講演:支那事変一周年に際して(ニ)
- AI summary (β)
- この文章は、戦争における武力戦だけでなく、国民全体が様々な分野で戦争に従事する必要性を説いています。国家総動員法に基づき、国民全員が一致協力して戦争目的を達成するために最善を尽くすべきだと述べています。武力戦だけでなく経済戦においても勝利を目指し、国家全体の戦力を強化することが重要であると強調しています。
- pid
- 3572350
- date
- 1938-08
- note
- 商品番号 : A1007, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講演
- year
- 1938
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 板垣 征四郎[陸軍大臣中佐]
- duration
- 217
- persName
- 板垣 征四郎
- publisher
- コロムビア(戦前)
あるいは戦前戦等もありまして、武力戦はむしろ戦争の一部にすぎないともしても加減ではありません。
したがって多数の同胞諸君は、それぞれ武力以外の分野において戦争に従事しておられる次第でありまして、
この点においては、いわゆる十五にあるという考えは許されないものであります。
私は今日まで同胞閣議が出勢軍隊に対し示されている指摘し、
まずいわゆる十五の講演に対し、衆心より感謝を表するものであります。
同胞閣議は、さらに進んで自ら戦わなくてはならないということを私から申し上げたいのであります。
これすなわち、国家として近代戦を成功する上でありまして、
この国民的戦闘が完全に行われるとしては、本時事変の真の戦勝はいられないのであります。
他の国家総動員法は、すなわち戦場にあらざる国民の大部が通戦力闘すべき自信を与えたものでありまして、
この法律の規定するところを率先遵守することが相応しい最も国策の戦に沿い、
従ってまた近代戦に勝ちを制するの最小計であります。
法官大々にして、我が国の戦争継続の能力に対し、機関的な観察を出すものもあるようでありますが、
過去のもときは自由にあらずんだためにするものの現でありまして、
本日、総動員を強行いたしまして、資源、その他の統制を強化いたしますゆえんのものは、
今後、ますます国家全体の戦力を強強して、本時事変を十利に解決せんがためであります。
全国民一致協力して、この総動員を確実に遂行いたしますれば、
武力戦においてはもちろん、経済戦においても必勝の革新を求められます。
実に、総動員の実行によってもたらされたるものは、戦火によってあらかれたるところの廃墟ではなくして、
将来、帝国が大いにその復育を必要に、さらに国力を充実発展せんとする原動力の蓄積、
素晴らしい建設におかならんのであります。
しかして、国家総動員の内容はここに先立たんでありますが、
要するに、国民全部は近代戦の戦士であって、
従政奉政をきかがる戦場を築して、
老いも若きも、男も女も、ことごとくその最善を尽くして戦争目的の達成に
邁進する気も持っておるものと信じるものであります。