国文朗読:都落(平家物語)
- AI要約 (β)
- 平家は福原の宮に一夜を過ごしていました。秋の月が美しく、静かな夜に旅の疲れを感じながらも、翌朝には福原の宮を出発しました。人々は船に乗り、都を後にしましたが、名残惜しさが残りました。自然の音や景色が心に響き、感慨深いものでした。昨日は東関のふもとにいたのに、今日は西海の波の上にいるという変化に驚きました。船は静かに進み、都は遠く離れていきました。白い鳥の群れを見て、都鳥を思い出し、感慨にふけりました。7月15日に平家は都を離れました。
- pid
- 3571422
- date
- 1937-12
- note
- 商品番号 : 33514, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 国文朗読
- year
- 1937
- genre
- 文学作品の朗読、解説
- creators
- 島津 久基
- duration
- 214
- persName
- 島津 久基
- publisher
- コロムビア(戦前)
さるほどにへいけは ふくわらのきゅうりにして
いちやおぞわかされける
おりふしあきのつきは しものゆみはりなり
しんこくおやしずかにして たびねのとこのくさまくら
つゆもなみだにあらそいて ただもののみぞかなしき
あけぬれば ふくわらのだいりにひをかけて
しゅじょうをはじめまいらせて ひとびとみなおんふねにめす
みやこいでしほどこそなけれども これもなごりはおしかりけり
あまのたくものゆをけぶり おのえのしかのあかつきのこえ
なぎさなぎさにおするなみのおと そでにやどかるつきのかげ
ちぐさにすざくし しゅつのきりぎりす
すべてめにみみにふることの ひとつとしてあわれおもようし
こころをいたましめずということなし
きのうはとうかんのふもとに ふつばみをならべてゆうまんよき
きょうはさいかいのなみのうえに おもずなをといてひきせんよに
んかいちんちんとして せいてんすでにくれなんとす
ことにせきむせだてて ふきかいしょうにうかべり
きょくほのなみをあけ しょうにひかれてゆくふねは
あんてんのくもにさかのぼる ひかずふればみやこはさんせん
ほどをへだてて くもいのよそにぞなりにいける
はるばるきぬとおもいえとも ただすきせんものはなみだない
なみのうえにしろきとりの むれいろをみたまいては
かれならんありわらのなにがしの つみだがわにてことといけん
なもむつまじきみやこどり かなとあれない
ゆえいにねん ふみづきにじゅうごにちに へいけみやこちはてん