講演:支那事変一周年を迎えて(三)

AI summary (β)
この文章は、国民生活において不便や苦痛を避けることが重要であるが、同時に一大使命を自覚し、勇気を持って困難を克服する必要があると述べています。世間では現在の事変を過去の日清戦争や日露戦争と比較し、楽観視したり悲観したりする人がいるが、それは事変に対する認識不足によるものであると指摘しています。楽観も悲観もせず、自分の職務に全力を尽くせば、初期の目的を達成できると確信しています。海軍は各方面での作戦を重視し、戦火の拡大に努めるとともに、干渉を排除する準備も整えていると述べています。国民が海軍の働きを深く認識し、理解することを希望しています。
pid
3572355
date
1938-08
note
商品番号 : A1010, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 講演
year
1938
genre
講義、講演、演説
creators
米内 光政[海軍大臣大将]
duration
141
persName
米内 光政
publisher
コロムビア(戦前)
これがためには、国民生活上、人の不便苦痛を抑えるとものことも、 避けすぎはならないと思うのでありますが、 我らはよく、この一大使命を自覚し、あくまで兼任自給、 一難を征服するほどに、いよいよ勇気を百倍し、 もって広告みぞるの時間を克服して行かれば何もであります。 世人、ややもすれば、 今日事変を他の日清日露の行政域に比較し、 あるいは悪戯に楽観し、 あるいは一部には悲観するかのような言をなす者があるかもしれませんが、 これ、いずれも事変に対する認識不足が必ずことに起因するものと思うのであります。 悪戯に楽観することは不可でありますが、 豪の悲観する必要はないのであります。 広告しんとなり、 おのれのその職分に努力を邁進するならば、 必ずや初期の目的を作成するものと確信するものであります。 我が海軍におきましては、 戦国延びましたとおり、 各方面における作戦に重視いたしておるのでありまして、 今後、ますます積極的に戦火の拡大に努力をいたしますのと同時に、 常にいかなる干渉をも排除しおるの準備において、 十分の必要に期待であります。 この際、私は、 興奮のかつかたる戦火の限り、 目に見えない我が生海軍の偉大なる働きが進んでおる事実を、 国民一般が深く認識し、 かつ明記せられることを希望する次第であります。