三勝半七(酒屋の段)(三) 娘を連れて

AI要約 (β)
要約:話者は娘を連れて行かれたため、自分の家に用はないはずだと考えています。妻は気の毒に思い、親父殿に対して謝罪の意を示しています。話者は、娘が嫌われようが、男の方から親妻として取り戻す理屈はないと述べています。親妻が一生の子どこないと悔やんでも後の祭りであり、その悲しみは昼夜を問わず続くと感じています。最終的に、話者は年寄りの面目を保ちながら謝罪し、今まで通り嫁として受け入れてほしいと頼んでいます。
pid
1320807
date
1931-06
note
商品番号 : 51726, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
year
1931
genre
三味線楽(浄瑠璃)
creators
竹本 三郎兵衛[作詞], 豊竹 應律[作詞], 八民 平七[作詞], 豊竹 つばめ太夫(二代目), 野沢 勝市[三味線]
duration
198
persName
竹本 三郎兵衛, 豊竹 應律, 八民 平七, 豊竹 つばめ太夫(二代目), 野沢 勝市
publisher
ビクター
娘を連れていられたから、僕の家に用はないはず。 何のためにござったこと、と張り持つ言葉に妻は気の毒。 あ、これのこれ、親父殿。 あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ。 いや、もう。ヒトさんについしょを言わぬ、 戦屈な個人の人、必ずお気にさえられて下されますがい。 もうこの間は嫁女のを変えていられまして、 いいかい、お世話でござりましょ。 何の?何の? ハンベイ殿の立腹は皆もっとも、 残骨どうやらに心廻れ、夜泊り、死泊りして、 女房を散るを反して、 所詮、末のつまらんことと無理に逝ったていんだのは、 娘に死刑を取らせまいため、 俺が血迷い、それから死案するにつけ、 からも山とも一旦嫁にあった娘、 嫌われようがどうしょうが、 男の方から親妻で取り戻すという理屈は、 ないはぬ。 親妻が一生の子どこないと、 そう悔やんでも後の祭り、 その目も昼夜なき悲しみ、 聴席も進まねば、 もしや病が起ころうかと見ているのやむ。 心は、やみ。 俺も手間に年ふれをすんでいれば、 人に理屈を言うものなれどさ、 謝りは詫びにはならんと、 年寄りの面をしぬぐっていきました。 何かの言葉を了解して、 今までのとおり、嫁やと思って下さり、 や、これ頼ます。 頼ます。 ふむふむ。 早森とるあいさつに。