう
ちつけの心みえにまいりかへり君はいにしへにもまさりたる御いきをいのほと
にてものゝおもひやりもましてそひ給ひにけれはこまやかにおほしをきてたる
ににほひいてゝ宮のうちやう〱人めみえきくさのはもたゝすこくあはれにみ
えなされしをやり水かきはらひせむさいのもとたちもすゝしうしなしなとして
ことなるおほえなきしもけいしのことにつかへまほしきはかく御心とゝめてお
ほさるゝ事なめりとみとりて御けしき給はりつゝついせうしつかうまつるふた
とせはかりこのふる宮になかめ給てひんかしの院といふところになむ後はわた
したてまつり給けるたいめんし給ふ事なとはいとかたけれとちかきしめのほと
にておほかたにもわたり給にさしのそきなとし給ひつゝいとあなつらはしけに
もてなしきこえたまはすかの大二のきたのかたのほりておとろきおもへるさま
侍従かうれしきものゝいましはしまちきこえさりける心あさゝをはつかしう思
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へるほとなとをいますこしとはすかたりもせましけれといとかしらいたううる
さくものうけれはなむいまゝたもついてあらむおりに思いてゝきこゆへきとそ