講談;赤穂義士銘々傳「吉良邸討入」(三)

AI要約 (β)
この文章は、戦いの場面を描写しています。大石の太鼓は、昼の戦いには金竜を、夜の戦いには巴を打つという特徴があります。大鷹玄吾という人物が賭け屋を所持しており、彼の賭け屋が破られる場面が描かれています。片岡玄吾衛門という人物が、嵐の託二の神が腹を切る際に駆けつけた忠義の者として登場します。玄吾衛門が奥へ入ろうとすると、牧野俊載という13歳の小坊主が現れ、玄吾衛門を阻止しようとします。二人の間で忠義心を持った戦いが繰り広げられますが、最終的には玄吾衛門が少年の歳を尋ねる場面で終わります。
pid
1325944
note
商品番号 : AK-814A, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講談
genre
講談
creators
一龍斎 貞山
duration
219
persName
一龍斎 貞山
publisher
コロムビア(NHK)
大石の手になす太鼓。 陣内子は表側に金竜を描き、裏側に巴を描き。 昼の戦いに金竜を打ち、夜の戦いに巴を打つを陣内子の方となす。 強く一つ打って、弱く三つ流す。 ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン。 一口さんに流れた山がりを大石の太鼓は、いず表裏より 五カが八百目の賭け屋を所持なす大鷹玄吾。 飛鶴や山風乱切は相手に文題を舞いに敗戒を楽しむ。 また一方には偉い、腕力のある文武二道に仕出た武士。 平野屋敷玄下正面杉野正目黒塗べりの迷路は、 玄吾の所持なす賭け屋にぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらあ、 打ち破られました。 口々に我々は詐欺の蛮師は憎悪の上司、 嵐の託二の神六人共、 至人の異名相続し懺死と言んと討ち切ったり、 尚将どのの見印ちょうだいと呼ばわり呼ばわり。 長らくお蕎麦御用を取り継ぎを務めし者は片岡玄吾衛門。 嵐の託二の神が十四年三月十四日、 田村の庭に腹切る時にも五万三千五百穀の家中から、 ただ一人駆けつけた者はこの片岡玄吾衛門です。 君にごく接近した役を務めていました。 平戸の飲みしるしはが手にあげん者と片岡が、 奥へ入らんとすれば何者が投げしか、 飛び来る真鍮の小さな火鉢、手炙りです。 玄吾衛門は塚頭を持ってパッと引っ払えば一面の灰かぐら、 目つぶしをかけておいて切ってかかる者は、 いずれ腕に覚えの者ならんと思い一歩下がって、 その腰の者中段にぴったりつけて来たれと待てば、 この手炙りを投げた者と、ここへ出てきた者とは違いました。 それへ現れたのは平小助の助が大層可愛がってました。 当年十三歳になる牧野俊載という小坊主です。 卵炒め花をつけたような可愛いのが、 締まりのない坊座頭や鉢巻きをし、小脇挿しを持ち、 己、赤老人、これから奥へは一人も入れないぞ。 おお、可愛らしい敵が出たな。 我々が君のためと討ち切るも、その方が防ぐも忠義の心に代わりなし。 おお、偉い奴、もうよいからあちらへ行け。 尋常に首を渡せ。 いや、そうはいかん。 国へ残した我がせがれと歳も同じぐらいだな。 その方の歳はいくつだ。 戦ってながら敵の歳を聞く奴があるか。 そうかもしれぬが、ちょっと教えてくれ。 おしまい。ご視聴ありがとうございました。