歌舞伎劇 辨天娘女男白浪(上)(雪下濱松屋の場)
- AI要約 (β)
- この文章は、ある人物が金を稼ぐために語りを行っている様子を描写しています。彼は役者のように振る舞い、狂言を演じていましたが、何者かに邪魔されてしまいます。彼の語りは嘘であり、悪者であることが示唆されています。彼は自分の過去を語り、江の島での生活や島を追い出された後の出来事を述べています。最終的に、彼は弁天小僧として知られるようになったことを明かします。
- pid
- 2915308
- note
- 商品番号 : S-362_136058, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 歌舞伎
- genre
- 歌舞伎
- creators
- 市村 羽左衞門, 松本 幸四郎, 松本 錦四郎
- duration
- 184
- persName
- 市村 羽左衞門, 松本 幸四郎, 松本 錦四郎
- publisher
- コロムビア
いや、さては女と思いのか? 語りであったか?
いやいやいや!
そうさ、金が欲しさに語りに来たんだ。
飽きたの部屋ですっぱり取られ、 遠所に困るところから一本ばかり稼ごうと、
尊良者の振袖で、役者気取りの女方。
うまくはまった狂言も、こう乱されちゃうわけやね。
何のことやね、ただいまの悪い嘘だ。
国道語りが現れても、行くとも言い出さぬ大乗。
譲り語りのその中でも、定めての悪者であろうな。
それじゃあまだわちらを、おめえ方知らねえのかい?
どこの馬の骨だか知るものかい?
知らずを言って聞かせましょう。
浜のまさごと御縁が、豚に残したぬ人の、種は月に七里が浜。
その白波の呼ばたらき、以前はいや江の島で、年中づとめの千代が吹き、
百味で散らす薪せんを、あてに小皿の一文庫。
百が二役と祭せんの、すねぜにせえだんだんと、
あぐじは昇る神の宮。
岩本院で工獣の枕探しも度重なり、
お手長甲の札付きに、とうとう島を追い出され、
それから和菓子の筒もたせ、小やかしこの寺島で、
小耳に聞いたお父よの、にぬ声色で、小ゆすり語り、
なせゆかりの弁天小僧、聞くのしけた。
これがことだ。