汪精衛閣下を迎えて
- AI summary (β)
- 王政閣下が多忙な中、我が皇室を訪問し、我が国の長野と将来について話し合うために来訪されたことに対し、感謝の意を表します。我々は単なる儀礼的な歓迎にとどまらず、王先生が中国と日本、さらには東アジア全体を愛する真の愛国者であることに感激しています。王先生は過去十年間、日中両国の衝突を防ぐために尽力され、その信念は正しいと確信しています。我々は王先生の信念を支持し、林邦政府の強化に全力を尽くす覚悟です。
- pid
- 1325834
- note
- 商品番号 : AK-178A, デジタル変換後ノイズ除去 : 無
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 内閣総理大臣公爵 近衛文麿
- duration
- 190
- persName
- 内閣総理大臣公爵 近衛文麿
- publisher
- コロムビア(NHK)
王政閣下が政務多端の時間を割いて、
親しく我が皇室を訪問せられ、
同時に、党はの将来に関し、
経験を開いて我が国の長野と語るべく、
今回ご来訪を下さいましたことに対し、
私は我が国民とともに、
満空の感謝を表するものであります。
我々は単に臨法政府の主席として、
儀礼的に王先生のご一行を歓迎するにとどまらないのであります。
その反省を通じて、いくたの懸難を犯し、
あらゆる迫害を超え、
血の滲むごとき実践と行動において、
中国自身のためには真の愛国者であり、
中国を愛するがいえに日本を愛し、
従ってまた東亜全体を愛することを
身をもって実証せられたるところの、
東亜開港の志士としての王先生に対し、
我々は地域としての感激を禁じ得ないのであります。
日治両国の全面的衝突を未然に防ぐため、
過去十年の間、王先生がいかに苦心経営せられたか、
王先生のお体の中には、
今なお数個の断根を留めておるのでありますが、
これこそ先生が開拓者として、
真理の道を歩み続けられたることを語る、
生ける記念におかなわないことを、
日本国民は深く知っておるのであります。
自国を愛するがいえに日本と結ばねばならんという、
この王先生のご信念は絶対に正しいのであります。
この解釈こそ、
御本文先生の大アジア主義の正当を継ぐものであり、
かつ、東亜新秩序建設の日本の理想と不切を合するものであります。
我々は道義日本の良心において、
王先生の正しき信念を裏書きし、
この信念の上に立つ林邦政府の強化育成に、
全力を尽くす覚悟を有しておるのであります。
極めて冷静に、客観的立場から見るときに、
日本はしなに対し、おそらく三つの方法を用いるのであります。