演説:大命を拝して(上)
- AI summary (β)
- 要約: 私は予期せぬ状況で皆さんの前に立つことになりました。帝国が重大な局面に直面している今、私がここに立つことは恐れ多いことです。しかし、私は誠心誠意を尽くして報告し、全国民の協力を求めたいと思います。現在の世界情勢は非常に複雑であり、帝国は重要な国際的地位を持っています。この状況に対処するためには、国民の一致団結が必要です。帝国の方針は東亜進出の確立であり、これに伴う国際環境の調整も重要です。政府は独自の立場を堅持し、協力者とは密に連携し、世界平和と人類文化の進歩に貢献します。しかし、帝国の使命を妨げる者には断固として対処します。
- pid
- 3572367
- date
- 1939-10
- note
- 商品番号 : A1020, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 演説
- year
- 1939
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 阿部 信行[総理陸軍大将]
- duration
- 157
- persName
- 阿部 信行
- publisher
- コロムビア(戦前)
諸君、負傷私はこのたび計らずの疎覚の体面を生えしました。
帝国が真に未曽の重大事極に局面している時にあたり、
千載百伏、私ごときが大けすることは、まことに恐怖起こすところを知らない次第であります。
この上は、ただただ一瞬を停止して、ひたすら報告の誠を尽くしたいと存じます。
ここに、ラジオを通して一言初心を述べ、全国民諸君のご協力を求めたいと思います。
諸君、今や世界の現状は、ますます複雑さに、点々極まりなく、
世界において極めて重要なる国際的地位を有する帝国は、
まさに既然たる一大鉄柱をもって、これにのどまではならぬ時に再開しておるのであります。
しかしながら、これに即すべき道はただ一つ。
すなわち、水の下、国民共和の協力のある一致団結により、
複雑時代、一を初心に埋中することであると、固く信じて疑うのであります。
事現処理に対する帝国の方針は、かねて各国不白のものがあり、
これに伴う東亜進出所の確立は、実に我が国不動の国策であり、
これがために、必要なる国際環境の調節も、また現下の喫緊事であります。
あらゆる方策は、すべてこの大使命遂行の目標に集中せらうのでなければならぬと思います。
政府といたしましては、もとよりあくまで独自の立場を堅実、
いやしくも帝国の使命を理解し、協力をおしまざる者に対しましては、これと協力し、
その交わりを密にして、ともに世界平和の確立、人類文化の進歩に貢献せんことをするのであります。
しかしながら、いやしくも帝国の使命達成を妨げ、帝国の俊道を阻まずとするが如き者がありますならば、
断固たる決意をもってこれに対処するのを、各国はこれを思っておるのであります。