義太夫;壷坂(ニ)

AI要約 (β)
この文章は、話し手が自分の感情や状況を相手に伝えようとしている場面を描いています。話し手は、相手との関係が3年間続いているが、毎晩のように会うことができず、相手に対する思いを抱え続けていることを述べています。また、相手が他の男性を思っているのではないかという不安や、自分の気持ちを理解してほしいという願いを表現しています。話し手は、相手と一緒に育てられたことや、相手の美しさを称賛しつつも、自分の心の中で葛藤している様子が描かれています。
pid
2912764
date
1930-02
note
商品番号 : 24028, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 義太夫
year
1930
genre
三味線楽(浄瑠璃)
creators
竹本 錣太夫, 竹本 新左衛門[三味線]
duration
187
persName
竹本 錣太夫, 竹本 新左衛門
publisher
コロムビア(戦前)
うーん、そうやれば、こっちも言おう。 うんうん、何なりとも言わっしゃんし。 おーい、言わいでか。 こ、こりゃ、おさと。 いや、おうおうおう、聞いてよ。 われとふうなってまるさんねん、まいばんななつからさき、ついにいちどもいたことがない。 そりゃもう、おれはこのようなめぐらことに、えらいほうそうで、みるかげもないかおかたち、 ど、どうで、われのき、きにいらぬはむりならねど、ほかにおもうおとこがあらば、さっ、たりとうっちゃけて、 言うてくれたら、このように、ま、のう、はらを、たちょうどいい。 もっとも、われと、おれとはいとことし、もっぱら、ひとのおわさにも、 あの、おさとはうつくしい、うつくしい。 ともう、きくたびごとにおりゃ、あきらめているほどに、りんきはけっ、けっしんのや、こり。 どうぞ、あかし。 言うてたも、と、きっぱに、えど、めにも、なみだ、なみ。 お、む、むぐむぐの、こころの、むちがわす。 うっ、お、お、の、お、き、きにい、れずいい。 きくにおさとは、みもよまがて、すんありついて、 うっ、い、い。そりゃどうよ、くださいさ。 いかにいやしい私でて、ねえんだいおまえをふれしてて、ほかにおとこももつようなそんなおなことおろうてか。 そりゃきこえ、そりゃきこえぬ。 うっ、い、い。ま、き、きこえませぬわ。 うっ、い、い。 もう、ととさんやかかさんにわかれてから、おじさんのおせわになり、おまえといっしょにそだてられ。