落語:廿四孝(上)
- AI summary (β)
- この文章は、混乱した会話や出来事が描かれたもので、具体的なストーリーを追うのが難しいです。主な内容は以下の通りです: 1. 泥棒猫が食べ物を盗んだことに対する怒りと騒動。 2. 近所の人々が喧嘩をしている様子。 3. 公公(親孝行)の話が挿入され、氷を溶かして鯉を捕る話や竹の子を探す話が語られる。 全体として、日常の些細な出来事や喧嘩、そして親孝行のエピソードが混ざり合った内容です。
- pid
- 3567927
- date
- 1932-05
- note
- 商品番号 : 70883, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 落語
- year
- 1932
- genre
- 落語
- creators
- 柳家 小さん
- duration
- 192
- persName
- 柳家 小さん
- publisher
- ヒコーキ
さあ、泥棒猫ごちそうさあ、ほい来て尋常に勝負しろ。
おいおい、何を騒いでるんだ、お前、ま、ま、待ちなっていこうと。
え、わしだ、うーん、サハイ人だよ、俺だ。
ああ、サハイだ、なんて、サハイのツボ焼きめ。
何だ、ツボ焼きとは、まあまあ、静かにしろ。
どうしたってんだ、クマ子。
ねえ、まあ、気付くねえ。
さっき、味を十三買ったんだ。
から、これは魚に一杯飲もうと思って、
湯から行って、啓示してみると言うと、
十三の味は影も形もねえ。
から、カカアに聞いたら、隣の猫が来て食われてったって言うからね、
魚は十三あるんだと。
ねえ、一匹ずつ食われてけば十三たびだ。
二匹ずつ食われてったって、六たび半くらいだ。
てめえたちは、カカアとババアと二匹で頑張ってやって、
一人の猫が持ってくのがわからねえかってんだ。
おい、人間は二匹で猫は一人だ、何だ。
猫に持っとるからと言ったんだ。
百人さんあるから、カカア張り倒したらね。
今度は、チョウチンババアが口を出しやがって、
チョウチンババアとは何だ。
顔に横にシワが多いから、チョウチンババアだ。
このほら、縦にシワになってきやがって、カラガサババアだ。
なんてことを言うんだ、存在の。
お前のところみたいに、三日に上げず喧嘩をするな。
そんなことはねえやね、三日に上げずなんてことはねえ。
大変毎日やらかしましてね。
昨日やらねえと、きょう固めて二つやるようにして、
そんなに喧嘩をされてたまるか。
報告をしなさい。
公は百公のもと、無二公や万能公の利き目より、
親公、公は何につけても。
日々しもやけ赤切れの妙薬と、熊の公薬じゃない。
公公の死体自分に親は無し、さらばとて石に布団も着せられず。
ああ、そうかね。
公公をつける自分に茄子は無しと、
さらばとてキウリは生でかじられず。
まるで違ってるわ。
もろこしには二重志向というものがあってな。
ええ、そうですね。
二重志向で。
おお、知ってなさるか。
ええ、知んなさらに。
なんだ。
その中に王将という方が、
啓蒙帝からママ母に仕えて大宗公公を尽くした。
寒中のことで、お母さんが鯉が食べたいというので、
裏の池へ来てみると一面の厚氷。
素裸になって、腹の温かまりで氷を溶かした。
腹で氷を溶かそうと氷の上、素裸で寝ていた。
へえ、どうして。
氷が溶けると中から鯉が跳ね上がったな。
冗談言っちゃいけないんや。
ねえ、氷の上へ転がって済ましてんだ、
白熊にわざわらしばわりで。
公公は死んじまわない。
いや、それが間違いがないというのは、
親公公の徳によって天の感ずるところ。
へえ、天の感ずるかね。
まだ不思議なことにはな。
妄想という方があってな。
じゃあ、それでおしまいだな。
なぜ。
へえ、妄想はないと。
何を馬鹿なことを言うの。
この人もやはりお母さんがあったな。
へえ、もろこしたところはお袋ばかりで、
ババアばかりで、心臓の異名国かね。
いや、そんなことはない。
やはり寒中のことで、竹の子が食べたいというので、
身の片付けをした。
竹の子が食べたいというので、
身の傘を加おうかたに、
裏の高屋部に来て漁ってみたが、
折り紙も降り積もる雪の中。
なかなか竹の子が見当たらん。
竹の子がなくては公公ができないとな。
天をにらんで立ってた。
へえ、天をにらんで竹の子が出ねえんだから、
やぶにらめそうなもんじゃねえか。
見当が違ってんな。
それから始まったんだな。
へえ、やぶにらめの願想だ。
余計なことを言うな。