国定忠治(子別れの忠治)(三)
- AI要約 (β)
- 内容を要約します。 トラジに対して、ある人物が説得を試みています。この人物は、若い頃にトラジと同じような生意気な考えを持っていたことを告白し、トラジに立派な生涯を送るようにと訴えます。トラジはその言葉を受け入れ、過去の行動を反省し、出家することを決意します。説得した人物はトラジの決意を喜び、安心して自分の道を進むことができると述べます。トラジは涙を流しながら、その教えを守ることを誓います。
- pid
- 1330024
- date
- 1933-03
- note
- 商品番号 : S-1117, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
- year
- 1933
- genre
- 浪曲
- creators
- 栗島 狭衣[作詞], 寿々木 米若
- duration
- 193
- persName
- 栗島 狭衣, 寿々木 米若
- publisher
- ビクター
トラジ、勘弁しろよ。お前に動く思わせた親でも一生一度の分別には黙って引っ込んじゃいられねえ。
風の頼りにお前の噂を聞いてここに忍んできた俺だ。どうか俺の言うことを聞いてくれ。
俺なんてもな、若い時にはお前のような生意気なことを考えていたもんだ。
やれおやぶんやだてしゅうやと人の盾に乗せられて、
白い石銀を縮めて暮らし、水は濃水の晒し者。
なあトラジ、どうかお前だけは立派に生涯を送ってくれ。分かってくれたろうな。
お父さん、分かった。今まで豪情が過ぎたんです。お師匠様にお詫びをして今日から出家を致します。
そうか、よく料金してくれたな。それで俺も安心して俺の行く道が貫けるんだ。
それじゃあトラジ、よくお十字様の教えを聞いて立派な出家を遂げるんだぞ。
あい。
んかうみあげたトラジの両眼にたまる涙は水晶の玉をまろばす。
あすごとくなり。