講談:野狐三次(一)

AI summary (β)
この話は、大江戸時代に生きる少年・三次の物語です。三次は「野狐三次」と呼ばれ、背中に野狐の刺青を持っています。彼の父親は行方不明で、母親は病気で寝込んでいます。三次はまだ子供ですが、家計を支えるために商売を始める決意をします。彼は大工の棟梁・吉田に相談に行きますが、吉田は最初は取り合いません。しかし、三次の真剣な態度に心を動かされ、最終的には彼の相談に乗ることにします。
pid
1326328
date
1932-09
note
商品番号 : 150405, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講談
year
1932
genre
講談
creators
神田 伯龍
duration
161
persName
神田 伯龍
publisher
リーガル
家事と喧嘩が名物だと言われた大江戸時代にぐみの纏い餅で三次という男 背中に掘った野狐の掘り物があだ名になって野狐三次まだ子供の自分のお話でございます お母さん 困ったなぁ お父さんどっか行っちゃったしお母さんこうやって病気だし俺はまだ子供だしこのまんまでいた日には 日干しになっちゃわなきゃならねーじゃね少し寂しいだろうけどね ちょいと考えたことがあるから商売始めるからちょいと待ってておくれよ 利口な子供のすることだからお袋もうっちゃらかしておきます ポイッと思って飛んで出た下町町2丁目大工頭領吉田役し頃のうち んじゃあよだろうと思った サンジが 誰かと思った菊松かうっないってんで大きな音に何を聞くますかね なら何が3時がでないってやんで俺はてめーの世話になった覚えねーぞ おっさんどっか行っちゃってお母さん患ってんのにてめー見舞いに一つ来たことあるかよ 世話もしねーくせに3時がなんてから俺の方で菊松かてんじゃねーか さっきのでようで鬼にも者にもなるよ神にも仏にもどどいて知らねー いや悪かったなじゃあ さんじゃん 菊松兄 山さんじゃに菊松親方あれ じゃあ3時親方 菊松殿様馬鹿にすんねーよぜ 棟梁 棟梁なんだ 3時が来ましたよ 3時の大掃除がごちゃまだこっち あこっちを上がりおばあさんもいるごちゃものこっちを上がりだーの後締めてどうだよ お母さんよおふくろより親父は頼りがねーか 変わったなぁ なんて親父だかなぁ あの今も考えたんですけどもこのままでいた日にはしょうがありませんから で少し棟梁に ご相談があって上がったんです ご相談 寄せ親子とじおめお目の親父と同い年のご自負だぜ ご自負てばもうジジイなんだよお目重視だろう ご自負のジジイが重視になる子供にご相談かけられたには頃細いじゃねーか 同じことなら落ちを仮にとかなんとか言ってくるなぁ じゃあ落ちを仮にでも良い子だ なんだ 商売始めようと思って落ちを仮に伺ったんです