義経千本桜(鮓屋の場) (四)
- AI summary (β)
- この文章は、母親が悲しみに暮れている様子や、悔やんで嘆く様子が描かれています。母親は息子の命を心配し、戦意を持って戦うことを決意します。少年もまた、親の命を守るために奮闘しますが、困難に直面します。最終的に、親子の絆が強調され、困難な状況でもお互いを支え合う姿が描かれています。
- pid
- 3570027
- date
- 1931-07
- note
- 商品番号 : 13135, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 歌舞伎
- year
- 1931
- genre
- 歌舞伎
- creators
- 竹田 出雲[作詞], 三好 松洛[作詞], 並木 千柳[作詞], 尾上 菊五郎 一座
- duration
- 196
- persName
- 竹田 出雲, 三好 松洛, 並木 千柳, 尾上 菊五郎 一座
- publisher
- ビクター
母は悲しくてもいねどりづき、悔やみ嘆けばもんたろう。
その悔やみはむようむよう。
常が常なら梶原も身代わりくちゃけりません。
まだそれせえも疑って、親の命をほうびにくりょ。
かたじけねえと言うがはや、
戦意に戦意をかけるどおり、
いがみと見たゆえゆだんして、
いっぺえくってけ、けえっと。
わらわいも三年と、わろい少年のねんのはきどき。
まれついて諸将軍、魂うばわれ、
きょうもあなたに二十両、
かたりとったる荷物のうち、
うやうやしい行為のえすがた、
あなたのお顔に息うつし、
がてんゆかずとはあじゃしと、
かねのむしんをおとりに入り込む。
しのんできけばこれもりきょう、
うんみにせまる何にのだんだん、
ここで少年を入れけえずは、
いつ親父様のごきげんの、
なおるじせつもあるめえと、
うってかえたるあくじの裏、
これもり様のくびあがっても、
まいし若気味の身がわりに立つものがねえ。
どうしようか、こうしようかと、
とほうにくれるそのところへ、
両方こせんがせがれをつれ、
これごったどの、
なにうろたえることがあろう、
わしとぜんたをこれこうと、
てをまわすりゃせがれめが、
おい、ちゃんや、
おらもおっ母といっしょにと、
てをまわすりゃ、
せがれめが、
かけてもかけてもてがゆる、
ぬすんだなわもしゃらほどけ、
いがんだおれがすぐなこう、
もったはなんのいんがぞと、
おもってはしめかけてはなき、
うしろでにしたそのときはこれ、
しばしばしたと、
かたろいぞと、