歌舞伎劇 鈴ケ森(上)
- AI summary (β)
- この文章は、古風な言葉遣いで書かれたもので、内容を要約すると以下のようになります: 大阪での公演についての話です。待たせたことを詫び、鎌倉の屋敷に多くの人が訪れたことを述べています。品川や川端からの帰り道で、若い人たちの見事な技に感心しつつも、注意を促しています。旅の途中での出来事や、危険な状況に対する対処についても触れています。全体として、旅の経験や人々の行動に関する話が中心です。
- pid
- 2915312
- note
- 商品番号 : S-364_133152, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 歌舞伎
- genre
- 歌舞伎
- creators
- 市村 羽左衞門, 松本 幸四郎
- duration
- 219
- persName
- 市村 羽左衞門, 松本 幸四郎
- publisher
- コロムビア
大阪公演
お分かりなさい。
お待たせなさい。
待てとお留めなされしは、お前がことほでござうかな。
さようでございなさい。
鎌倉方のお屋敷へ多くふで入りのあしがしょうべ。
それをかごつけありようは、ゆさん半分えのしばや、かたせをかけておとついからつい、かながわでぞろけだし。
さようでとまりは品川と川端からのけいりかご。
わけえお方のおてのうち、あまりみごととかんしいいとは思わずみとれておりました。
お気づけなもんじゃございません。
お方がおおざめません。
こぶしもにぶきなまびょうほう、おはるかしうごんにまする。
おみうけもせば、まだおぜんぱつのおさぐれさ、おひとりたびでござやす。
そしてどれからどれ、おとおりでござやす。
おしんせつなるそのおたずみ、ごらんのとおりせっしゃめはかってぞんでぬはずまり。
しぶごくすじからはるはると、うれにおよんでいそばたに、ひとりたびとかなどって、うれいかごんのくもってども、
かれらはまさしくおいおどし、いのちをとるのせっしょうと、たぞんじたなれぞってあがり。
てもかいいたすべきもの、かたなのけがれとぞんじれど、
ゆききのもののためにもと、もよんどころなくかくのしあわせ、
きにもなかずばおたれまいに、てきねえせっしょうをいたしてごらん。