新山姥(八) いかにも
- AI summary (β)
- この文章は、三人の家に規制をかける話から始まり、街道の重要性や力の見せ所について述べています。特に、松の猫着(着物)を使った戦いの描写があり、力強さや技術が強調されています。最終的に、街道が「さかたのちんとき」という侍になることが喜ばしい出来事として描かれています。
- pid
- 1329202
- date
- 1931-05
- note
- 商品番号 : 13131, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 常磐津
- year
- 1931
- genre
- 三味線楽(浄瑠璃)
- creators
- 三升屋 二三治[作詞], 岸沢 式佐(五代目)[作曲], 常磐津 松尾太夫(三代目), 常磐津 文字兵衛[三味線], 常磐津 梅治[上調子]
- duration
- 175
- persName
- 三升屋 二三治, 岸沢 式佐(五代目), 常磐津 松尾太夫(三代目), 常磐津 文字兵衛, 常磐津 梅治
- publisher
- ビクター
いかにもその逆たの家を起こさんと三人へ規制をかけ、すなわちもうけしこの街道。
さてこそ我が水量にたがわず時々がつもせがれよな。
さるにても我なに稀なる心ざし、その短生に三人の家をせがれが有力さぞあら。
力のほどが見て見て、これ街道大事のところじゃ負けまいぞ。
おかてんぞ。
神天不思議の街道まろ。
おなたは柏を有力し、街道をいらってかたげなろ。
松を猫着にしきぬいて、にっことおらってたったりしはしとも、おそるばかりがある。
松の猫着おもしろい、さあうってこい街道まろ。
おかてんぞ。
うってかかれば身をかわし、すかさず動きの力かも。
いきより腕のふしふれて、しっかとつかめばめりめりめり。
えんよあっとねじがいしが、中よりほっとねじきって、そこへわかれてたったりしはめざまし、かりけるしがいの。
もう力のほどがみえたみえた。
まよりしては、よりみつこぼのかしんとなし、しちごかめいをそのままに、さかたのちんときとなのらせ。
よろこべ、よろこべ。
ありがたや、かたじけなや。
こりゃ街道、きょうからさかたのちんときというお侍になるのじゃが、うれしいかや。