昭和五年五月「航運」第一号の目次と、小野大佐による頒布趣旨。航海術・運用術の記事を部内向けに報道し寄稿を求める内容。
「海難の原因について」の講話抜粋。衝突・沈没・乗揚などの海難類型、船舶衝突や火災の原因、海難防止標語を列挙する。
昭和五年一月、汽船隆洋丸が北太平洋で舵を流失し、石垣留由船長らが應急舵を作製して勝浦燈台へ到達した海難報告資料。
昭和五年二月十二日、隆洋丸船長石垣留山の報告書。仮舵で荒天の太平洋を航行し、第三吉田丸曳航で浦賀へ至る経過を記す。
仮舵の装置と有効性を述べ、遭難後アリユーシヤン群島南方で舵を失ってから浦賀帰着までの航海状况を記す資料。
太平洋一八〇度附近での漂流時、風・船の癖・仮舵を利用した自力航行方針を述べる資料。サイクロン時の操船、東流防止、回転進行法も記す。
軟鉄の透磁率が温度で変化し、煙突加熱が磁気羅針儀の自差に及ぼす影響を、ポアソン氏の式と係数Bの変化で説明している。
煙突加熱で材質値 α が変化する場合の羅針儀自差の狂いを式で導き、温度差三百度・六百度の例で最大 6.3′、12.16′と計算している。
煙突加熱による磁気羅針儀の自差誤差について、最大誤差の計算、異常加熱時の不安定化、各艦への記録依頼と雑報を記す。
「航運 第一号 運用術練習艦」に属すると思われる、薄く複写された縦書き文書の頁。罫線や段組が見えるが判読困難で、OCRは「(19」のみ確認される。
昭和五年一月の「隆洋丸の応急舵装備図」の資料。図面番号と思われる「68199998」が記載されている。
「隆洋丸應急航装備図」(昭和五年一月)の図面で、船体側面に支柱・滑車・索・ブーム状部材や「W.R」等の注記が描かれている。
昭和五十五年五月の日付が記された資料の1ページです。本文の大部分は判読不能で、「11」の記載が確認できます。
「応急舵(昭和五年一月造船竣工)」と題記のある側面図。木製舵板、腕木、索具、鎖、補強材の配置や寸法が記されている。
昭和五年八月の「時図」「運用術練習艦」に関する手描き航海地図。日本列島東岸から千島列島方面の航路線や日付・時刻注記が記入されている。