長屋の花見(三)

AI要約 (β)
内容を要約します。 登場人物たちは花見に出かけることを話題にしていますが、気分が乗らない者もいます。彼らは春風を感じながら外に出て、夫婦連れを見てその持ち物の値段を推測します。会話の中で、二割で二千円や四十五千円といった金額の話が出てきますが、結局は大きな話をしようとします。土手の上で景色を楽しみながら酒を飲むことにし、無礼講で遠慮なく飲むように勧めますが、月末の支払いの話題が出てしまい、酒を飲む理由を問う場面で終わります。
pid
1320308
date
1931-05
note
商品番号 : 51679, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
year
1931
genre
落語
creators
対象外[作曲], (三代目)三遊亭 金馬
duration
184
persName
対象外, (三代目)三遊亭 金馬
publisher
ビクター
宜しくお願いします ああ 陽気になったなあ さあ お前方も浮かれておくれ 花見だ花見だとな へへ 夜にげえだ 夜にげえだ 誰だい そんなことを言うな 花見だよ 花見に行くような気分じゃないよ 子猛勝いでんだからね 猫の死んだの捨てに行くようだ なぜそんなことを言うんだよ さあだ いい気持ちだな 表へ出るてえと春風がそよそよ吹いて なんだ知らねえけど 昨日シャツ洗っちゃったんで 寒くしやねえや そう 愚痴をこぼしなさんなよ なおい ええ 向こう行く夫婦連れ見ろよ うん いいなりだなあ いいなりだなあ 持ち物から何からで 全部どのくらいだろうなあ さあ 大変なもんだな ああ どう安く積もっても二割で二千円ぐらいかかってんな へえ あるとこにあるもんだね 二割で二千円 お前と俺と二割でいくらだろうな つまらねえこと聞きなあんなよ ええ なよしなや恥いかくようなもんだから いや恥いかくも何もねえじゃねえか いくらだよ いくらかくらはないよ ないとってただってことはねえだろ おい よしなやつまらねえこと言うな いくらだてんだ 言ってくれよ さあ どう高く買っても二割で四十五千かな 四十五千? 俺泣きたくなっちゃったよ おい 向こうが二千円でこっちが四十五千は違いすぎるねえおい ねえおい 顔なじみじゃねえか 友達がいたな ビールの空き瓶一本つけるから五十千に買いなよ おいおい さあ しみったれた話はよしなや クズ屋に何か売ってるようじゃないか もっと大きな話をしな 大きなことを おやだ なんだ ひばらく百円させて花買いませんねえ なぜそんな大きなことを言うんだ 大きすぎるよ さあ ふこいだがいい ふこいだがいい 不改良しないで おやだ 土手の下行きましょう いや 上の方が眺めがいい 下の方が本物が起こってくる なぜそんなことを言うんだ この枝振りをごらん いい枝振りだな 向こうの枝振りはいいや 太くてねえ首ふくったてえなんだ 折れっこねえもの なぜそんなことを言うんだ 毛線はどうした 先の方行っちゃいました 呼んどくれ 毛線 野郎毛線担いでるつもりじゃねえから分からねえや 毛線のむしろ 両方行っちゃっちゃいけないよ さあ そこに敷いてな 車座になって 私がお読みだ いっぱい飲もう どう いい酒だな うん 実にいい酒だ さあ みんなお飲み さあ そっちお飲み たくさんです なぜ遠慮してるんだ 今日は私の御馳走だと思うてえといけない 無礼講だ 遠慮なくガブガブ飲みな ちょっと行っちゃいけねえや こんなものガブガブ飲んだら腹が出しまう そんなこと言わないでさ お飲みよ 今月の月晩飲みな また始まりゃあった 月晩が月末出ちゃった 驚いちゃったな 仕方ねえよ すまねえけど 喉は渇いたら一杯くんねえ 喉は渇いて酒飲むやつがあるか