元禄忠臣蔵(第二の使者)(五)
- AI要約 (β)
- 内容を要約します。 十内殿が重要な用事があるにもかかわらず、縁路に苦労していることを倉之助殿が叱らないようにお願いしています。十内殿は急ぎの用事があり遅刻したが、昨夜の噂を聞いて心配しているとのことです。殿様の人情がどのように見られるかを気にしており、家来一同が謝罪しています。公義が起きた場合、家命断絶や国軍没収の可能性があるが、家中の心中を察して悔やんでいると述べています。また、尊い御孫の家からの言葉に対しても不義な陸との声を無礼に受けたことを悔やんでいます。最後に倉之助が畳に手をついて感謝の意を表しています。
- pid
- 1330409
- date
- 1943-12
- note
- 商品番号 : A-3261, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
- year
- 1943
- genre
- 浪曲
- creators
- 真山 青果∥原作, 吉田 奈良丸
- duration
- 204
- persName
- 真山 青果∥原作, 吉田 奈良丸
- publisher
- ビクター
十内殿、縁路ご苦労に存じるが、お身には大切なる教徒御用のあるはずなのに。
さ、倉之助殿、それを叱って下さるな。
十内殿の御存礼に、お聞かせ申してお喜び、申し上げたい事があり、急ぎ、遅刻を致して御座る。
年寄りは涙ぼろい、涙が咲きや。
昨夜、御大変の噂を諸次第役所にて漏れ聞くところ、何よりもまず気遣いなは。
御公家様たちが、こたび殿の人情を如何が御覧なさるのか。
ああ、殿様は御幸せ。
御直師に立たれし方々様の御屋敷。
また、諸御役様の御玄関を廻り、主人多君の神こと丹良の生まれつきにて、江戸殿中に起き、
いおいおなき武蔵法の次第。
家来一同より謝りたてますると、したすら御詫び申し上げたるところ。
御申し合わせありしごとく御公上にて、
公義の起きてとあらば紛られん、
家命断絶、国軍没収はできがきしないながら、
多君の神せっかくの思い立ちに存慮を焦げず、
家中の心中察しゆるぞと、痛みゆるほどの悔やみにござりました。
それのみなら、御噂申しも御もったいないことながら、
尊き御御孫の家よりの御言葉に、
多君の神一念も達せず、不義な陸との御声を、
無礼受けたまわったものがござる。
そりゃ真実か、御寺殿。
ああ、もったいないあとの倉之介、
畳にぴったり手をついて、
はるかにうがむ今日の方。
ご視聴ありがとうございました。