日本の軍人は何故強いか 少年に与える訓話(下)

AI要約 (β)
この文章は、日本の歴史と文化における正義と忠誠の重要性を強調しています。日本人は昔から正しい行いを尊び、そのために命を捧げてきたと述べています。天と神は正義を支持し、正しい人々を助けるという信念が受け継がれてきました。具体例として、桜井の駅での楠木正重公の教訓や、東郷平八郎が日本海でロシア艦隊を撃破した際の決意が挙げられています。また、日蓮商人や武士道の精神も同じ考えに基づいています。国家の繁栄は国民の心がけ次第であり、次世代に正しい行いを受け継ぐことが重要だと説いています。最後に、若者たちに対して、将来の日本を守るために努力し、立派な人になるよう励ましの言葉が述べられています。
pid
1323633
date
1936-02
note
商品番号 : 53651, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 講話
year
1936
genre
講義、講演、演説
creators
(海軍大将)加藤 寛治(閣下)
duration
205
persName
(海軍大将)加藤 寛治(閣下)
publisher
ビクター
我が国民はまた、昔から清い正しい行いをたっとんでまいりまして、この正しい道のためにはいつも命を捧げてまいりました。 天は必ず正義に組みし、神は必ず主正義に勧ず。すなわち、天は必ず正しい人の味方であり、神様は人の真心を恩恵になるということは、我々日本人がご先祖から受け継いだ尊い信念でありまして、 桜井の駅でくすの木正重公がその子の正面に冊された、あの桜井の駅の教訓もこの正しい道でありました。 昔からお国のために命を捧げた偉い人々は、みんなこの道を守って働いた人でありまして、東欧原水が日本海でロシアの大艦隊を撃ち滅ぼされたときのご決心も、この清い正しい信仰の上に立てられたものであります。 この日蓮商人が、命は欲しくない、ただ立派な道が欲しいと言われましたのも、昔から我が国の武士道で命を捧げても名を惜しめと申しましたのも、みんな同じ考えであります。 人間はいくら長く生きましても、百年を超すことはできません。しかし、国家の命は幾千万年も天地とともに栄えていくのはどういうわけでありましょう。 それは、次々と生まれてくる国民が一代一代と変わるほど向上を進歩するからであります。 それゆえに、このお国が盛んになるのも衰えるのも、みんなお互いの親から子へと相受け継いで働く国民の心がけ一つによるということを、しっかりと心にとめておかねばなりません。 みなさんは今こそ小さいが、十年の後にはこの大日本国を守る第一線に立って働かねばなりません。 十一歳で父親に別れた政面が、二十三歳で至上縄手で大いに敵を破って立派な戦士を遂げ、後世に名を残しております。 みなさん、我々の先輩が天皇陛下のために心を捧げ、断るときは命を投げ打って働き、我が大日本国の今日の繁栄のもとを築いたわけをよく考えて、 また、今日の大事な時節において、正しいもの、良い行いを成すものは必ず勝つということを信じて、よく勤め、よく励み、将来お国のためになる立派な人になるように心を挙げてください。