国文朗読:小原御幸(平家物語)

AI要約 (β)
この文章は、春から夏にかけての自然の移り変わりと、それに伴う感慨を描写しています。春の嵐や雪、つららが溶けていく様子から始まり、夏祭りが過ぎた後の青葉や花の名残を惜しむ情景が描かれています。さらに、古い建物や庭の草木、池の風景などが詳細に描かれ、自然の美しさと儚さが強調されています。最後に、桜の花びらが池に散り、波の花が咲く様子が詩的に表現されています。
pid
3571450
date
1938-05
note
商品番号 : 33515, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 国文朗読
year
1938
genre
文学作品の朗読、解説
creators
島津 久基
duration
200
persName
島津 久基
publisher
コロムビア(戦前)
かかりしほどにほは ぶんじにねんのはるのころ けんれいもんの おはらのかんきょのんすまい ごらんでまほしを ぼしめされけれども きさらぎあよいのほどは あらしはげしゅ よかんもいまだつきず みねのしらゆききえやらで たにのつららもうちとけず かくてはるすぎなつきたって きたまつりもすぎしかば ほうよをこめて おはらのおくえごこうなる とうやまにかかるしらくもは ちゅいにしはなのかたみになり あおばにみゆるこずいには はるのなごりぞおしまる ころはうずきはつかまりのことなれば なつぐさのしげみが すえをわけいらせたもんに かじめたるごこうなれば ごらんじなれたるかたもなく じんせきたえたるほども おぼしめししられてあわれなり にしのやまのふもとに いちうのみどあり すなはちじゃっこいんこれなり ふるつくりなせるせんすいこだち よしあるさまのところなり じらかやぶれてはきり ふだんのこうたきとぼそ おちてはつきじょうじゅうの とぼしびをかかぐとも かようのところやもうすべき にわのわかぐさしげりあい あおやじいとみだりつつ いけのうきぐさなみにただよい にしきをさらすかとあやまたる なかじまのまつにかかれる ふじなみの うらむらさきにさけるいろ あおばまじりのおそざくら はつはなよりもめずらしく きしのやまぶきさきにだれ やえだつくものたえまより やまほととぎすのひとこえも きみのみゆきをまちがうなり おおこれをいえいらんがって かくぞあそばされける いけみずにみぎわのさくら ちりしきて なみのはなこそさかり なりけれ