源平布引滝(松波琵琶の段)(十一) アアいかさま片意地な

AI要約 (β)
この文章は、ある人物が親の言葉を守り、宇宙女王の秘密を明かさないことを誓っている場面を描いています。別の人物がその秘密を知りたがり、美話(おそらく音楽や物語)を聞かせてほしいと頼みますが、秘密を守るために断られます。最終的に、秘密を守るための強い意志が示され、真義(真実の意義)を明かすことはないと強調されています。
pid
1320499
date
1931-08
note
商品番号 : 51929, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
year
1931
genre
三味線楽(浄瑠璃)
creators
並木 千柳[作詞], 三好 松洛[作詞], 竹田 外記[作詞], 竹本 大隅太夫(四代目), 鶴沢 道八[三味線]
duration
196
persName
並木 千柳, 三好 松洛, 竹田 外記, 竹本 大隅太夫(四代目), 鶴沢 道八
publisher
ビクター
はいかさま、堅いじなまれじょう。 それほどの責め苦におても、 親の言葉をきっと守り、 わが宇宙女王を明かさぬとは、 ほうしもなしよ。 あははは。 いやあ、いい含めたものじゃな。 とまにらかす。 うふふふふ。 そろそろ真義の糸口が見えるわい。 よ、その口で思い出した。 いや何ごぼう。 おりゃこの兄ちと無心があるわいの。 ふーん。 てまえに無心とはな。 いいや、ほかでもない。 ほうしに方向はすると、 ついにこれまでその、 美話とやらを聞いたことがない。 なんと、ここでちょっと聞いて、 聞かさんせんかいよ。 さ、それは、聞かれまえ。 聞かれまえ。 こればかりは、 知人らし思い、 しかれぬはずじゃて。 美話は女歌手の作にして、 蓮正宗より日の下に伝わる。 十二の力感に五品の分かし、 内心に憂いあれば、 おりずにあらわれ。 四筋の糸の伝濁座所、 やむかつには、 ひかれまえ。 いっそここへおりて、 この御所がれ。 真義して、 聞かせんか。 はやくたいもない。 美話はまだしも手慣れし業。 どうよくなげに、その真義が。 さ、そんならいい曲。 聞かして下れ。 さ、その、義を。 かだしは、真義してくれる。 聞かせんか。 さ、それは、美話を弾くか。 さ、さ、さ、さ、さ、さ、 五品には、 え、だれがす。 と、いや、 と言わさぬ言葉のかすがいをうちつけに、 のぞむいちもつ松波が。