講談;太閤記の内「大徳寺焼香の場」(四)
- AI summary (β)
- この文章は、戦国時代の大名たちが集まり、誰が一番の功績を挙げたかを議論している場面を描いています。丹波亀山の前田徳前賢が最も功績を挙げたとされ、その証拠として巻物が提出されます。しかし、柴田勝家がその巻物を読まずに判断することに疑問を呈します。最終的に、神戸信長が一番の功績者とされますが、北畑信長が異議を唱え、自分の主人が一番であると主張します。議論の末、神戸信長が一番の功績者として認められることになります。
- pid
- 1325937
- note
- 商品番号 : AK-810B, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講談
- genre
- 講談
- creators
- 一龍斎 貞山
- duration
- 185
- persName
- 一龍斎 貞山
- publisher
- コロムビア(NHK)
いならぶ大名しょうこうには 人がきゃありさほはあり
また今日一番のしょうこうをなすものは 天がのあるじたり
いかなる人が一番ぞと
待てばほどなく
丹波亀山の上司六万国 前田徳前賢一行員
白木の台の参坊に 奉承に従ためたる
しょうこう人がきの巻物をのせ 目八分に捧げ持ち出し
己の前にぞ置きしかえたり
元老柴田達家大夫に
ようよう 徳前国賢来たる
しょうこう人がきは早 読み上げてよろしからむ
ほほ
答えれど読ます
鬼と言われし柴田勝家へ 勝っとせっこみ
何ゆえしょうこう人がきを 徳前院には読まずあるか
読み上げずとも 今日一番の御しょうこう
神戸信長公に定まったり
神戸公には
いざ一番の御しょうこうを叱るでく
王と答えて神戸信長
たたんとすればこのたより
およ
神戸公にはこの御しょうこう
しばらくおしかえ下されだし
とどめる罠にやつと振り向けば
北畑信長の出見書こう
神戸信長との神
神戸公には我が主人の御しょうこう
何ゆえしばしとおとどめありしか
はばかりにはそうらえど
信長公は御三難
我が主人信長公は御次難に
増し増せば御遠近し
さそうらえば一番の御しょうこう
我が主人信長公を
とぞんじたてまつる
言葉をわらざるにつだけんもつ
我は心得ざるその一言
神戸公には御三難にも
いたせ御本腹なり
信長公御次難とは
もうせども御しょうふくなり
何とて一番のしょうこうなるべきや
いやとよけんもつ
せぞくにもごさはらはかりもの
兄を捨ておきおととが
先へしょうこうなすは逆ならずや
我が君よ
神戸公におかまいなく
いざ一番の御しょうこうしかるべし
兄として先へなすがじゅん
王とこたえて北畑のむ