戰捷第一次祝賀國民大會 戰況報告(三)
- AI要約 (β)
- この文章は、戦時中の日本の少年航空兵たちの勇敢な行動を描写しています。ある時、襲撃を終えた飛行機が着陸した際、操縦していた少年航空兵が重傷を負いながらも飛行機を帰還させたことが述べられています。医官はこれを「魂が操縦した」と評価しました。また、マレー海戦でのエピソードでは、激しい弾幕の中を突き進む少年航空兵たちの勇敢さが強調されています。彼らは敵の目が見えるほど接近し、母親の姿を思い浮かべながら戦い続けました。これらのエピソードは、少年航空兵たちの勇気と献身を示しています。
- pid
- 3573639
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-328, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
- year
- 0
- genre
- 文学作品以外の朗読、解説
- creators
- 大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
- duration
- 174
- persName
- 大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
- publisher
- コロムビア
またある時には、襲撃を終わりました時の飛行機が着陸いたしましたが、どうも着陸の具合がおかしいと思って指揮官が急いでその場に駆けつけますと、
その飛行機の中は大傷を受けた少年航空兵が、すでに多量の出血の後、こと切れており、
軍医官はこれを見ました。医学上、この状態で飛行機が帰ってくるわけがない。
どうしても実質が通らない、そう申します。
しかし医官は、これは肉体が操縦したのでなくて、魂が操縦した。
魂の操縦と解決をしていたのです。
また、マレーの海戦におきまして、
プリンス・オブ・ウェルスが1分間6万発の弾幕を張って、
そこまでくれば必ず飛行機は逃げ返ると思って安心しておりますときに、
我が航空隊はこの弾幕の中へさらに突っ込んでまいりました。
約束が違うと思いましたので、36弾値の巨砲を撃ち始めました。
これは実に世界海部役以来初めてのことであります。
その36弾値の巨砲が飛行機の周りに飛んでまいりますが、
それでも彼ら少年航空兵たちは頬を真っ赤に染めながら、
勇敢にもその弾幕の中へ突っ込んでまいります。
そのときにある少年航空兵の実感によりますと、
自分は弾がいつ来たかは知りませんでした。
ただ標準望遠鏡をじっと睨んだまま突っ込んでいきましたが、
そのうちに青い目玉が見えてきました。
プリウス・オブ・ウェルスに乗っている水兵の青い目玉が見えるところまで突っ込んでいました。
またある一人の少年航空兵は、
プリウス・オブ・ウェルスが見えて、弾はどんどん飛んでくる。
しかしまだ敵があるんだと。
敵のある間は自分は倒れてはならないと教えられたと、
その弾の中へ突っ込んでいきました。
そのプリウス・オブ・ウェルスと重なって、
自分の村の真珠のお宮にお参りをし、
自分の文章記憶を祈っていただける母の姿が見えたと言っております。
実に生死の間際に母の姿がその少年航空兵をして、
勇ましくも弾幕の中へ突っ込む勇気を与えたのでありました。