精神教育資料 提督の最期(四)
- AI要約 (β)
- 要約: 流爆が続く中、天津車へ向かう船は潮風と砂糖のような状況でした。駆逐艦〇〇は減速し、消火活動に尽力し、戦友を救おうと必死でした。船の焼死と熱流の中でも、乗組員たちは礼儀正しく行動し、防御甲板にある御神影を守り続けました。最終的に、全員退去の決定が山口司令官に報告され、艦隊司令部にも伝えられました。深夜の東太平洋で、機械室や釜室の戦友を救おうとする努力が続けられましたが、厚い煙に阻まれました。最終命令が発せられ、総員が飛行艦舶に集合しました。彼らの顔は油と汗で黒く汚れていましたが、誰も失望していませんでした。
- pid
- 3573238
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : 100743, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
- year
- 0
- genre
- 文学作品以外の朗読、解説
- creators
- 大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
- duration
- 217
- persName
- 大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
- publisher
- ニッチク
流爆はなおも続き、天津車へ前艦の日は潮風を合わせて砂糖を舐めんばかりでありました。
この中にあって船の下減速には、大胆にも駆逐艦〇〇がその減速をタイト横付けにしていました。
主に消火にあたり、師匠の戦友を抱え撃つなど必死となって協力いたしたのであります。
それはちょうど猛火の中に親子を愛用し愛呼ぶがおとき有様であり、船の焼死をして熱流を震わせたのでありました。
この間にあってなお騒がず乱れず、数名の焼死の歩み禁煙にして一挙一動礼儀正しきは何事かと見えました。
それは防御甲板株の法案室に鉄壁、鉄心をもって法案し参らせてある御神影を奉仙し建まつる姿だったのであります。
一員がうやうやしく奉仙箱に移してきています。
身をもって鹿と背に追い、ひとまず前艦版に法案申し上げ、さらに命によって駆逐艦に移し参らせたのであります。
陛下の御船たり御船今ここに御神影の御遺像を領出し、死んだ全員の努力もなお忠誠にさらざるを得なかったと、
周遊の深みな恐れをもって悲憤の涙は抑えぬとして抑えなかった。
各艦長は今や総員退去のやむなしと判断いたしました。
その決意を山口司令官に報告いたしました。
司令官もこれに同意され、この旨を艦隊司令部に報告せよと命じられました。
この報告は一旦付近にあった駆逐艦に海中電灯のかすかな光によって伝えられ、さらに艦隊司令部に伝えられました。
時に東太平洋の夜はすでに深かったのであります。
この時、なおも機械室、釜室にある戦友に対する決死の救出作用は依然として続けられておりました。
厚い煙に阻まれまして、今は万策全く突き果ててしまいました。
戦友たちがこもごも声をかぎりに熱霊を込めて呼びましたが、
轟々と渦巻き昇る噴煙がその表を打ってくるのみでありました。
総員飛行艦舶に集まれ、飛行艦舶に集合、ついに最後の命令は発せられました。
裂けるような豪敵の伝令、喉も破れて出ぬ声を振り絞りながらその命令はたちまち全部署に伝えられました。
総員の集まりました飛行艦舶は裸も坂のように霞み、亀裂、凹凸、断根で三段目も当てられのありさまでありました。
また集合した総員の顔という顔は、終日の風船を物語る油と汗で黒くまみれておりましたが、
どの目も乱々と腹筒の繊維に萌え輝いて、一人として失望落散の気配すら疑われません。