初陣の東郷平八郎(三)

AI要約 (β)
平八郎は本陣の崖の上に駆け上がり、松の木の間から戦況を見守っていました。彼は、腕に覚えのある兵士たちが待ち構えているにもかかわらず、敵が攻めてこないことに気づきます。平八郎は父親の無事や大馬の様子を心配し、戦況が厳しいことを知ります。奥様は勇敢にさつま汁を運び、戦場での困難にも動じない姿を見せています。平八郎はその様子を見て感動し、戦いに向かう決意を新たにします。
pid
1321352
date
1932-09
note
商品番号 : 52458, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
year
1932
genre
浪曲
creators
小笠原 長生∥原作, 栗島 狭衣∥脚色, 栗島 狭衣∥脚色, 寿々木 米若
duration
185
persName
小笠原 長生∥原作, 栗島 狭衣∥脚色, 寿々木 米若
publisher
ビクター
たまりかねたる平八郎、 すっと抜け出た本陣の崖の上にと駆け上がり、 松の木の間に身を寄せて、 小手をかざして見てやれば、 うきうききってわかとうが。 お坊ちゃま、た、た、たいへんでございますよ。 腕に覚えのめんめんが、おこだちかざして待っていても、 お貝は一人もあがってこない。 いくら長い刀でも、軍艦までは届きませんよ。 うーん、して父尾は無事か? 大馬の様子は? はい。 え、なんといっても、一番大馬で目印になるところだから、 びゅうびゅうびゅうびゅう玉が飛んでくるので、 ひと通りでない苦戦のありさま。 それにまあ、けなげなは奥様でございます。 氷牢型のお手伝いで、大きな鍋にさつま汁、 それを運ぶ足元に、 玉の破裂で土げむり、 その中をびくともなさらん大胆不敵、 やもう坊ちゃま。 ともい午前か半月の だれがわりで ございましょう。 かたるんきでひはじろう おやおきずくんこうしん まくおとがかおにあらわれて もゆるきしをみたあまり かんなんきえたあらん あしまかしてかけだしたが やまてしばしものなす めおもきわがずとむ きみのそばをすずておいて けちにはやるとちでない かかのほうしはあえず せんこくなる