大正二年八月二十一日、呉海軍工廠長村上から艦政本部長松本宛の「甲鉄板の仕上げ形状に関する件」。製造量増加・低廉化のため形状簡素化を求めている。
鋼材加工のスクラップ発生と節約策を、十二吋・十四吋砲砲室前楯や巡洋戦艦・三号戦艦の甲鉄鈑形状変更例で説明する資料。
甲鉄板の計画・加工に関する資料。三号戦艦後端横壁などの例を挙げ、鋼材損失を避ける形状や輪郭を直線にする理由を述べる。
甲鉄板加工に関する資料で、焼鈍不能時の切断・仕上げ方法や、輪郭を直線化し凹形部を避ける設計変更の希望が述べられている。
甲鉄板の輪郭切断面が傾斜・曲面・段付きの場合の加工難易を述べ、鑚孔機や縦削機械を要する繁雑な仕上げ例を示している。
化式甲鉄の機械加工と製造順序に関する説明で、砲塔上列甲鉄板を例に、炭和前加工や瓦斯切断機の使用方法が述べられている。
甲鉄板や砲楯鈑の焼入れ・切削仕上げ工事について、平削機械作業を減らす形状改正やライナー使用を提案している。
甲鉄板の切断・旋削・焼入れと曲げ半径に関する製造上の注意を述べ、第二十四図卯号「ケースメート」の困難例を挙げる。
卯号型「ケースメート」甲鉄板の楔路・段の加工と焼入れによる狂い、耐弾力低下や亀裂のおそれ、組立時の摺合せ問題を述べる。
本文には「11」とだけ記されており、資料の題名・日付・内容を特定できる記述はありません。
大正二年八月二十一日、村上呉海軍工廠長から松本海軍艦政本部長宛の「甲鉄板の仕上げ形状に関する件」。甲鉄板の形状簡略化による工費節約・材料損失防止を述べる。
鋼材を矩形から切り出す際のスクラップ発生を論じ、十四吋砲砲室前楯や巡洋戦艦砲塔外鈑などの形状変更による節約効果を説明する資料。
甲鉄板の設計・加工上の注意を述べた資料。三号戦艦や卯号型の例を挙げ、輪郭を矩形・直線に近づけ鋼材損失と加工日数を減らす必要を説く。
甲鉄板加工の方法と輪郭変更に関する資料。ガス切断や研磨機使用を容易にするため、凹形を避け直線形に改める希望が述べられている。
甲鉄板の輪郭断面が傾斜・曲面・加工を要する場合の工事難易を述べ、第十七〜十九図の例で仕上げの煩雑さと日数を説明する。
甲鉄板の屈曲・切断・仕上方法を述べた資料。第二十番知號型自砲塔上列甲鉄板を例に、瓦斯切断機や平削機械の使用順序を説明する。
甲鉄板や十四吋砲楯の加工例を挙げ、焼入れ・平削仕上げ・瓦斯切断の手数を省くため形状改正やライナー使用を提案している。
装甲板の斜面加工・焼入れ・曲げ半径に関する説明で、第二十四図の金剛型「ケースメート」製造上の困難と改善希望が記される。
舷側型「ケースメート」装甲板の楔路・段加工について、焼入れ後の狂いや耐弾力低下、亀裂発生の懸念から省略を望む意見を述べている。
「1123456789,」のみが記された資料で、表題・日付・本文内容や艦名・人名などは確認できない。
「第123456789」とのみ記されたページで、資料の内容や作成年月日、艦名・人名などを示す本文情報は確認できない。