演説:大命を拝して(上)
- AI summary (β)
- 要約:私は内閣総理大臣に就任しました。全国民に挨拶を申し上げます。戦争は第三年を迎え、着実に進展しています。これは将兵の奮闘と国民の熱意のおかげです。特に長期にわたり戦い続ける将兵に感謝し、戦死者に哀悼の意を表します。新内閣も前内閣の方針を引き継ぎ、目的達成に邁進します。困難な状況ですが、国家の力を結集して乗り越え、明るい未来を開くために努力します。
- pid
- 3572363
- date
- 1939-03
- note
- 商品番号 : A1016, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 演説
- year
- 1939
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 平沼 騏一郎
- duration
- 161
- persName
- 平沼 騏一郎
- publisher
- コロムビア(戦前)
私はこの重大事極に際しまして、計らず体面を這い、昨日内閣総理大臣の従任にあたることとあいなりました。
ここに座上を通じて全国民職人に親しく御挨拶の言葉を申し止めますることは、私の最も謹厚と致すところであります。
品字編は既に第三年を迎え、着々戦火を収めて、今や新しい階段に入りました。
これひとえに水の下、忠勇なる将兵所持の奮闘と、十五国民の熱誠によるものでありまして、誠に感激のほかありません。
ことに長期にわたり、各地に転戦し、戦の艱難を克服し、しかも連勝を重ねつつある我が将兵の方々に対しましては、心より感謝いたすとともに、五国の英霊に対しましては、深く哀悼の意を表する次第であります。
品字編に対処すべき帝国の方針は、賢くも政壇を仰ぎ立てまとめました、各国不動の者が損するのであります。
先の内閣は、これに基づいて諸般の施策を進めたのでありますが、新内閣におきましても、もちろんこの不動の方針に基づきまして、あくまで初期の目的達成に一路邁進するのみであります。
もとより自極の善とがいよいよ多難になるべきことは察するに固くないのでありますが、この難局を抱え、光明ある善とを開きまつるためには、国家のすべての力をこの目的間接に集中すべきは、現を待たざるところであります。
ご視聴ありがとうございました。