国語の正しい発音(四)(アクセントと言葉調子)

AI要約 (β)
この文章は、声の調子やアクセントの変化について説明しています。具体的には、声の調子を変えずに話す場合と自然な調子で話す場合の違い、語句の強調によるアクセントの変化、語尾の調子を上げる例と下げる例、そして通常強調しない語句のアクセントの高さについて述べています。また、言葉の途中で調子を上げる例も紹介されています。全体を通じて、言葉の調子やアクセントがどのように変わるかを具体的な例を用いて説明しています。
pid
3572596
date
1937-04
note
商品番号 : S120, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 国語教材
year
1937
genre
教育・児童
creators
神保 格
duration
186
persName
神保 格
publisher
コロムビア(戦前)
声の調子に変化をつけないで言うと、 あなたも遊びにいらっしゃいませんか。 はい、ありがとう。すぐ参ります。 自然の言葉の調子で言うと、 あなたも遊びにいらっしゃいませんか。 はい、ありがとう。すぐ参ります。 アクセントの高いところは、 大概言葉上紙の高いところと一致します。 山に小さい木を5本植えました。 川のふちに石を並べました。 橋も架けました。 同じ文章でも、語句の強め方によって、 アクセントの高いところがはなはな高くなったり、 わずかに高くなったりします。 見ていただきます。 褒めてくださいました。 数えてごらんなさい。 桃を切ろうとしました。 体操強くなりました。 ついていきました。 けらいになりました。 許してやりました。 語尾の調子を下げる例。 お父さん、ただいま。 大粒の雨がパラパラ降り出しました。 とうとう亀がうさぎに勝ちました。 山の向こうは村だった。 明日はお天気だそうです。 語尾の調子を上げる例。 遊びにいらっしゃいませんか。 何の相談。 わんわん見に行ってちょうだい。 ご病人はどちらですか。 それは誰ですか。 同じように強める語句は、 アクセントの高いところが大抵同じくらいの高さになります。 広い野原で牛が鳴く。 雨が止みました。 通常強めて言わないことが多いため、 アクセントの高いところがあまり高くならない例。 歩いて行きます。 来ていらっしゃいます。 吹いてきます。 動いています。 ホタルを呼ぶ声がします。 箱を探してきました。 見ていただきます。 みんなでやってごらんなさい。 時期二年生ではありませんか。 言葉の途中で調子を上げる例。 もし空気がなかったら、 我々は一刻も生きていられません。 こう考えると、 物に値段があるのは、 一つには我々がそのものを欲しがるということと、 今一つにはそのものが得難いということが原因になっていることがわかります。